ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

セイヨウミツバチから

2018年05月31日 | 生き物 自然


セイヨウミツバチだが弱ってるのかじっとして動かない。そう言えば最近、ハチが弱って路上に落ちているのをよく見かける。これは何か大きなな変動の最初の小さな変化だろうか。ハチが死滅して植物が受粉できなくなり、その後には荒涼とした風景が広がる。よくあるSFの世界だが、もし本当にそんなことが起こるとすれば、真っ先に変化を知らせるのはムシだろう。それも希少種ではなく普段から見かける普通にいる虫達。

と、セイヨウミツバチでいろいろ想像をめぐらした。
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ゲロゲロの普通

2018年05月29日 | Weblog


ゲロゲロがある店でカレーを注文した時、ビールを飲もうと思って頼んだら無いと言われた、と不満そうに言った。おかしいその店にはビールはあるはずなのにと思い、どういう風に言ったのか聞くと、酒はありますか?と聞いたと言う。酒だったら近くに酒蔵がいくつかあるのでそちらで飲めばとも言われたと聞いた時、完全に酒=日本酒と間違われていることに気付いた。要するに聞き方が悪かったわけだが、本人はそのことに関して全く認識できていない。盛んに店がおかしいというばかり。本人曰く、普通酒って言えばアルコール一般でしょ。それよりは普通はビールって言うだろう、だが、本人の普通が世間一般の普通であると疑わないゲロゲロが、この先も同じようなことを繰り返し、その都度おかしいと不満を言い続けるだろうことは容易に想像できる。
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ヨコヅナサシガメ

2018年05月28日 | 生き物 自然


外来種ですっかり定着のヨコヅナサシガメ。南方性で昔はこの辺にはいなかったが、生息域は徐々に拡大。横綱という名前から分かるようにサシガメの中では最大級。これは家の外壁にいたものでそこまでは大きくなかった。縞模様と艶、海洋堂かと思うくらいの作り物感だ。
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長屋に無用庇

2018年05月27日 | トマソン


この建物自体もちょっと変わった長屋のような造りで目を引くのだが、注目すべきはこの庇。



チープな造りだが「無用庇」となっている。
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油絵のような家

2018年05月26日 | トマソン


見る度に凄いと思ってしまう家。描く前から油絵だ。しかも全体というのがこれまた凄い。



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読書体験

2018年05月25日 | Weblog


この前国の調査で、中学生だか高校生の一年間の読書数ゼロがナン十パーセントといるとかそんな結果が報告されてたが、自分自身そうだったので特別驚きもなかった。確か高校三年間で読んだ本は数冊だったのではないか。読んだ本も家にあった兎に角短い小説で、当然のこと面白いと思ったことは一度もなかった。一冊だけ覚えてるのは「野菊の墓」、これは自分で買ったのかもしれない。これも兎に角薄かった。父親からはうるさく読書をしろと言われていたにも拘わらずのこの貧弱な読書体験。

結局、自ら興味を持たないと身につかないという典型なのだが、それが始まったのは大学生20歳の頃。きっかけは遠藤周作のエッセイだったと思う。それを機にいろんな作家に興味を持ち、次から次と読むようになり読書は習慣化した。そんなのが十年くらいは続いたと思う。

そして次の段階。ちょっと難しいと言われる長編小説の世界に足を踏み込んだ。まずはトーマス・マンの「魔の山」。かなり感動して調子に乗って次は、世界で一番有名で一番読まれてないと言われるプルーストの「失われた時を求めて」。文庫本が月一(全十巻)で発行されるのに合わせて読んだ。多分あの時だから読めたと思うが、読み切ったことを含めかなり感動した。その後長編ではないがカフカに興味を持ち一通り読み、日本の作家志賀直哉や大岡昇平などを改めて読んだりと続き、徐々に読む頻度は低くなり現在に至る、といったところである。

ということでマイオールタイムベストテンには、間違いなくトーマス・マン「魔の山」プルースト「失われた時を求めて」カフカ「城」志賀直哉「暗夜行路」大岡昇平「レイテ戦記」は入る。

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拙い対応

2018年05月24日 | Weblog


それにしても日大の対応は、後手後手の火に油を注ぐ拙い対応の見本のようなものだ。チーム安倍を見習って困った時は外交(その実唯のバラマキ)というわけにもいかないところが辛いところ。まあ具体的な指示ではなく忖度という点では似たような構造である。
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ツバメ

2018年05月22日 | 生き物 自然


今年もツバメは来てるのだが、どうやら昨日今日で雛が孵ったようだ。孵ると卵の殻が落とされるのですぐ分かる。これからが糞攻撃の本番である。幸いなことに第一陣の巣は、糞を処理しやすいところのものなので(候補地は四カ所ある)有難い。これから三週間ほどで巣立ちである。
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ロック親爺

