旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

伊佐須美神社薄墨桜

2013年07月31日 | 旅 歴史
 福島県大沼郡会津美里町字宮林甲にある伊佐須美神社に薄墨桜があります。
 伊佐須美神社にある薄墨桜は伊佐須美神社の御神木で「会津五桜」のひとつです。花が薄墨色から赤に変化し、淡紅色の中心に薄墨を含んだ色合いから命名されたといわれています。
 香気深く、八重に一重を交え、白く淡墨を含んだ色が特徴で、珍しいサトザクラの一種です。薄墨桜のそばに「世の中の心や深く染めぬらんうすすみ桜あかぬ色香に」という歌碑があります。会津藩主松平容保がその美しさを詠んだ歌です。

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伊佐須美神社

2013年07月30日 | 旅 歴史
 伊佐須美神社は福島県大沼郡会津美里町字宮林甲にあります。
 古事記によれば、崇神天皇の命により高志(北陸)に派遣された大毘古命(おおびこのみこと)と、その子で東の方十二道(東海)に派遣された建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)が相津(会津)で行き会いました。そこで会津と名付けられたと記述されています。
 この時、国土開拓の祖神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を天津嶽に祀って伊佐須美神社が創祀されました。その後、博士山・明神岳を経て、欽明天皇13年(552)に現社地へ遷座し、大毘古命・建沼河別命も合祀されたそうです。
 伊佐須美神社は会津総鎮守、奥州二宮、岩代一宮です。歴代領主からも崇敬され、室町時代後期に芦名盛安から寄進された金色の神輿は国の重要文化財に指定されています。御田植祭は日本三大田植祭に数えられ、催馬楽、獅子追い、田植人形など古来から伝わるもので福島県最古の形式を伝えています。
 平成20年(2008)10月3日に火事が起き、拝殿授与所が焼失しました。さらに同月の29日にも出火し、本殿、神楽殿、神饌所などが全焼してしまいました。本殿は平成25年(2013)に再建されるそうです。

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福生寺観音堂

2013年07月29日 | 旅 歴史
 福生寺観音堂は福島県大沼郡会津美里町冨川冨岡にあります。
 福生寺は会津33観音霊場の第26番札所です。大きな草鞋のかかった仁王門の奥に観音堂が建っています。建立時期を示す棟札は見つかっていませんが、文安3年(1146)の巡礼札が発見され、会津中世建築の貴重な建物として、昭和54年(1979)に国の重要文化財に指定されています。
 福生寺の観音堂は桁行3間、梁間3間、一重宝形造り、正面には1間の向拝が付く、鉄板葺きのお堂です。軸部、厨子は室町時代のものです。中央前後に大紅梁を渡し、大瓶束をたて、頭貫、台輪をのせ、木鼻や組物などに特徴がある禅宗様を伝える建物です。
 本尊の木造十一面観音菩薩坐像は富岡観音と呼ばれ室町時代に彫られた高さ2.25mの巨大な寄木造り坐像です。昭和50年(1975)に会津美里町の重要文化財に指定されています。

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法用寺三重塔

2013年07月28日 | Weblog
 法用寺の三重塔は福島県大沼郡会津美里町雀林三番山下にあります。
 法用寺の観音堂の隣には法用寺三重塔が建てられています。会津で唯一残存する三重塔で、福島県の重要文化財に指定されています。
 三重塔は江戸時代中期 の安永9年( 1780)に建てられました。相輪まで含めると20mを超す高さがあり、銅板葺きです。屋根の逓減率(初重から三重までの屋根の大きさの差)が少ないことで、塔の美しさが際立ちます。

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法用寺観音堂

2013年07月27日 | 旅 歴史
 法用寺観音堂は福島県大沼郡会津美里町雀林三番山下にあります。
 法用寺の観音堂は本堂でもあります。明和5年(1769)頃に建てられたと推定されています。宝形造りで、頂上には箱棟の上に宝珠を載せています。方5間(平面積約151平方m)の規模をもち、近世の観音堂では福島県内では最大の大きさを誇っています。
 観音堂内には、正和3年(1314)に造られた会津最古の厨子と仏壇があります。本尊を入れて置く厨子は三間厨子、寄棟造り、板葺きです。仏壇は一重仏壇で2つとも昭和35年(1960)に国の重要文化財に指定されています。また堂内には金剛力士立像など多くの文化財が納められています。

