一枚目が庭の蛹で二枚目は川沿いの手すりに付いてたもの。この時期至る所にツマグロヒョウモンの蛹がある。食草のスミレ類が多いからなのだが、これは二十年前には見られなかった光景だ。
イモムシ（コガネムシ系の）がアンツーカーの上をくねくねと結構な速さで移動していた。でもビジュアルがちょっとおかしい。よく見ると裏返っていたのだ。取り敢えず草むらに移した。
64ギガのSDカードを保存用を兼ねカメラで使っていたのだが、パソコンに抜き差ししていたらプラスチックの部分が欠けて次に金属部分もかけて使えなくなった。その前に何とかデータはパソコンに全て移動したから良かったが、ぎりぎりセーフという感じだ。入ってたデータは6ギガほどだった。全体の十分の一だ。保存用にするのだったら、頻繁に出し入れするカメラに入れずそれ専用にした方が良さそうだ、大容量のSDカードは。
庭に来るアカトンボは梅の木に止まるものが多い。餌となる蚊を狙いやすいとか、止まりやすいとか、風通しが良いとか、いろんな理由があるのだろう。上からアキアカネ（最も普通）ノシメトンボ（次に普通）そしてナツアカネ（庭で見るのは初めて）。
ブラッドピット主演の「ブレット．トレイン」を映画館で見る。日本の新幹線が舞台でいろんな殺し屋が登場する話で、またどんなへんてこりんな日本が登場するかという興味もあり見たのだが、目まぐるしく展開する画面と錯綜する人間関係についてこられたら面白く見られる。十分楽しめる娯楽作品だ。それにしてもテンポは速い。印象としてはタランティーノを倍速にしたような感じ。へんてこな日本はあまりなかった。唯、真田広之の日本語が聞き取り難かった。これは自分の耳の問題かもしれない。
この時期マダラヤンマの姿を確認しないと落ち着かない。嘗ての多産地域が、葦を大幅に刈ったことにより消えてしまいその後の推移を心配したが、どうやら生き延びていて今年もほっと一安心。しかし数は少ない。
台風は、明け方ちょっと強めに雨を降らした程度で抜けていった。風も大したことなかった。しかし、夏も一緒に持ってったらしく一気に秋の様相。今日は寒いくらい。
樋に止まっているタカネトンボとツツジに止まっているオオアオイトトンボ。どちらも過去十年で一度、滝つぼビオトープで羽化したことがあるが、頻繁に来るトンボではない。好みは両方とも日陰っぽいところ。
今使ってるリモコンの電源ボタンの反応が悪く、今の内に新しいリモコンを用意しようと汎用リモコンを買うことにした。十社近くのメーカーに対応したもので価格も1000円ちょっと（純正はすでになく中古で3000円）。一応家のテレビのメーカー（大手ではない）にも対応してることは確認済み。早速来たものを使ってみる。まずは、それぞれのメーカーに合わせるために初期設定のようなことをしないといけない。ところが指示通りにやってみるが全く反応しない。何回か同じ作業をしても駄目。そこで試しに他社の番号でやってみると、二社目の番号で使えるようになった。何だか割り切れないが動けば良し、と。
そしていろいろなボタンを確かめてみると、テレビの番号はその通りなのだが、他の機能のボタンがめちゃくちゃ。例えば、BSから地デジに変えるのは音量ボタンのプラスとか（逆は見つからない）、Cというボタンは音量のマイナス機能（これも逆は見つからない）とか、あってるものが一つもない（無反応のボタンもいくつか）。電源は入力切替ボタンだった。反応は良いからこれも良しとしよう。それにしてもこういうものなのだろうか。
プリンターが壊れたのは新しいインク（汎用）を買った時なので、その新しいインクは全て使えないことになる。わざわざ廃棄用を買ったようなものだ。残ってたインクと合わせてニ十本近く。汎用タイプで安いとはいえ3000円ほどどぶに捨てたようなものだ。
川沿いを下って撮ったトンボ二種。場所は数十メートル違い。上がミヤマサナエ（普通種）で下がメガネサナエ（絶滅危惧種）。肉眼だとよく似てて区別できず、写真に撮って初めてどちらか分かる。この時期、産卵場所の川で見ることができる。
新聞に、近所の美味しい大衆食堂の主人の訃報が載っていて「ああ亡くなったか」と思ったら、今度はテレビでゴダールの死を知る。こちらは齢も齢なのであまり驚きはないが、好きな監督でもあったので残念ではある。
そこでゴダールは結構見てるはずだと思ってフィルモグラフィで確認してみると、二十七八本で全体の半分も行ってなかった。多作な作家である。しかし、見た中でも毎回必ず寝てしまう作品などもあり全てが合ったわけではなくいろいろである。その中でも好きな作品「ウイークエンド」はDVDで買い今でも見たりする。本人が死んでも作品は残るから、芸術は死なずということで監督も生き続けるわけだ。
家の前の、祭り用の灯篭の明り取りに使っているコードに止まっていたウラギンヒョウモン。このままここが塒となる。山方面に行けば普通に多くいるが、平地であるこの周辺ではそんなに多くない。平地に多いのはツマグロヒョウモン。今年も幼虫が庭のスミレをむさぼっていた。
