週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

最後の1枚

2007年11月02日 | アルビレックス新潟

11月になったので、カレンダーが新しくなりました。今日の画像は、単身赴任先のアパートの壁に掛けてある「アルビレックスカレンダー」であります。

今年の最後を飾るこの2人、矢野貴章と永田充。2年前に柏の降格と同時にアルビレックスに移籍してきた両選手、移籍後は2人ともいろんな意味で波瀾万丈ですね。

まずは永田。20歳でA代表のユニフォームを着たDF。「えっマジで永田が来るの?」って感じでしたよね。「これでアルビの守備陣は要ができたな」って思いました。ところがキャンプ中、リハビリ中と相次ぐケガで移籍の年を棒に振りました。「今年こそ」「ケガをしない」そんな永田の願いは、僕らにも痛いほどわかりました。そして今シーズン、福岡から移籍してきた千代反田とともに、鉄壁の最終ラインを築いたのは周知の事実。ところがまたしてもケガによる離脱。このカレンダーが掲げられるこの時期に、永田の活躍を見ることができないのは本当に残念です。1日も早い復帰を心から願っています。それまでは「アニメの流し目」で我慢しましょう。

一方の貴章。柏から来た時には、どちらかといえば「永田のオマケ」って感じでしたが、グアムキャンプで就任した鈴木監督の信頼を得てブレーク。開幕戦からエジと不動の2トップを務めます。ところが「撃っても撃ってもシュートが入らないFW」で、僕らサポは拳を振り上げ「ヤ・ノ・キショー」と叱りつける日々。でも、だんだんその献身的なプレー、ヘロヘロになっても必死に走り続けるプレーに魅せられるようになり、僕らも必死で応援するようになっていくわけです。そしてオシム爺の目に留まりついにA代表入り、さらにA代表初ゴールと、僕らの期待に答えてくれています。

今年も最後のカレンダーの1枚を毎日見る季節になっていると思うと、感慨深いです。40代後半の単身赴任の冴えない中年オヤジにこんなにも夢中になるモノが見つかり、夫婦でバカになってアルビレックスな日々を送ることのできる幸せ。その幸せを今まさに実感しております。この最後の1枚が飾られている2か月の間に、リーグ戦は終了し、天皇杯が行われ、移籍選手が発表され、サンクスフェスタが開催されるでしょう。また悲喜交々の季節がやってきますね。

「アルビレックス新潟」というチームが地元にある幸福に感謝しつつ、今年もあと2か月過ごしたいと思います。

コメント (5)
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