2018年05月21日 | Weblog


先日松本で、知り合いのほぼ同世代年下と電車でばったり。当然何しに?ということになり聞くと、草間彌生展を見に来たという。こちらの反応としては「嘘!」である。どう見ても(外見上)そういうのに興味があるとは思えない。見かけは田舎のおっさんそのものなのだ。今までの認識は冴えない唯の酒好きのおっさんであった。更に聞くと、年に数回は松本市美術館に通ってるらしい。人は見かけによらないというのはこのことだ。

そして更に驚いたのは、本人無類のロック好きという事実。ビートルズから始まりピンクフロイドなどのプログレッシブにはまり、それからハードロックと完全なるロック親爺であったのだ。ソフト関係に二三千万つぎ込んだと聞いた時には、思わず座席から転げ落ちそうになった。バブルの頃に稼いだ金を殆ど自分の趣味につぎ込んだらしい。そして今でもロックが好きでしようがないということだった。外見どう見ても演歌親爺なのだが、本当、人は見かけによらないものである。
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レアモノとナミモノ

2018年05月20日 | 生き物 自然


被写体にはレアモノとナミモノがあり、当然レアモノの方が被写体としての価値は上で撮る方もより嬉しい。一種の宝探しみたいなものだ。この時期は絶対数が少なく自然とナミモノが多くなる。そんな正しいナミモノ三種。







上からヤマキマダラヒカゲ、ベニシジミ、シオカラトンボ。しかし、こんなのがずっとナミと言える状態はそれはそれで貴重であると思う。おまけにちょっとレアモノのシロトホシテントウ。

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逸品消滅

2018年05月19日 | トマソン


五月三日に紹介したこの逸品、あっという間に消滅してしまった。正確には目に触れられる期間が一瞬で、存在自体は結構前からだったと思われる。いずれにしろ記録しておいて良かった(何の役にも立たないが)。唯「無用庇」は残せざるを得なかったようだ。

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散らす前の蜘蛛の子

2018年05月18日 | 生き物 自然


見ての通り。
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カエルをレスキュー

2018年05月17日 | 生き物 自然


やっと天気に恵まれた蓼科。毎年楽しみにしているヒメギフは完全に時期後れ(本来は四月終わりから五月初め)だったが、それでも殆ど黄色が消えて白っぽくなった褪せたヒメギフを一頭目撃。去年は目撃すらなかったので今年はこれで良しとする。

その後別荘地帯を歩いていると、アスファルトの上でへばってるカエルを発見。夏を思わせる天気でアスファルトは灼熱地獄、あっという間に干からびてしまう。実際アスファルト上にカエルの干物はよく見る。渡らなければ、と思うのだが、水場に移動するときに横断せざる得なくいざ出たらあまりの熱さに干物化ということなのだろう。忍びないので、葉っぱでそっとつかみ水溜まりに移動した。動きも弱かったので生き延びるかどうかは分からない。



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ファミレスコーヒー

2018年05月15日 | Weblog


最近はファミレスでもコンビニ方式のコーヒーで、淹れる直前に豆を挽く全自動コーヒーマシンを使ってる。当然以前の溜め沸かしに比べれば美味くなったのだろうが、そんな相対的な比較ではなく純粋に美味いかどうかと言われれば決して美味くはない。豆自体が美味くないのだから当然だ。あまり質の良くない豆を大量に買い付け使ってるのだろうが、ドリンクバーで出すものに質を求めるのも筋違いという気がする。味的にはコンビニも同じだが値段が値段だから。そう考えるとスターバックスはもうちょっと美味くていい筈だ、と思う。
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シャモニー

2018年05月14日 | Weblog


偶々見たBSでやっていた番組が、ヨーロッパトレッキング紀行(初めて見る)というもので、今回はフランスのシャモニーだった。モンブランの基地的街は、所謂イメージするヨーロッパアルプスの街そのものだ。マムートショップは確認できた。実際モンブランに登った友人がいたが、確かまずはシャモニーに泊ったと言っていた。そしてホテルのレストランでチーズフォンデュを食べたが、どうにも匂いが駄目だったというようなことを言っていた。チーズの匂いではなく違う何かだが、それが何かが分からないとも言っていた。チーズフォンデュの匂いがどうのというのは、チーズ嫌い以外であまり聞いたことがない。考えられるのはキルシュワッサーの匂い。サクランボのブランデーを風味付けで使うから、それくらいしか思いつかない。当人はその辺りに詳しくないので飽くまでも想像だが。

と、シャモニーでそんなことを思い出した。それから番組内に登場した山小屋に止まっていた車がスズキジムニーだったのは驚き。フランス辺りでも使われてるとは思わなかった。
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