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法用寺虎の尾桜

2013年07月26日 | 旅 歴史
 法用寺虎の尾桜は福島県大沼郡会津美里町雀林三番山下にあります。
 法用寺の観音堂前には虎の尾桜があります。虎が横たわる姿似ていたためこの名がついたという説と、おしべの変化した旗弁が花の中央から出ているところからそう呼ばれるようになったという説があります。
 虎の尾桜は会津五桜の一つで、開基した徳道上人が植えたといわれています。中田観音像の縁起や、文化6年(1809)に出された新編会津風土記にも出てくる古木です。

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法用寺銅鐘

2013年07月25日 | 旅 歴史
 法用寺の銅鐘は福島県大沼郡会津美里町雀林三番山下にあります。
 法用寺の銅鐘は総高104.53cm、口径75.75cmの大鐘で、文明6年(1474)の銘があります。福島県の重要文化財に指定されています。

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法用寺仁王門

2013年07月24日 | 旅 歴史
 福島県大沼郡会津美里町雀林三番山下にある法用寺の仁王門を紹介します。
 法用寺の正面の仁王門は室町時代に建てられたそうです。ここに安置されていた「木造金剛力士像」の阿(あ)・吽(うん)の2体は国に重要文化財に指定されています。(現在は観音堂に納められています)
 また、仁王門には藁で作られた大きな蛇が祀られています。町指定重要無形文化財「へびの御年始」に使われるものです。用水不足に困った雀林の人が、この門の西にあった龍蔵権現(現在の意加美神社)の五龍王神(水の神様)の龍を模して藁の大蛇(約7m)を作り、仁王門に飾ったことが始まりです。

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法用寺

2013年07月23日 | 旅 歴史
 法用寺は福島県大沼郡会津美里町雀林三番山下にあります。
 雷雲山法用寺は天台宗のお寺で、本尊は十一面観音です。会津三十三観音の第29番札所になっています。恵寺(719)に次いで会津では2番目に古い古刹で、会津での天台宗の中心的存在でした。
 法用寺は奈良時代の後期の養老4年(720)に徳道上人により、雀林の西2kmほどの所に建立されたといわれています。平安時代の大同2年(807)に焼失したため、大同3年(808)に徳一(とくいつ)大師が現在の地に再興したといわれています。

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弘安寺旧観音堂厨子

2013年07月22日 | 旅 歴史
 弘安寺旧観音堂厨子は福島県大沼郡会津美里町大字米田字堂ノ後にあります。
 弘安寺の旧観音堂にあった厨子は十一面観音菩薩像を祀った厨子でした。寛永19年 (1642) より慶安元年 (1646) に観音堂が修復された時に、堂外から出され辧天堂と称されました。
 昭和35年(1960)に国の重要文化財に指定され、昭和47年(1972)から翌年まで解体修理がなされ、現在の保管庫内へ移築されています。一間厨子で唐破風造り、こけら葺きです。鎌倉後期に製作されたと推察されています。

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弘安寺(中田観音)

2013年07月21日 | 旅 歴史
 弘安寺(中田観音)は福島県大沼郡会津美里町大字米田字堂ノ後にあります。
 普門山弘安寺は曹洞宗のお寺で、恵隆寺、鳥追観音とともに会津コロリ三観音の一つに数え上げられています。弘安2年(1279)に建立されたので弘安寺とされました。「中田の観音様」とも呼ばれ、会津地方の多くの人々の信仰を集めています。
 鎌倉時代に建立された弘安寺の観音堂には中尊の十一面観音菩薩立像や、脇侍の不動明王立像、地蔵菩薩立像があり、3体とも金銅仏です。いずれも昭和3年(1928)に国宝に指定され、昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されています。

