昨日の夕方、アルビレックス新潟から「契約満了する選手」5名が発表されました。「契約満了」というと聞こえはいいけど、実際には「戦力外通告」です。
シルビーニョ
三田光
田中秀哉
吉澤正悟
六車拓也
画像のように、今朝の新潟日報にもこのニュースがでっかく掲載されていました。別にインターネットやモバアルを軽んずるわけではないんだけど、新聞に活字として報道されると、「う~ん、ついに今年もこの日がやってきたか」と寂しい気持ちで胸がいっぱいです。
サッカーチームとしての来季以降のビジョンやチーム戦略があるわけですから、毎年の選手の入れ替わりは当然のことです。「戦力外通告」や「移籍」は、"あるのが当然"だと言うことも理解しています。しかし、本音としてはやっぱり寂しいです。シルビーニョや光はもちろんだけど、秀哉、正悟、ムグの3人も、サテライトゲームやキャンプで何度もその姿を身近に見ているだけに、感慨深いです。
5人とももちろん現役続行を希望しているわけですから、新しいチームが決定し、来季に飛躍してくれることを期待しています。船越みたいに新チームで活躍し、またビッグスワンで闘うことができるようになると嬉しいですね。もちろん「かつてアルビに在籍した選手」には特別な思いをもって拍手を送りたいと思います。
チームを去る選手があれば新しくやってくる選手もいます。
大野和成(アルビユース)
長谷部彩翔(アルビユース)
川又堅碁(愛媛県立小松高等学校)
鈴木大輔(星稜高等学校)
木暮郁哉(三菱養和サッカークラブユース)
フィッツジェラルド・マイケル・ジェームズ(成立学園高校)
いずれも高校出のルーキーが6人、新加入選手としてアルビレックスにやってきます。年代別の代表選手や高校サッカー界で活躍する選手も多いらしいです。新加入選手の「浦和からも誘われたけど新潟を選んだ」なんていうコメントを見たりすると、嬉しくなりますね。
現在、期限付きで他チームに移籍している選手もいます。ぜひ戻ってきて欲しいのですがどうなりますか?
鈴木慎吾(大分)
デビットソン純マーカス(神戸)
藤井大輔(草津)
いや~この前、大分を降格から救った慎吾のフリーキックにはしびれましたね。すばらしかったです。
慎吾とは最終戦でビッグスワンで闘うわけだけど、もちろん大きな拍手で迎えたいです。「慎吾が1点とってアルビが3-1で勝つ(貴章2点+エジ1点)」っていうのが八百政的理想なんですがね。もちろん、慎吾からは絶対に来季はアルビに帰ってきて欲しいです。
今年、他チームからアルビに期限付きで来ている選手もいます。
マルシオ・リシャルデス(サンカエターノ)
深井正樹(鹿島)
松下年宏(ガンバ)
この3人、ぜひとも来季もアルビでプレーして欲しいですね。特にマルシオの獲得(完全移籍)には、フロントもおそらく全精力を傾けて交渉中だと思います。なんとしても実現させてほしいです。深井も松下も、ぜひ来季もプレーして欲しい選手です。
さて、問題はここからです。
これ以外の選手たちの中にも「他チームからのオファー」という美味しいエサがまかれ、自分のスキルアップや活躍の場を求めて移籍する選手が出てくる可能性があるわけです。マスコミで騒がれている「エジミウソンの浦和への移籍?」などの憶測は、これになるわけですよね。エジ以外にもちょっと心配な選手がいますよね。どうか、みんなアルビに残ってくれますように!
さらに、新潟からも当然他チームの選手にオファーが出ているはずであります。シルビーニョ(やエジミウソン)に代わるプラジル人選手はもちろん、一昨年の貴章や永田、昨年の坂本や千代反田のように、チームの核となる選手の獲得に神田先生は動いているかもしれません。もちろん、完全移籍だけではなくて、マルシオや深井のような期限付移籍も含めてね。
最初の話に戻りますが、毎年の選手の入れ替えはある意味でチームの宿命です。寂しく悲しい別れも当然ありますが、僕たちはそれを受け入れなければなりません。でも、また新しいワクワクする出会いがあるのもまた事実。どんな状況になろうと、僕らがアルビレックスをサポートし、愛し続けることには変わりはないのであります。