Mars&Jupiter

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プロコフィエフのカンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」を聴きながら鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2008-03-13 06:33:47 | セルゲイ・プロコフィエフの作品
昨日は、鶴ヶ峰から二俣川まで歩きました。
イタリア・スペイン・ポルトガル編は終わりにして、
今回からはロシア編に入りたいと思う。
途中聴いたのは、「アレクサンドル・ネフスキー」である。
プロコフィエフがもともと映画音楽として作曲された作品を、
1939年にカンタータとして完成させたものである。
この曲を知ったのは高校時代であり、
トーマス・シッパーズが指揮するレコードを買って、
何度も聴いてからで、今回も彼の指揮するCDを聴いた。
トーマス・シッパーズの演奏は軽快であり、
プロコフィエフの演奏はなかなかいい。

アレクサンドル・ネフスキーは、
ノヴゴロド公として実在の歴史上の人物である。
ロシアに侵入しようとするスウェーデン人などに対して戦い、
氷上の戦いではドイツ人を中心とした軍に対して戦い、
勝利したことから英雄視されている。
もちろん、これらのことは歴史的には、
誇張されている部分もあるであろう。
それにモンゴルに対する彼の対応を考えると、
愛国的というよりは、現実的である。
しかし、そんなことを言っていると、
この作品がつまらなくなってしまうだろう。
でも、愛国的な部分が当時のソ連にとっても
きっと必要であったのかもしれない。
個人的に好きなのは氷上の戦いの場面である。
でもその次の曲で、メゾ・ソプラノ独唱の
死の荒野という作品もいい曲である。

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