主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2013-01-19 13:43:23 | 読書

1月9日に拍手&コメントをお寄せくださった方
ありがとうございます。
SO3、面白いですよね!!
しかし、それを表に出せない。
ネットの世界には同胞達がたくさんいて、中には長いお付き合いをしていける方もいます。
そんな方達と楽しいゲームライフを!
バトコレでお困りの時は、相談に乗りますよ。覚えてないかもしれませんが。



海堂尊著『ケルベロスの肖像』
以前読んだ「『このミステリーがすごい! 』大賞作家書き下ろしmagazine」に序の部分が掲載されていて、本編を読むのを楽しみにしていました。
最終章ということですが、あくまで「章」であって「話」じゃないよね!!!
こんな所で終わるなんて!
先が気になるじゃないですか。
シリーズを放置される方ではないと思うので、心落ち着けて、続きを待っています。
シリーズ物だから、これから読んでは駄目です。順番に、かつサイドストーリーも読むのが良いかと。


綾辻行人著『Another』
親の都合で、母の実家である夜見山の町に転校することになった恒一。
しかし、転校前に以前患った病が再発し入院。
その病院で、恒一は霊安室に向かう1人の少女ミサキメイに出会う。
退院後に通う中学校でメイの姿を見かけ、声をかけるも、周りのクラスメイト達は彼女のことが見えていないような反応。
それ以外も何か秘密があるようで、なにか言いたげなクラスメイト。
一体メイは実在するのか。クラスに漂う秘密とはなんなのか。

ホラーには、その現象がこれこれこういう理由でこういう事件が起こる、というのと理由は分からないけどこういう事が起こるというパターンがあると思うのですけど、私としては前者が好き。
好きって言うか、心が落ち着く。理由もなく起きたら怖いじゃない!!!!
私、理科系だけど、信じてもいないけど、つい想像しちゃうじゃないですか!(妄想は好き)
ホラーは怖いけど、本なら文字だけなら耐えられる。(つい読んでしまう)絵が付くと駄目、当然映像なんかになったらもっと駄目。
ホラーは途中で読むのを止めるのもイヤ。すっきり解決しないと落ち着かない。
しかし!
ホラーのラストは事態を解決して終わる(2度と発生しない)パターンととりあえず今回は凌いだのパターンと解決した若しくは今回は凌いだ、しかし再度の兆しが・・・という余韻を残してくれてしまうパターンが主。(ですよね、多分)
当然、私としては1番最初のが歓迎モードです。
3番目のになったら、心が落ち着けない。

・・・人は何故怖いものを求めるのでしょうか??
そして、私も恐がりの癖に何故借りるのか。



有川浩著『県庁おもてなし課』
おばさんでも、少女漫画的でろでろ甘いお話を読みたいときもある。
しかし、そうでない時もある。

地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。
(「BOOK」データベースより、と書いてある密林さんのページからコピペ)

テーマであるおもてなし課の話は面白いと思いました。
それだけで良いと思うのに、どうして一々恋愛を絡めるかなあ、2組も。
せめて、どっちか一組にして欲しい。
読む時期が悪かったようです。


西崎憲著『飛行士と東京の雨の森』
以前、読んだ『世界の果ての庭』『蕃東国年代記』のようなファンタジー色が濃い作品を期待して借りたのですが、普通のお話だった。
どの本にも言えるのですが、この方の書く文章ってすごく淡々としているのですよね。だけどそこから漂う雰囲気が好きです。
この本は短編集ですが、どれも雰囲気(最初の2つの話を読んでいると白花色が思い浮かんできます。作品から凄く色を感じるのですよ)は良いけど盛り上がりに欠けたお話ではあります。



