主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2012-11-16 19:56:15 | 読書
はい、また今回も万城目さんワールドを堪能しましたよ。
飽きるまで読むよ!


万城目 学著『ザ・万遊記』『ホルモー六景』『プリンセス・トヨトミ』
『ザ・万遊記』はエッセイ。ちょうど読んだ作品についてのエッセイが入っているというタイミングの良さ。
4つの章に分けられているのですが、各章のラストは必ず「今月の渡辺篤史」ですよ。
どれだけ篤史が好きなんだ!!
万城目さん宅に篤史が来る日を私も祈ってあげますよ。

『ホルモー六景』は『鴨川ホルモー』の続編短編集。第500代青龍会のメンバーだけではなく、前&同世代の他大学のホルモー組が登場です。
私は「丸の内サミット」が一番好きでしたね。
京都を出て東京に就職した龍谷大学朱雀団第498代目会長井伊直子は、合コンを誘ってきた同僚に大学時代のサークルを問われてこう答えた「アウトドア・サークルみたいなものかな。外でスポーツみたいなものをしたり…」
京都を出て東京に就職した京都産業大学玄武組第498代目会長榊原康は、合コンを誘ってきた同僚に大学時代のサークルを問われ「イベント・サークルみたいなものかな?野外で他の大学の連中と一緒にわいわいがやがやすることが多かった」。
だってホルモーだなんて、言えないもの。
そして、ライバルだった二人が合コン会場でばったり。

『プリンセス・トヨトミ』
こちらの作品も今まで読んだ作品と同じく、こっそりひっそりと受け継がれてきた秘密がテーマのお話。
映画化しているので、ちょっと見てみたい気もする。
秘密を受け継ぐ条件が、ぐっと来るのが映像化された理由かしら?
「読み始めになんで男性だけが」と思ったけれど、満足行く回答があって良かったです。
コメント (4)
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本日の読書

2012-11-03 09:51:14 | 読書
万城目 学「ザ・万歩計」「鴨川ホルモー」
今、私の中で万城目さんブーム。
最初に行った時、エッセイ本しかなかったので、前者を。
市町村合併の恩恵で、市内に複数の図書館があり、他館から取り寄せも出来ることのありがたさよ!
ということで、他館の即借りだし可能なホルモーを頼んで来ました。
今度は貸し出し中の本の順番を取ろう。そうしよう。
そう思うくらい今回も面白かったです。
万歩計はエッセイ。
エッセイは好きだけど、小説は好みではない作家さん。小説は好きだけど、エッセイはそこまでな作家さん。
そういう方々もいますが、万城目さんは私には両方OKな作家さんでした。
いやあ、危なかった。
外で読んだら怪しい人。
1章から笑いまくりました。私って本当に普通な人間なんだなーーつまらん、と思いました。
こういう妄想力があってこそ作家さんなんですね。
第4章は「黒い稲妻(by万城目さん)」が章タイトルを取っていますが、最初は軽く「渡辺篤史ごっこ」なお話。
私、この番組をみたことはありませんが、ちょっと見たくなりました。
私もそのように深い教養と表現力がある人間になりたい。
活用する所がないくらい、引きこもって生きてますが。
エッセイもいける事がわかったので、次は借りてこなかった方を借りてくる!誰も借りてないといいな。

ホルモーは読む前にネッ友さんがお勧めしてくれた本。
今まで読んだ本と同じく、こっそりとある非日常な現象に巻き込まれるお話。
葵祭のエキストラのバイトを引き受けた主人公。
そこで「一緒にENJOYしませんか? 京大青龍会」と書き出されたビラを受け取り、更に配布した先輩から新歓コンパの誘いを受ける。
興味はさしてなかったものの、食費の都合から新歓コンパに出席すると、そこで出会った女性に一目惚れ(正確に言えば、彼女の鼻にだけど)。
ということで、以降このサークル活動に参加する事になる。
始めは当たり障りのないハイキング、バーベキューなどレクリエーション活動が続いたが、7月ついにその本来の活動ホルモーについてが会長の口から語られるのであった!

なお話です。
ちょっと森見さんを思わされますね。(もしかしたら逆なのかな?)
どちらかが好きな人は、もう1人も好きになるのではないかなあ。


本多 孝好『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2』
この作品って、漫画の原作になりそうだと思うよ。
というか、この前レンタル店でアニメ化コーナーにあったので、借りてみた漫画となんとなく似ている。
まあ、この手-政府に、陰の実力者に従う、秘密の組織、人によって行われる、暗躍っていうのは良くあるネタだけど。
ところで、いい年して再び患ってしまったら、いつ回復するのですかねえ。
コメント (2)
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