この記事は前編の続編です。
●プールやプライベートバス
前回記事では客室のテラスにあるバスタブでフレッシュな温泉入浴を堪能しましたが、続いて取り上げるのは、料金を支払えば誰でも利用できるプールやプライベートバスです。いずれも、駐車場の奥に位置する「トリートメントセンター」(ギフトショップ併設)が受付窓口になっています。
こちらがプール。せっかくゆったり時間が流れるリゾートに泊まったのですから、できれば優雅に泳ぎたかったのですが、ここには1泊しか滞在せず、しかも時間に余裕がなかったため、残念ながらプールを利用することはありませんでした。
このプールから続く斜面の木立の中にプライベートバスが点在しています。その数はなんと22! 大小さまざまなサイズが用意されていますから、利用人数に応じて使い分けられるものと思われます。なお宿泊客は通常料金の半額で利用可能とのこと。いずれのプールも木立と一体化していて、周囲の環境に溶け込んでいますね。
プライベートバスのひとつを見学させてもらいました。目隠しの衝立に囲まれる形でジャグジー付きのバスタブがあり、お客さんがいないときでもお湯が張られてジャグジーが稼働しているのですが、前編で紹介した客室テラスのバスタブみたいな強いアブラ臭は漂っておらず、その代わり我々にとっては非常に忌まわしきカルキ臭がプンプン放たれてしていました。常時お湯が張られているということは循環も行われているのでしょう。外来客はこのバスタブを利用するわけですが、このお湯ではクオリティに厳しい日本の温泉ファンを喜ばすことは難しいかも。かく言う私もカルキ臭に辟易してしまったため、残念ですがここも見学だけにして、利用しませんでした。
●リゾートを出てアヴィラビーチで夕食
さて、私は朝食のみのプランで利用したので、夕食はリゾート内のレストランで別料金の食事を摂るか、あるいは外へ出かけて自分でレストランを見つけることになります。当地はビーチの近くですから、私は海の方へ出かけて、散策がてらお店を探すことにしました。車ですと数分でアヴィラビーチに到着。風のない晴天だったこの日、砂浜の向こうに広がる海原は波が穏やかでとても静か。沖ではたくさんのヨットが浮かんでいました。
アヴィラビーチの海沿いには飲食店が立ち並ぶ一角があります。
ビーチを臨むお店の中でも一番賑わっていたレストランに入り、穏やかな潮風を受けながらディナーをいただくことに。この時注文したのは、マヒマヒのグリルとクラムチャウダー。ハワイの料理がお好きな方なら言わずもがなですが、マヒマヒとはシイラのこと。いずれも美味しかったですよ。
食後は桟橋や砂浜を散歩して、日が暮れるまで腹ごなし。目の前の海をながれるカリフォルニア海流は寒流ですから、海風は冷たく、思わず持参していた長袖を羽織ってしまいました。桟橋に取り付けられた説明プレートによれば、この海岸には海獣の類が出没するようですが、残念ながらこの時には姿を見せてくれませんでした。でも景色は良いので、ぼんやりと海を眺めるだけでも心が落ち着きます。
●リゾート内のレストランで朝食
翌朝の朝食は、レセプションがある建物の奥にあるレストランでいただきました。こちらは今回利用した宿泊プランの料金に含まれています。ひとつのお皿に載せられたオーソドックスな内容であり、普通に注文しちゃうと20ドル弱もするようですが、当然ながら調理方法は選べますし、なにしろ店内の雰囲気が良いので、トータル的に考えれば納得できるかと思います。
前編の記事で申し上げたように、こちらのリゾートは客室テラスのバスタブに引かれた温泉が素晴らしいので、もしここで温泉に入るのでしたら、宿泊すれば間違いのない湯浴みを楽しめるはずです。また、今回の記事では紹介しておりませんが、マッサージやエステなどのサービスも充実しているので、スパリゾートとしての利用価値も高いかと思われます。アメリカ西海岸の温泉めぐり旅は、1湯目から素晴らしいお湯に巡り会えました。
GPS 35.186086, -120.712527,
1215 Avila Beach Drive, San Luis Obispo, CA
(805) 595-7302
ホームページ
日帰り入浴に関しては公式サイトでご確認ください
私の好み:★★★
●プールやプライベートバス
前回記事では客室のテラスにあるバスタブでフレッシュな温泉入浴を堪能しましたが、続いて取り上げるのは、料金を支払えば誰でも利用できるプールやプライベートバスです。いずれも、駐車場の奥に位置する「トリートメントセンター」(ギフトショップ併設)が受付窓口になっています。
