親子の面会交流を実現する全国ネットワーク(OB)

親子が自由に交流出来るよう、面会交流権の拡大や共同親権・共同監護社会の実現を目指して活動しています。

●日本への不信感噴出=子の連れ去りで公聴会-米下院

2011年05月26日 10時15分26秒 | Weblog
http://www.jiji.com/jc/eqa/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011052500318

【ワシントン時事】米下院外交委員会人権小委員会は24日、国際結婚の破綻後に外国人の妻に子供を連れ去られた米国人の夫らに意見を聞く公聴会を開いた。出席者は、この問題をめぐる日本人の対応は「不可解で不快」などと不信感をあらわにした。

 元海兵隊員の男性は、日本人の元妻が2人の子供を日本に連れて帰った後、子供たちに一度も再会できていないと説明。男性の両親が訪日し、在京大使館を通じて接触を試みたものの無視され、「精神的に打ちのめされた」と語った。 

 男性はまた、日本が親権争いの解決ルールを定めたハーグ条約に加盟しても、事態は改善しないと指摘。日米両国は「法と人権に基づいて直接協議すべきだ」と強調した。

 同じ公聴会に出席したこの男性の顧問弁護士は、ハーグ条約のような多国間の枠組みではなく、米政府は日本と2国間条約を締結するよう要請。小委のスミス委員長(共和党)は「素晴らしい提言だ」と評価し、引き続き当事者から意見聴取を続ける考えを示した。(2011/05/25-11:20)


●公聴会の中継
http://foreignaffairs.house.gov/hearing_notice.asp?id=1296

Webcast [Real Player] をクリック
パネル2の日本人による誘拐の証言は2時間3分あたりから

Committee on Foreign Affairs
Tuesday, May 24, 2011
International Child Abduction:
Broken Laws and Bereaved Lives


以下、公聴会視聴者による感想(※mixi親子ネットコミュより転載)

●1部
・議事進行クリストファースミスの前置き(約20分)

内容:日本への連れ去りが他国に比べて断トツに多く昨年一年だけで31人も連れ去られている。こういった国から何とかして実質的に子供を取り返すことが必要だ。

・休憩(約20分)

・ハーグ条約国へ子供を連れ去られた親達の証言(約1時間20分)

内容:ブラジルから連れ戻した父親の証言、トルコで係争中のケース、メキシコで係争中のケース。ハーグ条約に加入しても様々な口実をつけて返還に応じない国が多い。裁判を引きのばすなど様々な方法で条約違反を繰り返す。こういう国には経済制裁などハーグ条約だけでなく、他の外交圧力で条約を順守させてほしいという要望。

●2部
日本などハーグ条約を批准していない国へ奪われたケース。

●3部
関係者の意見などの模様


いかに返還逃れの可能性があるかという事をアメリカは熟知しているようで、
今後、北朝鮮拉致被害者救済のような人権侵害問題になっている様子だったという事です。
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