神奈川県大和市で先月、市教育委員会が主催する生涯学習セミナーの連続講座の講師を務めた。
テーマは「老楽支度(おいらくじたく)~自分らしく生きるために」。
1回目は、ひとりの老後にいくら必要か、老後資金が不足した場合の対策、住み慣れた家で最後まで暮らすための住宅改修のポイント、最後まで自立して生きるために今から何をしたらよいか、などを話した。
2回目は、一人暮らしが不安になった時の住み替えのポイント、高齢者住宅や老人ホームの特徴と選ぶ際の注意点、自分らしい幕の引き方などについて話した。
先日、担当職員の方からアンケート結果が送られてきた。
「老後生活に備える認識が確認(理解) できたか」の質問に対し、「大変よく確認(理解) できた」と「おおむね確認(理解) できた」がほとんどだったので、ほっとした。
講座の感想では
「おひとりさまも色々なサービスや制度を利用していけば怖くないのかなと思った」(60代)
「分かりやすく良く理解でき、今後の道しるべになった」(70代)。
「前向きに老後を考えられるようになった」(50代)
「今後のすまいについて悩んでいたが、今後の方針が決まった」(50代)
などと書かれていて、うれしく思う一方で、私の話が、講演を聞いてくださった方の人生に影響を与えたかもしれないと思うと、大きな責任も感じる。
来月17日は立川市女性総合センターアイムで開催される「お一人さま準備講座~元気に楽しく老いるには」(立川市男女平等参画課主催)で、ひとりの老後を応援する団体・リリアンネットの代表として、講師を務める。
翌18日には東村山市で「自分にとって最適な終の棲家をどう選ぶか」をテーマに講演する。
聞いてくださった方に「役に立った」と少しでも思っていただけるような話ができたらいいなと思う。