こんにちは 大橋みえ子です  

 皆さんの願いをまっすぐ区政に届けます

     日本共産党江戸川区議会議員

福岡市の小中連携教育を視察

2017-09-07 19:41:08 | 日記
毎年、この時期に行われている江戸川区議会議員の都市視察です。文教委員会は、福岡市「小中連携教育」、春日市「コミュニティスク-ル」、佐賀県「ICT教育」に行ってきました。
福岡市の小中連携教育については、江戸川区がすすめる内容とほぼ同じ方向であり、先行して実施されている内容がとても参考になりました。現場の体験をふまえた説明も分かりやすく、あっという間に終了の時刻になってしまいました。

一つ目は、学校教育法で位置付けられた義務教育学校(小中一貫校)ではなく、すべての小中学校の連携教育をすすめていくということ。平成21年度から目指す子ども像を話し合い、「基本的生活習慣を身につけ、自ら学ぶ意欲と志を持ち、心豊かにたくましく生きる子どもー自立と共生ー」とし、「あいさつ・掃除」「自学」「立志」を合言葉にしてきました。
二つ目は、小学校中学校の9年間を見通しての3つの視点のとりくみ。①学習から始まる連携教育、学習の決まり、中学校教員の小学校での授業活動 ②生活から始まる連携教育、ノ―メディアデイ、教師用指導マニュアル ③地域から始まる連携教育、地域合同清掃、合同研修会など。
三つ目は、施設一体型3校のとりくみ。小中合同の挨拶運動、中学生が小学生に声をかける、一緒に遊ぶなどができてきている。校長は、「お手本になろう」「あこがれ」の意識がうまれているとアンケートに答えているとのこと。職員室は一つのため、教職員の連携がとりやすい、日常的な交流ができているという話でした。
小中一体型では大規模校になり大変ではないか尋ねると、職員室は74名になるが、壁がないのがよかった、先生方が気楽に相談し仲良くなっていくと述べられました。小中学校の区切りがあるから大規模とは思わない。また、小学校の図工の授業に中学校の美術の先生が一緒に参加するなど工夫しているとのこと、自由な先生方の交流がよくわかりました。
部活は、通常は中学生のみだが、小学生が、夏休みなどの長期休業に体験参加している。運動場が一つしかないので、土日を工夫して使っている。小学校の教員が部活指導をする場合は兼務発令をしている。先生方の異動の際にも校舎一体型の学校と連携校との違和感はない。
不登校は全体に減っているが、6年の不登校数と中1との差がある。6年の時のことを中学校に申し送る。中一からケアしていくことをすすめている。
生活の規律は向上している、今後は学力向上が課題である。
小中の先生方が仲良くなり、子どもたちのために力を合わせてくださることを期待したいです。そのためにも、今の多忙な仕事の在り方を見直していくことが必要です。少人数学級早期実施、先生方の持ち時間削減なども実現させていきたいものです。

