風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

教室では私の楽器の測定結果も公表

2022-09-26 | ミツロウ・調律方法

私が関わっている教室が広島に2つあります。

 

 

 

今、教室では正確な音程で演奏すべく調律用具セットを使って各管の調律を行

っております。

パンフルートは穴の底に詰め物をして、その増減で音程を作っていきます。

詰め物は常温で少し柔らかい「蜜蠟・ミツロウ」を使います。

管底のミツロウを追加したり、掻き取ったりして音程を調整して行きます。

音程が合ったら深さを測りデータを記録しましょう。

私の楽器を調律したデータは全管記録していますので、教室で公開して各人

の楽器調律の際参考にしてもらっています。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


各管の深さを測りデータを取ろう

2022-09-23 | ミツロウ・調律方法

パンフルートの音程作りは、周波数という数学です。

 

 

 

各管の深さを測り、データとして記録しましょう。

パンフルート工房製パンフルート又は調律セットを単独で購入された方には、

調律用具セットとして1、ミツロウ塊。2、丸棒。3平棒。が渡っています。

この中の丸棒とメジャーを使い管の深さを測ります。

管の径より小さめの丸棒を管の中に差し込み長さを測ります。

パンフルートは22管ありますので、それぞれの長さを測り記録しましょう。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで

 


調律・440サイクルの管内深さ

2022-09-18 | パンフルート演奏研究

パンフルートの調律は、ミツロウを使って管内深さを調整することにあります。

 

 

 

今日(9月20日)は通院の日ですが、台風14号の通過あと線路点検のため

JR山陽本線が止まっています。

そのため我が家前の国道2号線が大渋滞、とても外に出られる状況にありません。

病院へは予約を明日に変更するよう連絡いたします。

パンフルートA管が440サイクルを出すには、A管の深さを決定いたします。

値より低ければ数値は下がり、高ければ上がります。

管内深さを測り数値を管理いたしましょう。

丸棒とメジャーを使い深さを数値化しましょう。

その時の値を記帳しておきましょう。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


振動波は1オクターブ12に分ける

2022-09-12 | パンフルート演奏研究

音の振動波は1オクターブ内で12に区分けされています。

 

 

 

音楽の周波数は1オクターブ倍の音で進むみます。

Aの音で例えると、音叉の音が440サイクルです。

1オクターブ下が220サイクル、上が880サイクルです。

西洋音階はこの1オクターブ内を12に分けて音階を作っています。

 

 

 


アカペラ演奏

2022-09-09 | パンフルート演奏研究

私たちは楽器を練習する時、楽器単体の音と向き合います。

 

 

 

何もない無垢な空間に振動を発生させるわけです。

演奏者が楽器に働きかけ1気圧の空気の中に振動という乱れを作り出すので

す。

音は1秒間に360m進みます。

パンフルートの歌口で起こした振動が空気中を進みます。

演奏者はこの振動を通じて人々に意思を伝えます。