さて、前回に引き続きエンディングはしっかり見たいよね、シリーズってどのくらいの長さであるべきか、な話です。
漫画の中には、長いこと連載が続いている作品がありますよね。
私が子供の頃から続いている作品も・
先日、レンタルコミックで、ガラスの仮面を借りてみました。
だいぶ前に読んだ所からの続きの5冊ぐらい。
マヤが携帯電話持っていた!!
漫画の世界の中では、一体どれくらいの時が流れているのか、もはや覚えていませんが、多分初期の頃は公衆電話。(ついでにカード式ではないと思うの)
携帯電話は、私には本当に文化の進歩を思い知らせる一品です。
オーラバでも数年前に出た新刊(恥ずかしながら買ってしまった。シリーズの最後がやっぱり気になるので)でも、皆が携帯持っていてショックでしたねえ。
忍は好きそうだよねえ。でも諒には持っていて欲しくなかった。公衆電話でうだうだ悩むのが名場面?だったのに。
ということで、現代物のお話は10年単位で連載しない方がいいと思うの。
じゃなかったら、ちゃんと物語における経過年数に合わせる。

ガラスの仮面の最終話を目にする日が来るのでしょうか???
そういえば、クリスタルドラゴンってどうなっているの??あれ好きだったのだけどね。
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本日の読書

2013-01-06 12:03:53 | 読書
三崎亜記著『逆回りのお散歩』
表題作と『となり町戦争』の関連短編の2つが入っています。
三崎さんは現実とはちょっと違う世界を舞台にしたお話が多いですが、今回はちょっと毛色が違う。
最近よく取り上げられるネット世界と現実世界のずれがテーマです。

A市とC町の合併についてネットに流れる陰謀論。しかし、リアルで会う人では、反対する者はおらず、むしろ反対するのは悪人な風潮。
この合併には裏があるのか、ないのか。
話はこれだけではないのですが、いつもの不思議な世界のお話の方が好きだったな。


阿部智里著『烏に単は似合わない』
少女小説のようなイラストの表紙だなあ、と思って借りてみましたが、中身も出だしはそんな感じ。

あらすじ紹介より、そのまま引用。
人間の代わりに八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎの若宮の后選び。大貴族四家から後宮へ遣わされた4人の姫君はそれぞれの思惑を胸に后の座を競うが、肝心の若宮が一向に現れないままに次々と事件が……。
松本清張賞最年少受賞作。

4人のお姫様が順に視点となっていくのですが、人が変われば見方も変わる。時間が流れれば人は変わる。
また初対面の人の印象も。
どんでん返しが面白かったです。


三浦しをん著『お友だちからお願いします』
新聞連載ということで、いつもより控えめ、『よそゆき仕様(当社比)(本人談)』と表紙裏には書いてありましたが、やっぱり外で読むのは危険でした!!
子供を大病院に連れった時に、待合の友として持って行ったのですが、怪しい人になりそうだった。
子供から他人のふりをされそうになりましたよ。


桜庭一樹 『本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)』
良いねえ、このタイトル。
私も暮らしてみたい。
地震があったら困るけど、引っ越しの時荷物が多くて困るけど。
人様の読書事情というのは非常に気になるものです。
私が知らない、気付いていない、面白い世界を見ているのかと思うと。
気になる本をメモしても持って行くのを忘れたり、無くしたりするのがデフォ。


読めなかった本
坂木司著『大きな音が聞こえるか』
好きな作家さんの本だから、自分好みな話ではなくても読めるのではないかなあ、と思ったのですが、駄目でした。
世界に入っていけず、わずか数十ページで挫折していました。
サーファーの青春は、私とは遠すぎた。


突然ですが、(そして何度も言いますが)私は本でもゲームでも漫画でもエンディングはしっかり見たい派です。
未完のお話を読むと(たまにグイン・サーガを無性に読みたくなることがあるのです)、思うのですよ。
「売りに出された」小説を未完にしたままに対する作者の責任について。
商売にしているのなら、最後まで見せろーーと思うわけですよ。
(作者さんの健康問題などは仕方が無いとして)
これは消費者である読者のわがままなのですかね。
グイン・サーガの終盤を読んで、また思い起こしたので、呟いてみました。
あ、こんなこと書いていたら某「幻想水滸伝」シリーズが中途半端で終わっているのを思い出して、また悔しくなってきた。
コメント (2)
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クリア後感想~大神 絶景版

