ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

TMT

2015年10月20日 | Weblog




TMTと聞いてピンと来る人はほとんどいないと思う。個人的にも全く知らなかったが、ハワイのすばる望遠鏡の近くに作っている世界最大の反射望遠鏡(直径30メートル)のことなのだ。そのレンズ(研磨はキャノン)を作ってるのが、神奈川の中小企業オハラという会社だ。レンズの膨張が正確さに影響するので如何にそれを押さえるかが最重要課題で、そこは、逆に収縮するある物質の結晶を混ぜる事によってその問題を解決した。その開発に3年とか。ここに限らず光学系だと三鷹光器とか、スーパーカミオカンデの光電管の浜松ホトニクスとか、中小企業だが独自の技術を持った優れた会社がいくつかある。こういうものに関しては、素直に日本のものづくりの優れた点であると思う。

あとTMTは国際協力で、アメリカ、カナダ残りはインド中国。アメリカカナダは分かるが、後の二カ国は金にならないこんなものに協力するのかと意外であった。
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川の住人

2015年10月19日 | 生き物 自然




夏場にメガネサナエが発生する川にぽかんと浮いたカメ、どうせ外来種だろと思ったら、やはりミシシッピアカミミガメだった。自然界で見かけるカメの殆どはこれだ。全く増えたものである。で、気になったのはそのカメではなく周りの川底なのだ。何だか無数の筋ができている。こういうのは何かが這った跡なのだが、大体は貝がその犯人。そこでよく見るといました、その犯人が。






まずは魚と一緒に。この魚も種類は分からないがこの川ではレギュラー。





そしてアップ。元々いるのだが、今年はやけにその数が多いのだ。


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Yの興奮とコンセプチュアルアート

2015年10月18日 | 芸術




この前地元で「松澤宥を語る会」というのが催された。日本のコンセプチュアルアートの第一人者として知る人ぞ知るの孤高の芸術家だが、地元での認知度が今ひとつという意味を込めての語る会であった。会が開かれることを知ったゲロゲロYは、えらく興奮してやってきた。その時点ではこちらも知らなくて、そんな会をやるんだという程度の認識だった。明らかな温度差。

Yは、自分が少しでも関心のある芸術関係のイベントがあると、そこへ行くと何かが自分に生まれる、という、基本的には他力本願な願望(幻想)があり、それだけで興奮してしまうのだ。アスペだから仕様がない、とも言えるが、そんな姿を毎度毎度見させられるこちらとしては、もう結構という気分になるのは致し方あるまい。若い時ならいざ知らず、というのが正直なところである。同じテンションで告知のためにもう二軒訪問したことも知っている。ある時点で単なる迷惑となるのは間違いない。
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不正問題

2015年10月17日 | Weblog




旭化成の杭工事不正は、会社の体質ではなく個人的な犯罪の可能性もありそうだが、東芝といい東洋ゴムといい、所謂一流企業の情けない姿を見ると、とてもVWを笑えなくなってくる。人のふり見て我がふり直せ、或いはもって他山の石となす、はたまた反面教師、とこういう状況の時に思い浮かぶ言葉は幾つかある。しかし、企業倫理というのはどの程度まで信じられるのか、個人の集合体として見ると、それほど信用できなさそうにも感じるのは致し方ないか。日本人は素晴らしいなどと言って陶酔する前に、まずは自分を見直せということだろう。
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コスズメ

2015年10月16日 | 生き物 自然




昨日の夜、庭の蔦で発見した大きなイモムシ(6センチほど)は、見た瞬間このフォルムでスズメガ系であることは分かった。そう言えば最近、蔦の葉に糞らしきものが落ちていて、何故だろうとは思っていた。その犯人がこれだったのだ。今日調べてみると、どうやらコスズメのようだ。今頃幼虫で、直ぐ冬になるのに大丈夫かと思うところだが、この時期のものは蛹で越冬するらしいから心配無用。どうにか蛹を確認したいところだ。こんな大きなものでも今まで気付かなかったので、蛹の発見も難易度は高そうだ。
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秋の風景

2015年10月15日 | 生き物 自然





秋ダス。トンボも殆ど終了の雰囲気。少ない少ないと何度も書いてきたが、今年のような暑い夏が突然来て、残暑もなくいきなり長雨から秋という気候の変化が極端な年は、虫そのものの数が少ないらしい。但し、これもきっちり観察してのことというより印象らしいので本当のことは分からない。





トンボはアキアカネの連結が少々と、あとはこのオツネントンボが目立つ。このトンボが目立つようになると秋、なのである。多分、このまま冬を越すのであろう。同じく、冬を越すであろうものがこのキタテハ。





冬越しのために今はせっせと栄養を蓄えているのだと思う。コアオハナムグリも越冬組か?




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ウィンドウズ10の秘密

2015年10月13日 | Weblog




ウィンドウズ10にして以来、ネットを開くと矢鱈とスクリプトエラー表示が出るようになった。「実行し続けますか表示」の「はい」を押してそれで終わる時もあるが、延々と出続けて結局見られないという事態もしばしば。これがウィンドウズ10にしたから起こった症状なのかは分からないが、その他でも特別良くなったと実感する程のものはない。前のままで良かったというのが正直なところだ。ユーザーのためというより、マイクロソフト側が情報を集めたいため(アメリカ政府のために)のものという説があるが(いま自分で考えた)、結構本当だったりして。
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ラグビー

2015年10月12日 | Weblog





ラグビー日本代表はアメリカにも勝ち3勝、しかし敗退。過去のWCでは1勝しかしてないし、しかも今回は南アフリカに勝利などと歴史的な勝ちもあるわけだから、これはベストエイト以上の価値があるのではないか。日本人じゃない選手が多いとなどとネトウヨなどに言われたりするが、そういう偏狭なナショナリストの意見は気にする必要はない、と語るほどラグビーは見てなかった。いずれにしろ、随分強くなったとは思う。
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ザトウムシ

