太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

健康寿命と平均寿命

2012年07月11日 | 健康 介護予防 アンチエイジング

日本人の平均寿命は男性が79.64歳、女性が86.39歳(平成22年、厚生労働省推計)。男性は世界4位、女性は世界1位です。

 

では、医療や介護を必要としない健康な期間、つまり「健康寿命は?」というと、男性が70.42歳、女性が73.62歳(厚生労働省7月1日発表)だそうです

 

ということは、医療や介護を必要とする不健康な期間が男性は9.22年、女性は12.77年になります。

 

「えっ、そんなに長いの?」って、ちょっとショックを受けませんか

でも、考えてみれば、私の母は亡くなる前の5年間、介護保険のお世話になり、その前の10年間くらい、血圧の薬や白内障の目薬を常用していたから、そんなものなのかな。

 

寿命が延びるのはいいことだけど、不健康な期間が延びたら、本人も辛いし、まわりも大変

これから団塊世代が高齢化して、不健康なお年寄りが増えたら、どうなるのかしら

医療費や介護費用がどんどん膨れ上がって、保険料がどんどん上がっていくんだろうな。

 

そのツケは、結局、若者たちにかかっていく。

保険を使う人ばかりが増え、保険料を払う人が減っていったら、医療制度や介護保険制度を維持できなくなるのでは・・・

 

 

そこで私は、声を大にして言います

「皆さーん、健康寿命を延ばしましょう!」

 

では、どうすれば「健康寿命」を延ばせるのでしょう?

それは次回のブログで。

 


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1 コメント

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健康寿命 (ランドセルです。)
2012-07-14 13:27:46
こんにちは、おっしゃつていること、まったく同感です。
私の母は父より8年も長生きしましたが、その8年のほとんどは介護を受けておりました。
生きている限り健康でいたいと誰もが望みますが、そのためには日頃から自分の体に関心をもって健康であり続ける努力をしていかないといけませんね。

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