主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2014-06-21 12:44:51 | 読書
17日に拍手コメントをくださった方
いやあ、本当にびっくりするととっさに反論できませんよね。
で、困ったことに付き合いは、欠かすことが出来ない同じ琴の会の人です。
ここ数ヶ月、この手の勘違いが「今まで以上に」続いていたので、気をつけていたのですが、割と重要案件でそういう思い込みが発生するとは思わなかったです
この後、更にメールの内容を勘違いして、一言言われ。
同内容のメールを送った別の人もその人に同調するから、「あれ?書き間違えたかなあ?」と言っておいたのですが、帰宅後、その別の人から「ごめん。私の勘違い。ちゃんと言ったとおり書いてあった」と。
で、最初の人は何も言ってきません。
わあわあ、言う割には自分の言ったことも聞いたことも忘れがちな人なので、諦めています。
そして、それ以上に問題な人が別にいるから!



と、タイトルとは別件が長く続きましたが、本題。
今回は割と読んだかな。


齋藤智裕著『KAGEROU』
なんか聞いたことがあるなあ、と思って借りてきました。
借りる時、時間がおしていたから、作者経歴を確認しないできたのですよ。
で、読み終わって見て、「ああ」と思い出しました。
読み終わってからで良かった、ヘンな先入観がつかなくて。

賞にふさわしいかどうかは、他の応募作品を読んでいないから何とも言えませんが、中高生には好まれそうでしたよ。
(そして、正直言えば、これ以下の内容で出版されている本は世の中ごまんとある)
話の掴みは良く、先が気になる感じでした。
が、中盤からは淡々と進み、ありがちな終わりに向けて進んでいきます。
もう一つどんでん返しがあれば、もっと良かっただろうなと思います。


大崎梢著『ふたつめの庭』
私の中では、「本屋さんや出版社というお得意のネタではない時は、今ひとつ」という評価を持つ大崎さんですが、今回は違ったけれど、最期まで一気に読むことが出来ました。

保育園に勤める保母の美南と最近離婚して父子家庭となり毎日送迎に来るようになった隆平。
前半は、美南や息子の旬太の友達に起きるちょっとした出来事を、隆平が解決の手助けする、と言った日常の謎系なお話し。
ですが、後半1/3は恋愛物に移行します。
その部分は、もはやもう勝手にしてください、な気持ち。
他人の恋愛に興味はないんだ!
あ、でもゲームとかそっちの方面の2次は楽しめるんだよな。
何が違うんだ??


宵野ゆめ著「グインサーガ外伝25 宿命の宝冠」
本編を引き継がれたお一人の方が、本編より前に書かれた外伝。
本編の文章や雰囲気、またそれまでモブ同然の脇役キャラを表に出して(そのキャラの表現)きた姿勢に好感を抱いたので、外伝も借りてみました。
舞台は本編のモンゴール戦役の際に行われた沿海州会議や即位式でしか出番が無かった(と思う)女王国レンティア。
ヨオ・イロナ女王の死去に伴い異父兄弟姉妹の間で渦巻く陰謀が主になる話。
本編と違いライゴールのアンダヌスさんが、ちょっと渋いおじさまに思えてきそうなのは、会話の相手が美貌の王女だからでしょうか。(見た目が麗しいの方が脳内イメージ図が楽しいので)
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本日の読書

2014-06-07 10:57:53 | 読書
いやあ、6年ぶりのアルスラーン。
すっかり忘れている人がちらほらと。(1部の後の方で仲間になった人ね)
前半は実家にあるから読み返せず困っていますよ。
図書館には、確か無かったはず・・・。無念。
こういう時は電子書籍だと便利なのでしょうね。
最近また1つサービスが終了(リニューアルにちかいのか。しかし前のサービスの時のが破棄するとかしないとか)するというニュースを見たので、なかなか覚悟もいりそうですが。
(自炊をやる勇気はない。本をバラすのに抵抗がある)


上野誠著『天平グレート・ジャーニー─遣唐使・平群広成の数奇な冒険』
タイトルをみて面白そうだな、と思って借りてみました。
遣唐使として知名度高いの?この人。
阿倍仲麻呂や山上憶良ぐらいしか知らないけれど。
と思い、今Wikipediaさんを見たら、なんかこの本の粗筋っぽかった。
というか、この本自体がねー。
各項目をお話し仕立てにしてみた、という感じ。
正直言って物語性が薄い。いや、一応物語なんだけどねえ。
と思って背表紙裏の作者のプロフィールを見ると「奈良大学文学部教授」とありました。
うん、なんかそんな感じ。
学者さんが、一般の人向けように分かりやすく物語仕立てで説明した感が溢れている。



清水義範著『愛と日本語の惑乱』
愛の反乱が、言葉の氾濫を生み、大失恋が言語中枢を破壊する----若者言葉やカタカナ言葉の流行、「日本語の乱れ」に駄洒落地獄、さらに、言葉はどこで生まれるかという脳の問題まで、言葉と日本語をめぐる話題が縦横無尽に交錯する。

密林さんの商品紹介より。

私は理科系出身ですが、こういう日本語の話は好きです。
主人公がコピーライターということで、言葉が変わっていくのは肯定派なんですよね。
その思いがかなり激しいので、ちょっと距離を置きたくなる感じでした。
もっとも立派な日本語を使っているわけでもない私が言うのもなんですが。

私が最も抵抗ある最近の言葉は「よろしかったでしょうか?」ですね。
以前、電話で「もしもし、○○さんのお宅でよろしかったでしょうか?」とセールスの電話で言われた時、非常に納得できない思いを抱きましたよ。
勝手にかけて来て「よろしかったもなんも無いだろう!!」と。

あとよくある日本語の間違いに一番有名なのが上げられていなかったのは、あまりにも有名だから?
「当を得る」と「的を射る」。
ヘンな話で恐縮ですが、ファンによる2次小説を読む時よく見かけるのですよね。
しかも、はっとするような表現や深く文学を読んでいるな、学んでいるなというような人の文章の中でさえも。
もう、これも定着なんですかね?
ちなみにうちのPCで逆に入れようとすると、ATOKさんから「間違いだよ」のメッセージが出て来ます。
(一太郎はもう使わないですが、ATOKの為だけに買ってます)

ちょっと話はずれましたが、これは物語でよりは、エッセイで読みたかったな、と思いました。
コメント (2)
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