現在掘り炬燵の種火はオガ炭(おがくずを固めて炭にしたもの)と豆炭を使ってるが、マングローブの炭が値段も安く使えるかもしれないという情報を得て早速売ってるホームセンターに行って見た。通称ボーイジョージ(彼のヒットソングと同じ名前)。そのホームセンターは滅多に行かないところで、売り場の構成も頭には入ってないので暫くうろつき、やっと炭コーナーを見つけた(聞こうにも店員さんが見当たらない)。オガ炭とマングローブ炭が置いてあった。しかし注目すべきはマングローブ炭ではなくオガ炭だった。ネットで買ってるものより大分安かった。次回からはここだ、と決め今回は予定通りマングローブ炭を買った。値段はオガ炭よりちょっと安いというレベル。肝心の質は、ちょっとすかすかでオガ炭に軍配が上がる結果となった。豆炭とオガ炭が鉄壁コンビということだ。
いつものスーパーで買ったイチゴが明らかにおかしかった。腐ったとか熟したとかそういう状態ではなく、見かけは普通なのだが中がぶよぶよしているのだ。細胞が破壊されてる状態なのだが、これは一旦凍ったものが溶けた時の症状。配送中の朝、マイナス11℃の中、多分外にちょっとの間置いていて凍ったのだろう。という訳で人生初めて交換の為にスーパーに行った。過去イチゴに関しては、黴ていたとか熟しすぎてぐちゅぐちゅだったりとかいろいろあったが、その時は自分のチェックが甘かったと交換しようとは思わなかった。しかし今回は見た目では全く分からなかった。
という訳で初のクレーマーとしてスーパーに行き(やはり気は進まない)、カウンターで今回のことを告げると、暫くして責任者が来てすでに手にはイチゴが。つまり向こうも今回の一件は理解していたのだ。すでに三件ほど同じことがあったらしい。しかし置いてあったイチゴはそんなものではない。ということは他の人たちはそのまま何もしてないということなのだ。あのぶよぶよのイチゴを普通に食べたのだろうか。
最高気温マイナス4℃の中諏訪湖畔を歩いた(結局トータル12キロも)。諏訪湖は風が強かったので朝マイナス11℃になったのにも拘らず全く凍ってない(翌日全面結氷)。いつものところにはコハクチョウが。以前餌付けしてた時は百羽近くいたが今は十数羽。今日は白鳥も寒そう。
そしてそこから数十メートル歩いて行くと、前方の街灯の上にトンビのような鳥が止まっていた。トンビよりはちょっと小太りだが、この手の猛禽類は大体トンビに見える(実際99パーセントはトンビ)。それにしてもこの小太り、近づいても逃げない。三メートルくらいの至近距離でも結局逃げなかった。こんなこともあるのか。その後写真で確認すると、トンビではなくノスリ(多分)だと分かった。ポイントは足の色(黄色)と小太りなところ。トンビ以外の猛禽類に合うと何故か得した気分になるが、今回も勿論そんな気分だった。
今までの賞味期限切れ記録(ちゃんと食べられたもの)は三年ほどだったが、今回はその記録を大幅に超えた。2010年の1月だから丁度13年だ。賞味期限切れ13年、ちょっと凄い。それが何かというと味噌だ。ずっと冷蔵庫にあったもので何故か廃棄されてこなかった。それでとうとう処分しようと試しに封を開け味見してみた。見かけは信州みそが八丁味噌になっていたくらいの変化。食べてみると超熟成の味噌の味だった。変な味はしない。ということでその後は味噌汁として使っている。
その味噌汁だが、最近は簡単なインスタント味噌汁のような手軽さで作っている。生の味噌を適量容器に入れ、そこに鰹節を適量入れ後はお湯を注いで味噌を溶かすだけ。これで十分美味い味噌汁ができることを知った。沸騰させないので味噌の風味が生きている。そんな味噌汁には熟成した13年物がぴったりだ。具が欲しい人向きではないが刻み葱で十分と言う人にはばっちりだ。
昨日BSで、ファーブルを取りあげていた番組を見た。ファーブル昆虫記のあのファーブルだ。実はこの有名なファーブル昆虫記、読んだことがない。小中学生と本を読む習慣がなく殆ど本とは無縁の生活を送っていたので、当時の子供が読むようなものは一切読んでないのだ。昆虫に関しては蝶以外に興味もなかった。今でこそ昆虫全般に興味があるが、当時は昆虫好きではなく蝶好きだったのだと今は思う。
で番組でも触れていたが、フランス(他の国でも)で昆虫好きというのは極一部で殆ど変態扱い。しかしなぜか日本では多く(外国に比べ)、大人になっても好きな人が結構いる。これは日本固有の現象と言ってもいいので、この辺りに日本文化を知る鍵があるのかもしれない、ということは置いといて、単純に好奇心を刺激する要素が昆虫界にはあることは間違いない。ファーブルを突き動かしていたのもその一点だ。願わくば虫嫌いがこれ以上多くならないことである。