面河山岳博物館へようこそ!

石鎚山系と久万高原の自然、博物館の活動などを紹介するブログ

Fさん来館!

2015-07-30 21:07:34 | ブログ
本日30日、午後からお越しいただいたFさん。
関東で学芸員をされている方です。
両生類の専門家です。

当館では夏季展開催に当たり大変お世話になった方です。
今年になって2回目の来館です。
全国各地で両生類・爬虫類を研究したり、撮影されています。

Fさん曰く「(事務室では昼間も)クーラーなしですか~! 面河涼しいですね」と。

Fさんからたくさんお借りした画像データから出力した「日本産両生類全種図鑑(パネル)」が誕生しました!
どれも見事な生態写真です(力作ぞろい!!)。

涼し~い石鎚山南麓にある当館では、両生類全種写真などを展示していますので、この夏、ご観覧ください!

オリジナルトートバック「イシヅチサンショウウオと石鎚」の販売について

2015-07-29 12:48:29 | ミュージアムショップ
イシヅチサンショウウオは石鎚山系を代表する希少な両生類の一種です。

本種は、愛媛県レッドデータブック2014では絶滅危惧II類に指定されています。

サンショウウオが生き続けることのできる環境が石鎚のブナ林にはそろっています。

たとえばエサとなる小動物が豊富であること、産卵ができる渓流があること、樹木が覆い茂り、つねに薄暗い森があること、隠れ場所や冬眠場所になる林床部などがあることです。

今年は石鎚国定公園60周年を迎えます。

当館ではさらなる豊かな石鎚山系の自然の保全を願って、トートバックを限定で販売します。

石鎚が原産のイシヅチサンショウウオと石鎚山南面のイラストがプリントされています(イラストは町内在住のOさんです)。

☆価格は1点1200円です。

☆縦・横ともに36㎝、重さ165gです。

☆当館のみの販売です。


本日29日付の愛媛新聞で掲載され、お申し込みが増えてきました。

数量は限定販売のため、お早目にお買い求めくださいませ。


東京サンショウウオ

2015-07-28 16:39:44 | 展示・イベント
四国の、愛媛の、面河に、東京サンショウウオが飼育展示されています。

幼体のかわいい子供です。

正確には、

トウキョウサンショウウオ 
 Hynobius tokyoensis 
 サンショウウオ科

分布は、福島県東部~関東地方。 

成体の全長8-13cm。

体の側面(そくめん)には黄色い点をもちます。

S館さんのご協力をいただいて展示させていただいています。

そのほか、トウホクサンショウウオの成体も飼育しています。

ぜひ、この夏、かれらに会いに来てください。

シュレーゲルアオガエルの排泄

2015-07-26 16:32:40 | 展示・イベント
夏季展ではカエル類の飼育展示も行っています。

午後、シュレーゲルアオガエルがうんこをしました(排泄?排出?)。

おしりの先に、細長く茶色い形をしたうんこですね。

たくさんのお客さまに見つめられながらもの~んびりお休みしています。

シュレーゲルは木の上がお好きですね。