週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

ウッチーのサッカー哲学

2007年12月04日 | アルビレックス新潟

最終節の大分戦で発売された「アルビレックス新潟・プレビュー9号」。昨日のエントリーの画像にもちょっと使いましたが、表紙は凛々しいエジの勇姿。中身もなかなか充実してます。

 2ページにわたる慎吾特集。「最終戦は僕にとってはホーム」の言葉が嬉しいです。

 各選手によるクリスマスカードプレゼント。「Merry Chiristmas」のスペルが間違っている選手が2人。だぁ~れだ?

 エジと坂本隊長の各4ページ特集。しびれます。必見です。隊長のページについては、もしかしたら後日別エントリーで語るかもしれません。

ボクが今回紹介したいのは、「武士の一分」ならぬ「アルビ戦士の一分」として特集されている、4人の主軸選手(貴章、マルシオ、千代反田、内田)の「さりげないプレーへのこだわり」です。その中でも特に、ウッチーこと内田潤選手の「ディフェンダーの楽しみ」という特集記事には、彼のサッカー哲学が垣間見られ、ちょっと感動しました。ちょっと引用しますね。

「相手からボールを奪うのは楽しいですよ。やりがいがあります。」向かってくる相手の足元のボールをさりげなく自分のものにする。内田の代名詞とも言える技術の披露は、自身にとっても最も充実感を得る一瞬。

「やりがいを感じるパターン」は、2対1の局面。相手2人が攻撃を仕掛けてくる絶対的に不利なケース。「でも、だから駆け引きがあるんです」ボールを持った相手をサイドに追い込みながら、パスを出すタイミングを狙う。「これ以上追い込んだらパスをしなきゃならないだろう、という状況にもっていくんです」。バックステップを踏みながら、一見、慌てているようなスタイルも計算ずく。距離を縮めたり離したり、スピードの上げ下げ。実は自分がコントロールしている。ゴールを割らせる前に仕留めれば勝ち。

不利な局面、スタンドからは悲鳴に近い声援が上がる。「ちょっと待っててくださいよって感じですね(笑い)」。悲鳴の後に起こるのは大歓声。それを聞くのも醍醐味の一つ。

げっげっげ!そうだったのかウッチー!僕らはまんまとウッチーの策略に乗っていたんですね。う~ん、策士だね、ウッチー。職人芸です。さすが「かんざし職人の必殺仕事人」です。

 

さすが鹿島で百戦錬磨をくぐり抜けてきた男です。ホントにいい人がアルビに来てくれましたよね。子煩悩でいつもお嬢さんを連れている優しいパパでもあるウッチー。人間的魅力も満載です。サンクスフェスタの時の私服姿も、オシャレでしたよね。

そうそう、今日の新潟日報のスポーツ欄「アルビ6位:飛躍への礎」の記事の中にもウッチーの談話が載っていました。「防げない失点は仕方ないが、これは防げたというのが何点かある。レベルが低いものから排除していかねば」「良くないと感じたとき、どういうサッカーをするか。最悪引き分けを考えるとか、そういう柔軟な対応ができるようになれば面白いチームになる」

この記事に載っていたインタビューは、鈴木監督と貴章とウッチーの3人。しかも2つの談話が紹介されていたのはウッチーだけでした。今年のアルビの守備を支えたウッチー。ケガをして戦線を離脱した時には「アルビはどうなっちゃうんだろう?」って不安になりました。神戸戦では大久保のPKに名セリフ「ミギニケルンダロウ」を吐き、北野を助けた頭脳プレーも披露。千葉戦では「巧みなループシュート」を決め、さらにゴール裏を煽った熱いハートも持ち合わせた男。

まちがいなく、今シーズンのアルビレックスの優秀殊勲選手の1人ですよね。すばらしい!

だからね。このオフのうちにウッチーの応援歌を作ってくださいね。お願いしますよ、コールリーダーの皆さま!

        

コメント (3)
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