パンフルートで音を立ち上げる際のタンギングにはいろいろな応用が考えられます。
パンフルート工房前畑のウコン、背丈ほどの高さに育つ。 パンフルート管ニス塗り乾燥風景。
パンフルートで音楽を表現する際タンギングでの音の出方の違いを利用すればいろんな表現が可能となります。
4拍子を例にとると「強・弱・中強・弱」と音の強さによってもリズムを刻んで行きます。
パンフルートのタンギングに置き換えてみると「ツ・ツ・ツ・ツ」と同じ発音で強弱をつけてもよいのですが、
「ツ・ク・ツ・ク」とタンギングの位置が変わる発音をすれば自然と強弱が生まれてきます。
この場合楽譜を目で追って音名を復唱し、パンフルート管の該当位置に唇を持って行く一連の動作があるわけです
からその時今から吹き込む音のタンギングが「ツ」であるか「ク」であるか考えているようでは音進行の流れに
置いてけぼりとなります。
特段の意識なしで「ツ・ク・ツ・ク」とよどみなく吹けるようになるには相当の練習量と努力が必要です。
その他弱拍から始まるアーフタクトの時、3連譜の時、スラーの時など譜面に現れるあらゆる場面でタンギングの
効果を検証し音楽表現を豊かにしましょう。
パンフルート購入・修理・蜜蝋・等の問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
パンフルート工房住所 〒739ー0302広島市安芸区上瀬野町205番地。