2015年10月11日 | Weblog




昔はこれを「幽霊グモ」と呼んでいた。捕まえては足を取り、その取られた足が動くのを見て喜んでいたという子供の頃の体験がある。当然蜘蛛の仲間だと思っていたが、「ザトウムシ」(座頭虫)という違う虫だと知ったのはずっと後のこと。漢字を見るとなるほどと思える。世間的には気持ち悪いムシということになるのだろう。確かに、ユラユラ歩いている姿は、清々しいとは言えない。


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ミヤマアカネ

2015年10月10日 | 生き物 自然




この前撮った赤とんぼ、ミヤマアカネ。何度も書いてるが、今年の赤とんぼ(主にアキアカネ)の少なさは異常だ。ミヤマアカネは元々少ないので特別そういう印象はないが、この時期だったら市街地にも普通にいるアキアカネがとにかく少ないのである。一体、どうなってしまったのか。

そう言えば日本対シリア、3-0で勝ったんだった。チームでは出番のない本田がまたそこそこ活躍。同じくチームでは放出要員の長友も先発。先のこと考えると、この二人がいない方が良いのだが、現時点では代わりがいないというか、勝ちを優先ということなのだろう。
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ハルキニスト

2015年10月09日 | Weblog




ハルキニストはノーベル文学賞がほしくてたまらないらしい。ノーベル賞に「文学賞」「平和賞」はいらないと思う人間からすると、かなり滑稽。それに、ノーベル賞を取ったからといって文学的価値があがるわけでもないだろうに、そんなに泊が欲しいのか。ハロウィンのように、ただイベントとしてのきっかけが欲しいだけのこと、という説もチラホラあるが、ハロウィンと同じく鬱陶しいことである。
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なんちゃって登山コース

2015年10月08日 | 生き物 自然

家から歩いていける登山コース(単なるハイキングコースだが大仰に登山カード入れまで用意されてるので)を行く。上り8キロ、下り6キロのコースだ(往復ではなく帰りは隣町に降りる)。途中、砂防ダムの工事をしていているので、ダンプが通るという、とてもハイキングコースとは言えない雰囲気。しかも、その場所が去年初めてミルンヤンマを発見したところ。これでもう見られなくなるだろう。人知れず姿を消すミルンヤンマ、しかと記憶に留めたでござる。





そこまでは道も拡張してるので、新たにU字溝が敷設されている。そこを覗くと、脱出できないゴミムシの仲間(多分)が一杯いた。ちょっとしたゴミムシトラップである。





ハサミムシの仲間もいたが、これはきっちり壁を掴んでいたのでずり落ちることはなかった。足の構造が微妙に違うのか。





途中、一際目立つ紫の花が目に入った。これはひょっとしてトリカブトか。ふむふむ、簡単に毒も入手できるわけだ。





トリカブトがあったところは道から外れた防火帯で、頂上までのショートカットで直攀を試みた所。しかしこの判断はどうだったのだろう。確かに距離はだいぶ短かくなったがその坂のきついこと。滑れば確実に一番下まで落ちる。足に対する負担も相当だった。この部分だけ見れば立派な登山であった。そして何とか頂上に到達。標高たったの1365メートル。


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ジョロウグモの季節

2015年10月06日 | 生き物 自然




このジョロウグモが目につくようになると、秋だねえということになる。餌となった獲物は、翅を見るとトンボのようだ。体は完全にバラバラ状態。これだけのものを食べてれば大きくなるわけだ。これも胴体だけで3センチほどあった。


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ライブ体験

2015年10月05日 | Weblog




T君が知り合いのライブに行かないかということで、急遽行くことになった。一応ロック、らしい。ライブ会場は、T君のカフェからすぐの、最近オープンしたライブができるカフェ?。そのグループは21時開演で、十五分前くらいに店内に入ると、外は人っ子一人いない静寂の世界なのだが、中は人でムンムンしていた。中心は十代二十代。一体どこから湧いてくるのか、というのが正直な感想。完全に場違いな感じだ。会場が暗いから目立たないのが救い。

演奏が始まると、舞台正面の聴衆はリズムに合わせて飛び跳ねる。ねぶたか!実際、彼らにとっては思う存分陶酔できるお祭りなのだろう。これは、どんなライブにも共通することで、如何に陶酔できるかが一番のポイントなのかと思う。ギターの音も直接体に響き、祭りの太鼓と同じ効果がある。音楽性がどうのというより、音の大きさが重要だ。しかし、T君のところで持ち込みのサンセールを飲んでいた私は、音が体に効き体がしびれるというより疲れる。三曲くらい聴いたところで限界を感じ退散。ライブは体力を使う(陶酔体質だったら問題ないが)。

こうして、まず起こりえないような珍しいライブ体験は終了したのであった。
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ワインの値段

2015年10月04日 | Weblog




白ワインセットで半分飲んだところでの個人的値つけ。グラーヴ2700円アルザスリースリング2200円オートコートドニュイ1000円、この値段だったら文句はないという意味なのだが、全体では思ったより良いという評価となる、今のところ。オートコートドニュイだけがイマイチという結果だ。でもこのくらいの味の日本のワインだと平気で3000円くらいしたりするから、基準をそこに置くとこれでも益しと言えるかもしれない。要するに、日本のワインで価格相応と思うものに未だに出会ったことがないという話にもなるのだが、そういう値段なのでいろいろ試そうとも思わないので、印象が変わることもない。今は日本のワインも相当多いので、値段はそこそこで結構いけるワインもあるのだろうか。
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