関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式

2017-09-07 18:57:17 | 日記
関東大震災94周年の追悼の日、9月1日、小池知事は、朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼の辞をとりやめ、批判をあびています。
日本共産党都議団を代表して参列した河野ゆりえ都議の追悼の言葉を紹介します。
1923年、関東大震災の混乱に乗じて「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が暴動を起こした」などのデマが流され、軍や警察、自警団により、多数の朝鮮人や中国人が虐殺されました。この虐殺が、日本帝国主義が朝鮮に対する植民地支配をはじめとするアジア侵略戦争に乗り出した時代背景の中で起きたことも忘れてはなりません。
こうした過去の歴史に正面から向き合い、過ちを真摯に反省し、教訓を引き継ぐことこそ、犠牲者ならびにご遺族の方々の無念と悲しみにこたえるとともに、東アジア諸国民との平和、友好、連帯をつよめる礎です。ところが、今年、小池知事は、1973年以来、歴代知事が続けてきた「追悼の辞」の送付をとりやめ、横網公園の地元・墨田区長も追随しました。小池知事は、「関東大震災で犠牲にとなったすべての方々に追悼の意を表明しているので、特別な形での追悼文は控えた」と説明しましたが、自然災害による犠牲者と虐殺による犠牲者では、死の性格はまったく異なります。知事のやり方は、民族差別を背景とした朝鮮人の虐殺・加害の歴史を風化・忘却させることにつながり、排外主義や歴史修正主義を助長させることになりかねません。日本共産党都議団は、厳しく指摘するとともに、知事に方針を撤回し、追悼の辞を送付するよう求めています。
しかし、こうした歴史のが逆行につながる動きに対しては、これまでにない広範な方々が、平和、友好の立場から声をあげ、立ち上がっていることも、もう一方の事実です。知事の追悼の辞の取りやめに、識者、都民から厳しい批判の声があがっています。植民地支配や侵略戦争の反省から生まれた平和憲法の改悪を目指して暴走する安倍内閣にたいしても、それを許さない共闘が広がっています。
日本共産党は、戦前、朝鮮における独立の闘いと連帯し、過酷な弾圧をうけながらも、日本の侵略戦争と植民地支配に命がけで反対を貫いた政党です。これからも、広範な弾圧を受けながらも、日本の侵略戦争と植民地支配に命がけで反対を貫いてきた政党です。これからも、広範なみなさんと力を合わせ、歴史の修正・逆行を許さず、憲法を守り活かし、北東アジア諸国民との平和、友好、連帯をいっそう強くするために全力を尽くしてまいります。その決意を表明し、追悼の言葉といたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
9月3日には、大震災の際、被災者救護に献身的に活動していた川合義虎をはじめとした青年労働者10名を亀戸警察に連行し、虐殺した国家権力犯罪「亀戸事件」追悼会にも河野ゆりえ都議があいさつしました。
9月1日は、防災の日でもあります。歴史から学び、命を最優先する政治の実現のためにがんばりたいです。

豊洲移転に道理なし

2017-09-07 09:34:18 | 日記
9月5日、都議会第二回臨時会が終了。市場移転の補正予算案(約55億)が審議されました。日本共産党都議団は予算案に反対、大山幹事長の談話を発表しました。以下その概略を紹介します。
「都議選での公約をふまえて反対の立場で奮闘しました。そして、知事の方針が食の安全・安心を保障せず何の道理もないことが明らかとなりました。わが党と生活者ネットなどが反対しましたが、都民ファーストの会、公明党、自民党、民進党などの賛成で可決されたことは極めて重大です。築地市場を現在地で再整備することを求めて力を尽くすものです。議会のチェック機能を果たすために、予算特別委員会の設置や参考人招致を求めてきましたが実現しませんでした。都民ファーストの会と公明党がその実現に背を向けたことは重大です。都民ファーストの掲げた東京大改革とは何だったのかが問われる重大な事態です。わが党は、小池都政に是々非々の立場ですが、今回は非の立場でチェック機能を果たすために奮闘しました。都民の願いに応える都政都議会実現のために引き続き全力をあげるものです」
 本会議で、小池知事に対して、汚染土壌と地下水の「無害化」という都民への約束を反故にするのか追及しましたが、正面から知事は応えることができませんでした。曽根都議の追及に、知事は、「現実的な取り組みを進めていく必要があると判断し無害化に代わる新たな方針を決めた」と答弁。また、業者との合意なしに豊洲移転を進めないとの明言を求めましたが、「丁寧な対応に努める」と、明言しませんでした。
 追加対策は、①市場施設地下空間の底面へのコンクリートの敷設②地下水管理システムの機能強化です。①については、ひび割れは生じるが補修してガス侵入の低減機能を維持すると答弁。②は、地下水管理システムはポンプの数を増やすとしても信用できないと指摘しても専門家会議で妥当性を評価いただいたと答弁。曽根都議が、盛り土の汚染調査を求めましたが調査を拒否しました。
私も、駅頭や街頭で日本共産党の論戦を紹介しています。
食の安全安心のために築地での再整備を!
築地ブランドをなくさないで!築地でええじゃないか!
「築地直送」の看板表示はどうなるのか
仲卸業者をはじめ、お寿司屋さんや小売業者の方も仕事のやり方の変更がせまられます。
だれのための豊洲移転計画なのか。都民の立場にたてば、豊洲移転は中止しかありません。