風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

治療入院

2021-05-31 | 日記

本日より(3日間の予定)で広島赤十字病院に入院いたします。

投薬による副作用があれば伸びる可能性があり。

この間ページの更新はお休みいたします。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


蜜蠟の調合~溶け合った後冷ます

2021-05-28 | ミツロウ・調律方法

パンフルート調律で使用する蜜蠟は工房独自の方法で調合します。

 

 

 

蜜蠟の塊とオイル・松ヤニが溶け合ったら火を止めてゆっくり冷まします。

表面が冷めて行く時、美しい模様が現れます。

その後蝋が固まる黄色部分が多くなり、全体が黄色くなります。

冷めて固まるにつれ収縮します。

都合のいいことに水に浮いた塊は、収縮により壁から離れて取り出し易くまります。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
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蜜蠟の調合~沸騰させる

2021-05-24 | ミツロウ・調律方法

パンフルート用のミツロウ作りは鍋に入れた塊を水ごと沸騰させます。

 

 

 

100℃で沸騰させた後、次にあるものを入れて溶け合わせます。

2種類の油成分を溶け合わせます。

それは、固めの塊を柔らかくするオイル(パンフルート工房では色んなものを

試しましたが、現在はオリーブオイルを使用)と粘り気を付ける松ヤニです。

別工程の鍋の中で溶かし合わせた2種(180~200℃になるので注意)を

加えます。

温度差があるので入れた瞬間泡立ちます。

それを防ぐため2種を溶かした液の温度をできるだけ下げてから加えます。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
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ミツロウ調合~かまどと大鍋

2021-05-21 | ミツロウ・調律方法

パンフルート作りに必要なミツロウ作りには専用の設備を準備します。

 

 

 

パンフルート工房では大掛かりな設備でありますが、ご家庭では使い古しのフラ

イパンで台所のガスで行うことができます。

工房では大量のミツロウを使いますので、大型の鍋で溶かして行きます。

鍋は直径90㎝あり、イベント会場で味噌汁などを作ると200杯ぐらいとれる

のではと思われます。

 

 

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ミツロウの調合~ブロックを溶かす

2021-05-17 | ミツロウ・調律方法

蜜蠟は養蜂業者さんから購入します。

 

  

 

養蜂業者から仕入れたミツロウはパンフルートの詰め物としては少し固めです。

使い古しの鍋を用意して溶かして行きます。

まず、うすく水を張ります。

水は油分を浮かし、温度は100℃以上にはなりません。

そこにミツロウブロックを放り込みます。

 

  

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