面河山岳博物館へようこそ!

石鎚山系と久万高原の自然、博物館の活動などを紹介するブログ

特別展関連イベント、特別講演会「害虫100万匹を飼育する仕事の話」のお知らせ

2018-07-17 18:10:59 | 撮影
特別展「家の中のきらわれ生物」準備中です。

開展まであと4日!

今日は展示協力いただいているアース製薬㈱の研究員さんから、「生きた害虫発送完了!」の連絡をいただきました。

クロゴキブリやチャバネゴキブリなど定番ものから、コナナガシンクイ、アズキゾウムシなどの食品害虫、イエバエやアカイエカといった飛ぶ害虫まで20種ほどを宅急便で送ってもらいました。

明日からの3日間でロビー生き虫展示コーナーに設置していきます。


さて、今回は7月29日に実施する特別講演会をご案内します。




題して「害虫100万匹を飼育する仕事の話」です。

 日時:7月29日(日)13~14時半
 場所:面河住民センター(愛媛県上浮穴郡久万高原町渋草2431)
 参加費:無料


アース製薬㈱研究開発本部(兵庫県赤穂市)の生物研究課にいらっしゃる有吉立研究員さんに約90分ほどご講演いただきます。

この研究所では害虫をやっつけるための薬剤開発をおこなっていますが、開発試験のためには毎日たくさんの害虫が必要になります。

当たり前といえば当たり前です。

いちいちハエやゴキブリ、ムカデなどを山や川へと採集に行ってる場合ではありません。
とにかく毎日たくさん必要ですので。

ということで生物研究課では日夜、害虫を飼育して増やしているというわけです。

この驚きの仕事の裏側、飼育の苦労などについてお話いただきます。




左が有吉研究員さんです。

お楽しみに!