パンフルートを含め吹奏楽器の初心者が陥りやすい危険な罠です。
人間は弱いもので油断していると楽な方へ、楽な方へと走ってしまいます。
この場合人間は遠くのものよりも、手っ取り早く近くのものを掴んでしまうということ
でしょう。
前回「下腹までパイプを伸ばして唇まで直結しよう」というイメージを提案しましたが、
そのイメージに集中しているうちは喉を締め付ける余裕などありません。
初めてパンフルートに触れる時から空気の通り道を意識する訓練をいたしましょう。
今は音は出なくても構わないので自分の体の中で何が起きているのか、起こそうとして
いるのか体感いたしましょう。
気道の中の空気は広げた状態で唇まで届けるのがベストです。
空気に圧力を加える(送り出す)のは喉の締め付けではありません。
下腹腹筋を締め付ける動作のみで空気を送り出しましょう。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで