大阪から帰ってきました。さすがに片道7時間の運転は、50代にはしんどいですなぁ。まぁ帰りは女房と交代しての運転でしたけど。それでも往復の14時間、往路はワクワクしながらチームの夢を語り合い、復路はチームの現実と将来への展望を語り合い、BGMに2003年からの歴代のアルビCDをカーステレオで聴きながらのドライブは、楽しく充実したものでありました(特に復路の7時間は、心の痛手を癒し新たな希望をもつのに十分でありました)。
さて、ナビスコ杯準決勝第2戦。第1戦での劇的勝利を手にし、アドバンテージを持って意気揚々と最後の万博記念競技場へとかけつけたわれわれアルビサポーターでありましたが、残念ながら皆さんも既にご承知の通り、0-2の敗退。ガンバのしたたかさとチームの歴史の重さを見せつけられた結果となってしまいました。
前半は0-0のスコアレスだったわけですが、最大の見どころはマッチアップした大砲パトリックを完璧に抑えたカズの闘志溢れるプレーでした。いやぁ~すごいわ、カズ。走り負けませんものね。パトリックは相当嫌がっていましたね。すばらしかったです。まぁ、山崎のあのシュートがバーを叩かずにネットを揺らしていたら…とか、言いたいことはいろいろありますが、それはガンバも同じこと。しょうがありません。できれば先制点が欲しかったけど、前半の0-0はまずまずの結果だったのだと思います。
ですが、実はボクは心の中で、「0-0は嫌だな」「仮にガンバの得点であっても早い時間のうちにスコアが動いた方がいいんじゃないかな」と思っていました。だってスコアレスのままならばアルビの決勝進出が決まるわけですが、絶対にそんなことはあり得ないでしょ。ならば、終了間際に1点リードされるよりも、早めに1点取られてヤンツーの戦術が明確になり、選手が一丸となって戦えた方がいいように思ったのです。
だから後半12分に遠藤に技ありのFKを決められて1点リードされたわけですが、「むしろ、いいんじゃね」「ラファを入れてガンガン行こう!」「1点取ればアルビが決勝進出だ!」って、すぐさま思っていました。G裏もみんな同じ気持ちだったと思いますよ。ボクは、失点直後のG裏の雰囲気が実は好きです。失点直後に間髪を入れず、チームを鼓舞する応援を始めるコールリーダーの皆さんの判断力と実行力。大好きです。「まだまだこれからだ!」「俺たちは一緒に闘うぞ!」って、すぐに意思表示をするのって、素晴らしいと思います。そしてもちろん、「みんなに溜め息なんてついてる暇は与えないぞ」っていう意味もありますよね。昨日の失点直後のG裏も、とてもいい雰囲気でした。
そうなんです。「1点リードされた」ではなく、「1点取れば勝てる」って考え、選手もサポーターも頑張ったんですけどねぇ。やっぱりガンバに「一日の長」があったって感じですね。悔しいです。残念ながら、アルビはナビスコ杯決勝に駒を進めることはできませんでした。でもね。ナビスコ杯3位、賞金2000万円獲得は、間違いなく新潟の新たな歴史の始まりですよ。下を向く必要はありません。チームと選手に大きな拍手を送ろうじゃありませんか。
ただね。終了間際に守田が攻撃参加し、無人のゴールに相手のロングシュートが転がっていき2-0になった時。あの時、まだ時間は残っていたんですよ。そして「1点取れば延長戦」という状況だったわけですよ。サッカーは5秒あれば1点入る可能性があるスポーツです。現にボクたちは、そんな感動的なシーンを(場合によっては残酷なシーンを)何度も見たことがあるわけです。なので、あの2-0になった時だって、まだまだ可能性はあったわけです。だけど、サポーターの中に(まさか選手にはいないと思うけど)「まだまだ1点取るぞ!」っていう気持ちが萎えてしまった人がいたのは、残念でした。そこらあたり、ボクらもまだまだ成長しなければならない部分なのでしょうね。
いいんです。ボクらもチームもまだまだそのレベル、成長過程なんですよ。この悔しさを糧に、何年か後には間違いなくタイトルを獲ろうじゃありませんか。新潟の新たな歴史が刻まれた昨日のゲームだったとボクは思います。
あっ、そうそう。今年も万博で「くくる」のたこ焼きをいただきました。冷たいビールにアツアツのたこ焼き。アウェイはいいなぁ。そして、何度か来た万博記念競技場も、今回がラストなんですね。今まで、ありがとうございました。
そしてゲーム後には、さらに楽しい大阪の夜が待っていたのです。(続く)
我が家はスカパー観戦でしたが、こんなにドキドキした試合はありませんでした。
結果は残念でしたが…まだ天皇杯もリーグ戦もあります。これからも頑張って応援しましょう!
「目標は残留!」
これ一本に絞られます。
明確になったわけですから、それに向かって突き進むのみですね。
>千葉在住アルビサポさん
集中!集中!松本戦に集中!
ヤンツーを信じて、ボクらも集中です!