今日は金曜日。今年最後の「アルキン(アルビ王国)」がBSNで放映されました。「今年1年間のアルビレックスのゴールを大特集」ってことで、解説に選ばれたのが”ノザ&テラ”の二人です。この二人、はっきり言って面白いです。まるで吉本の芸人のような感じで、今季のアルビのゴールシーンを解説していました。
いや~それにしても、今年も思い出深いさまざまなゴールシーンがありましたね。これからもいろんな番組や写真集、DVDなんかでも何度となく見るんでしょうが、それぞれのゲームの思い出、その時々の私的な出来事、仕事の行き詰まりなんかと一緒に、ゴールシーンがよみがえります。
大分との開幕戦。貴章の今季初ゴールは感激しましたね。あの角度のないところからのスペシャルシュート。「貴章ゾーン」なんていう言葉も生まれました。貴章の初ゴールを、ノザがわがことのように大喜びしていたシーンは、忘れられません。確かこのことをブログでもエントリーしましたよね、そうそう「開幕戦十大場面」なんていうエントリーを書いたのを思い出しました。
それなのに、テラったらノザにこんなこと言うんですよ。
これホンマは
喜んでいないやろ お前
なんという一言でしょう(笑い)。寺川のおとぼけ味が満載です。この人、基本的に「笑いをとる人」ですね。天然です。しかも「まじめが笑いを誘うタイプ」ですよね。
中越沖地震後のFC東京戦で貴章のゴールが決まった後、貴章が「がんばろう新潟」のワッペンをテレビカメラにアピールしたことがありましたよね。こんな感じでした。
この貴章のゴールで、被災者の皆さんが随分勇気づけられたことは、ニュースなんかでも結構報じられましたよね。この貴章のパフォーマンスに対しての寺川のコメント、そしてノザの相槌。これが大笑いでした。
「こういうので人気出るねんな」「こういうのでな」
まぁまぁ、寺川さん。いいじゃないですか。貴章の熱いハートから自然に出たパフォーマンスなんだから、いいじゃないですか。先輩として温かく見守ってあげましょうね。
最後に2人でポーズを決めてくれました。「ゴールないねん」っていうテラと、誰もが知っている「今年出場時間ゼロのノザ」。「俺たちを忘れるなよ」って感じなのでしょうかね。
なんか、とてもいい企画の「アルキン」でありました。だけど、録画された「アルキン」を見た後、ボクの心中に何にも形容しがたい不思議な淋しさが込み上げてきたのも事実。「ノザの活躍する姿が見たいのはこんな場面じゃない」「ピッチで活躍するノザが見たい」っていうのが多くのサポの共通した気持ちですよね。
来季、ノザ&テラの「アルビJ2を知るコンビ」が大活躍して、「俺たちを忘れるなよ」って存在感を示してくれること、心から期待しています。
がんばれ!ノザ&テラ!わがアルビレックスサポの「中年の星」!