主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2010-05-24 17:05:14 | 読書
買った本?
京極 夏彦著『死ねばいいのに』
私が買って来た訳ではないけど、読むつもりだから上げておく。
先週半ば、長男が修学旅行に行きました。
幼稚園の入園式以来、各イベントで雨に祟られる長男。
修学旅行出発日も雨でした。
着いてすぐに行った奈良公園では、足元が・・・だったそうです。
鹿のフ○が溶けて・・・。
という土産話を終えて、
「残ったお小遣い、貰って良い?『死ねばいいのに』欲しい」
ちょうど出発前の新聞で広告を見たのですよね。
いつもは単行本は買わずに図書館で借りているのですが、今回はタイトルでそそられ、買いたかったようです。
元々、返ってくることも期待していなかったので、許可したのですが。
テスト前にわざわざ買いに行くなよー。
ついでに自分が読めないからって、隠しこむなよ-、先に私に読ませろー、です。

借りた本
群 ようこ著『世間のドクダミ』
久しぶりに群さんのエッセイを読みましたが、どうもこうすっきりしない。
私は「エッセイには抱腹絶倒をさせてもらいたい」と思っているので。
勿論、いくつかは「そうそう」「うーむ」などと共感出来る話もあったのですが。


近藤 史恵著『エデン』
第5回本屋大賞第2位作品。
何冊も読んで、ちょっと物足りないなーと思っていた近藤さん。
が、前回読んだ『サクリファイス』で「これは!!!」となりました。
今回はその続編。
前作のようなミステリー要素はなくなりましたが、小説として充分楽しめました。
ただ、もし次が出て主人公の成長物語系に進んでいくのだったら、楽しめるかどうか。
とは言っても、普通の人間はそんなに事件に遭遇しないよね。
某体が小さくなった少年探偵のように。
(日曜日に、まとめて数冊レンタルしてきました。事件の帰りに事件に遭遇するって、どんな確率だよ!)


恩田 陸著『私の家では何も起こらない』
とある幽霊屋敷を舞台にした連作短篇ホラー。
「ぎゃあ」となる怖さではなく、じわじわくる、もしくは心理的に恐いお話。
読み終わるとこのタイトルの秀逸さが光ります。


七河 迦南著『七つの海を照らす星』
第18回鮎川哲也賞受賞作。
様々な事情から、家庭では暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設「七海学園」。
ここで起きる日常の謎系のミステリーと子供達の成長物語が合わせられた作品。
最後まで読むと、全ての謎は・・・。
ついでに作者のペンネームの理由も分かります。
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2 コメント

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ちょっとおばちゃんにも貸して♪ (すず)
2010-05-25 09:33:06
 ペンタさんとご近所だったら、すぐに『死ねばいいのに』を借りに行くところです(笑)図書館の予約、いつまわってくるかしら。

『私の家では何も起こらない』は、巧いですよね。恩田さんって、センスあるなぁとしみじみ思いました。

>某体が小さくなった少年探偵
 わざわざ計算した偉い人によると、こうなってから、三ヶ月しか経って居ないそうですね(苦笑)金○一孫もそうだけど、周りで人が死にすぎる~!
返信する
もし・・・ (ペンタ)
2010-05-26 08:08:04
おはようございます。
すずさんとご近所だったら、充実した本&漫画生活が送れたでしょうね。
「これ貸すから、それ貸して」が両親子で出来たと思うの。

恩田さんはタイトルが良い作品がいくつもありますよね。
これもばっちり。

>こうなってから、三ヶ月
あ、私もその記事見ました。
なんと充実した?生活。
おっちゃんの首筋はそろそろ危なくないかい?
そんな短期間に針が刺さりまくって、青くなっていないのだろうか?
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