吹奏楽楽器によるタンギングは日本語50音の声発音と同一です。
50音のうちマ行を除いて全てがタンギングの形として使えます。
みなさんは舌先をうえ歯などに当てて空気を遮断する方法をタンギングの形
と思っておられることでしょう。
しかし50音の中にはア行やハ行のように舌先を使わない発音もあります。
この舌先を使わない方法をも立派なタンギングの形です。
よく観察すると、口腔内に通じる喉もとで空気を遮断して一気に吐出して
いることがわかります。
このようにタンギングとは口腔内どこかの部位を使って空気の塊を操作す
ることを指します。
それぞれ音質が違い、音の立ち上がりの瞬間形も違いますので繰り返し試
してみてください。