週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

いつかタイトルを!

2007年05月25日 | アルビレックス新潟

今日のBSN「アルビ王国」の前半部分で、水曜日のナビスコ杯予選敗退について特集していました。その中で「坂本隊長の思い」がインタビューを交えて放送され、改めて「いい人から新潟に来てもらったなぁ」と再認識したしだいです。

ちょっとハイトーンの坂本隊長の声、そして熱い思い。「新潟という若いチームにタイトルを獲らせたい」って語る隊長。もちろんボクも「タイトルが獲れたらいいだろうなぁ」くらいのことは考えたことはあるけど、「アルビレックスがタイトルを獲る」なんて口に出して言うことは絶対に今まではありませんでしたもんね。こうも堂々と「タイトル」を口にしてくれる坂本隊長には、ホント嬉しくなります。

今から四半世紀前になりますが、ボクが東京で大学生活を送っている頃、プロ野球に「赤ヘル旋風」というのが吹き荒れました。ルーツ監督とシーズン途中から古葉監督が引き継いで率いた「セリーグのお荷物球団」である広島東洋カープが、なんとペナントレースを制覇したのです。

その当時、ボクのサークル仲間に2人の広島県出身者がいて、異常に興奮していたのを鮮明に覚えています。

「わしら、広島県人じゃけんのぉ」

と、彼らは大いに盛り上がっていました。当時のボクには彼らの意識は理解できませんでしたが、今なら大いに理解できます。「故郷を愛する」とか「生まれた土地に愛着を持つ」なんていうのは理屈じゃないんですよね。学校で道徳の時間に教え込まれるようなモノではないんだと思います。何かその人にとってのスイッチが入ったり、その人にとってそういう時期が来たりして、ごく自然に湧き上がる感情なんだろうなと思います。

僕ら新潟県人や故郷を離れている人たちが、アルビレックスの活躍やナビスコ杯・リーグ戦・天皇杯などでタイトルを獲ったりタイトルを争うようになったりした時に、

「おら、新潟県人だっけさぁ」

などという気持ちが湧き上がり、当時のカープ優勝時の広島の彼らのようになれたら、きっと嬉しいだろうな…そんな時が来るといいな…イヤきっとくるさ…と思ったりするわけなのです。

坂本隊長を見ていると、「その時」は意外に早く来るような、「その時」を僕らの前に出現させてくれそうな気がするのであります。

コメント (7)
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