2013-01-01 13:51:48 | クリア後感想
*タイトル
「大神 絶景版」

*ストーリー
大神さまのご加護を受け、平和な時が流れていた世界に、恐ろしい災厄が襲いかかりました。
遙か昔に封印されたと伝えられる「ヤマタノオロチ」が蘇り、草や樹、動物、人間、命をもつあらゆるものが、そして太陽さえもがあっという間に一呑みされてしまい、世界は闇の中に閉じ込められてしまったのです。

そんな中、ただ1つ災厄をまぬがれた「神木村」。
その神木村を守ったのは、その村の巨大な樹に宿った精霊「木精サクヤ姫」。
サクヤ姫は、古の盟約にしがたい、ある神様の復活の儀を行いました。
すると、村の守護神である「大神像」に命が宿り、伝説の大神「アマテラス」が降臨したのです。

アマテラスはすべての命を救うために災厄を振り祓う旅を始めるのでした。
(解説書より抜粋)

主人公が犬、というなかなか珍しいスタイルの日本の神話、寓話、物語をモチーフをちりばめたお話です。
意外に表情があるアマテラスが可愛いです。


*システム
移動・戦闘は普通のアクションですが、このゲームが他のアクションゲームと大きく異なるのは「筆しらべ」と言う、コントローラーを使ったお絵かきシステム。
ストーリー中で次々手に入れていく力(それに対応する模様を描くこと)で、仕掛けを解いたり、戦闘を有利にしたりしていきます。

いつもならもう少し、ここを書く所ですが、振り返ってみれば、それ以外目新しいことはないです。
アマテラスのステータスアップに「幸」を貯める方法が珍しいくらいでしょうか。
大地を浄化すること(2周目にこれを一切しなかったら、画面が凄く寂しいことになりました。街や野原が綺麗になって見た目も楽しいです)、あちこちにいる動物に餌をあげること(動物たちが可愛い)、ミニゲームやサブイベントをクリアすることで、貯めることが出来ます。
やり込み要素(トロフィー機能)も兼ねていて、一石二鳥です。


*まとめ
日本画風の背景と和風なBGMが非常に綺麗です。ほとんどの場所で全方向に視点を変えられ、意味もなく走り回ってしまいたい世界です。
ただし、初プレイ開始前に30分以上かけてHDDへのインストールにも関わらず、プレイ中のロードは長目な気がしました。
(そう頻繁にロードには入りませんが)
戦闘の難易度は低め。無敵アイテムも割とすぐに購入できるので、詰まる人はいないと思います。
ただし移動時のアクションは、苦手な人には辛い所も。(どうして、こちらに救済策は無いのか。)
戦闘イベント時の筆しらべは、結構シビアかも。
てきぱきやらないと入力時間オーバー、当たり判定も厳しいです。(私はちゃんとヤマタノオロチの顔を切ったぞ!でも、何度も失格をくらった)
あと筆しらべで描く模様が似たようなものがあったり、きっちり始まりと最後を合わせる円(形自体は歪んでいても大丈夫)が必要だったりするので、戦闘中慌てると失敗しがちでした。(絵を描くのに必要な墨に制限があるので困る。ただしこれも救済できるアイテム有り。私はケチっていたので困っただけ)
サブイベント、ミニゲームのやり込み要素も多いです。ただし、こちらはゲームに比べると難易度が高めな気がします。
トロフィーはこれらをきっちりやれば、ほぼ100%取れます。(私は期間限定妖怪を取り損ない、水龍イベントに失敗していますが)

クリアまでの時間も程々な長さ。
ゲームの風景と音楽が良く、リメイク前をやっていない人には是非とお勧めしたい(ただしアクションゲームとして期待したら駄目です)作品です。
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