主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2013-10-19 20:42:06 | 読書
小説宝石編集部編『SF宝石』

復活!
かつて1980年代に刊行されていた「SF宝石」。
休刊してから30年が過ぎ、再びよみがえる日が――。
全編豪華書き下ろしでここに発進!

私が行く図書館はSFがあまり置いてありません。
元々の雑誌が、80年代に休刊していると考えると、最近は人気がないのですかね。
最近はミステリーやホラーに色々な要素が混じってしまっているし、ジャンルが曖昧になっているのかもしれませんが。


新井素子、石持浅海、井上雅彦、上田早夕里、円城塔、小川一水、小林泰三 
瀬名秀明、田中啓文、中島たい子、東野圭吾、樋口明雄、福田和代、両角長彦、結城充考

という執筆陣です。
作品を読んだことがある方が半分もいないけれど、新しい方を開拓するつもりで借りてみました。
が、好みの作品はありませんでした。
でも、こういうので判断は難しいですよね。
長編は面白いけど、短編は今ひとつって方もいるし。
その逆も居る。


他にも借りた本はありましたが、出だしを読んで好みではなくやめてしまった。


次は買った本。
出たよ。予告通りに今年に出たよ!


田中芳樹著『タイタニア4』

3巻から何年ですか?確実に10年は超えているよね。
刊行の噂を聞いた後、実家に帰ることがあったので、その時1~3巻をお持ち帰りして、復習済み。
買ってきて速攻読みましたよ。
またされたけど、その恨みは忘れてやろう!
面白かったです。
もう一気に読むくらいに。
そして、盛り上がって参りました!な所で終わる鬼畜仕様です。

続きをまた10年以上待たされるなら、恨みはまた思い出すでしょう。

作家にも出版社にも事情があるとは思いますが、シリーズの途中で出版社が変わって表紙デザインが変わるのが悲しい。
そして、イラストレーターが変わるのも。
キャラが違いすぎて違和感しかない。
(その点、12国は出版社が変わってもイラストレーターが変わらないので、良いですよね。)

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本日の読書

2013-10-08 10:14:59 | 読書
雨が降ってきましたよ。
準備をしっかりしておくと、大体台風が逸れていくので、今日もしっかり準備。
子供は早く帰れることを期待しているようですが、九州に夜だから無理でしょう。
明日の朝がどうなるか。

三津田信三著『のぞきめ』
私の好きなシリーズとは違いますが、これも面白かったです。
同じくホラーとミステリーの融合ですが、むしろ、こっちの方が好きかも。

著者が、集めた2つの怪異譚ということになっています。
見聞きした怪異の中で自身が「覗き屋敷の怪」と名付け、ノートに記した体験談。
後年、依頼された小説の元に使えるかもと思い、読み直したが、何故か今発表すべきではない、という勘が働き、違う物を元に書き上げた。
そして、数年。人を介して知り合いになったフリーライターから聞いた「のぞきめ」の話に興味を覚える。
後日、著者は、フリーライターがその話を知った理由となる、著名な民俗学者から盗み出したノートを彼から送られる。
しかし、盗難品と知っていた著者は読まずにその学者に事情を書いた手紙と共に返却した。
そして、更に数年。学者の死後、彼からの手紙とノートを弁護士から送られた。
その中に触れられていた「のぞきめ」の話は、以前保留にした「覗き屋敷の怪」に繋がる怪異だったのだ。


小説とは思っていても
「もし万に一つ本書を読んでいる最中に-、
普段は感じないような視線を、頻繁に覚えるようになった。
(以下略。本文引用)」
とか書かれると、すっごくドキドキしちゃいますよね。
怖いけど読みたい、って凄く思う。簡単に煽られる人です。(でも、映像付きは駄目。怖い。)


乙一著『小生物語』
エッセイ読みたいブームがまだ続いています。
乙一さんは、デビュー頃の作品しか読んでませんね。最近のはさっぱり。
淡々とした中にもおかしみがある文章で、楽しく読めました。
うん、作品も読もう。
ご実家近辺が私の実家の近辺でもあるので、「ああ、あそこか!」とか方言のイントネーションが即座に思い浮かぶ時があって、妙に親しみが湧きました。


風の音がそれっぽくなってきた気がします。
今度は通過する?
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