こちらがプール。せっかくゆったり時間が流れるリゾートに泊まったのですから、できれば優雅に泳ぎたかったのですが、ここには1泊しか滞在せず、しかも時間に余裕がなかったため、残念ながらプールを利用することはありませんでした。
このプールから続く斜面の木立の中にプライベートバスが点在しています。その数はなんと22! 大小さまざまなサイズが用意されていますから、利用人数に応じて使い分けられるものと思われます。なお宿泊客は通常料金の半額で利用可能とのこと。いずれのプールも木立と一体化していて、周囲の環境に溶け込んでいますね。
プライベートバスのひとつを見学させてもらいました。目隠しの衝立に囲まれる形でジャグジー付きのバスタブがあり、お客さんがいないときでもお湯が張られてジャグジーが稼働しているのですが、前編で紹介した客室テラスのバスタブみたいな強いアブラ臭は漂っておらず、その代わり我々にとっては非常に忌まわしきカルキ臭がプンプン放たれてしていました。常時お湯が張られているということは循環も行われているのでしょう。外来客はこのバスタブを利用するわけですが、このお湯ではクオリティに厳しい日本の温泉ファンを喜ばすことは難しいかも。かく言う私もカルキ臭に辟易してしまったため、残念ですがここも見学だけにして、利用しませんでした。
●リゾートを出てアヴィラビーチで夕食
さて、私は朝食のみのプランで利用したので、夕食はリゾート内のレストランで別料金の食事を摂るか、あるいは外へ出かけて自分でレストランを見つけることになります。当地はビーチの近くですから、私は海の方へ出かけて、散策がてらお店を探すことにしました。車ですと数分でアヴィラビーチに到着。風のない晴天だったこの日、砂浜の向こうに広がる海原は波が穏やかでとても静か。沖ではたくさんのヨットが浮かんでいました。
アヴィラビーチの海沿いには飲食店が立ち並ぶ一角があります。
ビーチを臨むお店の中でも一番賑わっていたレストランに入り、穏やかな潮風を受けながらディナーをいただくことに。この時注文したのは、マヒマヒのグリルとクラムチャウダー。ハワイの料理がお好きな方なら言わずもがなですが、マヒマヒとはシイラのこと。いずれも美味しかったですよ。
食後は桟橋や砂浜を散歩して、日が暮れるまで腹ごなし。目の前の海をながれるカリフォルニア海流は寒流ですから、海風は冷たく、思わず持参していた長袖を羽織ってしまいました。桟橋に取り付けられた説明プレートによれば、この海岸には海獣の類が出没するようですが、残念ながらこの時には姿を見せてくれませんでした。でも景色は良いので、ぼんやりと海を眺めるだけでも心が落ち着きます。
●リゾート内のレストランで朝食
翌朝の朝食は、レセプションがある建物の奥にあるレストランでいただきました。こちらは今回利用した宿泊プランの料金に含まれています。ひとつのお皿に載せられたオーソドックスな内容であり、普通に注文しちゃうと20ドル弱もするようですが、当然ながら調理方法は選べますし、なにしろ店内の雰囲気が良いので、トータル的に考えれば納得できるかと思います。
前編の記事で申し上げたように、こちらのリゾートは客室テラスのバスタブに引かれた温泉が素晴らしいので、もしここで温泉に入るのでしたら、宿泊すれば間違いのない湯浴みを楽しめるはずです。また、今回の記事では紹介しておりませんが、マッサージやエステなどのサービスも充実しているので、スパリゾートとしての利用価値も高いかと思われます。アメリカ西海岸の温泉めぐり旅は、1湯目から素晴らしいお湯に巡り会えました。
GPS 35.186086, -120.712527,
1215 Avila Beach Drive, San Luis Obispo, CA
(805) 595-7302
ホームページ
日帰り入浴に関しては公式サイトでご確認ください
私の好み:★★★
意外な方面で驚きましたが、確かに太平洋の周りには温泉がたくさんあるはずですよね。
泉質もとても良かったようですが、日本人としては浴槽がいささか残念。アメリカ人はこれをまたブクブクとジャグジーにしてしまうのでしょう。
最近はアメリカでも日本式温泉があると聞きましたが、この後はどちらに行かれたのか、楽しみです。
ちょっとした所用があってロサンゼルスに行き、そもそもはそのついでに温泉も巡るつもりでしたが、なんだかんだで、結局は温泉が主目的になってしまいました。いろんなタイプの温泉に入ってきましたので、少しずつ紹介させていただきます。もしかしたらアメリカの温泉を見直すきっかけになるかもしれません(笑)。