旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

象山駒つなぎの松

2022年08月20日 | 旅 歴史

 長野県上田市古里に岩門大日堂跡(いわかどだいにちどうあと)があります。
 文政11年(1828)18才の若武者・佐久間象山がこの岩門の大日堂に来て活文禅師に入門しました。象山は松代藩士で松代からここまで30km(約8里)の道を馬に乗ってきたそうです。馬をつないでいた松の木は象山駒つなぎの松といわれ、今は二代目だそうです。
 象山は幕末の思想家で兵学者としても活躍しました。嘉永6年(1853)ペリ-来航に際しては軍議役として横浜警備に当たり、老中阿部正弘に「急務十事」を上申して横浜開国を主張しました。門人の吉田松蔭の海外密航未遂事件に連座し投獄、9年間松代に蟄居、最期は攘夷派志士によって京都、三条木屋町で暗殺されてしまいました。

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