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常福院薬師堂

2013年07月20日 | 旅 歴史
 常福院薬師堂は福島県大沼郡会津美里町大字新屋敷字山王塚にあります。
 常福院薬師堂は室町時代の中期に建てられた堂宇です。寺伝によると建久8年(1197)、田子重兵衛道宥法印の開山と伝えられ、このことから田子薬師堂とも呼ばれています。
 当時はこの地の東5町(約500m)の中島村にあったそうですが、応永6年(1399)に現在地に移築したといわれています。現在のお堂は、文部省直轄工事として解体修理され昭和31年(1956)に再建されたものです。
 屋根は宝形造りでしたが、解体の時、破風(はふ)が発見され、入母屋造りであったことがわかったので入母屋造り、銅板葺きで復元したそうです。明治37年(1904)に国の重要文化財に指定されています。
 桁行3間、梁間3間、一重、入母屋造りで、総円柱で支えています。扇垂木、出組の詰組、桟唐戸、柱頭の粽など唐様の手法を用いています。反りの深い屋根や、深い軒の出、扇垂木は1本のくさびで止められています。
 本尊である木造田子薬師如来坐像は、座高174cmの寄木造りの黄金大坐像で会津美里町の文化財に指定されています。日光菩薩、月光菩薩、四天王、十二神将を従えています。会津鑑に元禄10年(1697)再興の時に祀られたと記載されているそうです。

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奥之院弁天堂

2013年07月19日 | 旅 歴史
 奥之院弁天堂は福島県河沼郡(かわぬまぐん)柳津町(やないづまち)柳津門前町甲にあります。
奥之院弁天堂は室町期の典型的なお堂です。大同2年(807)に空海に命じられた徳一(とくいつ)大師が開山した福満虚空蔵尊圓蔵寺の奥之院として開創しました。
 奥之院弁天堂は、後に、圓蔵寺歴代住職の隠居寺になる寺格を持つようになり、明治中頃まで、圓蔵寺と同じく改宗を繰り返し、盛衰をともに歩んできました。現在は圓蔵寺とは別の宗教法人となっています。
 現在の堂宇は室町時代中期の応永年間(1394-1428)に建てられたと思われます。禅宗様式(唐様)仏殿の特色を持っています。屋根は茅葺きで、出が深く勾配はゆるやかです。
 宝形造り、三間四面で花頭窓や四方に扉を配しています。扉窓は釣鐘窓で真ん中に仏壇を設けてあります。大正6年(1917)に特別保護建造物に指定され、昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されています。
 柳津は、只見川と銀山川の合流点にあり、昔から水難にあうことがしばしばあったようです。このため奥之院弁天堂には、弁財、福智、延寿、除災、得勝をつかさどる弁財天が安置され、現在も厚く信仰されています。

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圓蔵寺開運撫牛

2013年07月18日 | 旅 歴史
 圓蔵寺にある開運撫牛は福島県河沼郡(かわぬまぐん)柳津町(やないづまち)大字柳津字寺家町甲にあります。
 圓蔵寺の菊光堂の前に安置されている牛の石像は「開運撫牛」と呼ばれています。虚空蔵尊は丑年の守り本尊で、菊光堂を建てる時、巨材の運搬に尽くし完成と同時に姿を消したことから神の化身と言い伝えられています。
 この牛を撫でると福と知の無限の御利益があり、開運が開けると信じられています。会津の民芸品とされている「赤べこ」はこの地が発祥とされています。

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圓蔵寺菊光堂

2013年07月17日 | 旅 歴史
 圓蔵寺の菊光堂は福島県河沼郡(かわぬまぐん)柳津町(やないづまち)大字柳津字寺家町甲にあります。
 現在の菊光堂は文政元年(1818)に火災で焼失した後の文政13年(1830)に会津藩主松平家の援助により再建されたもので、本堂造り、入母屋、重層、軒、唐破風、向拝付きの建物です。
  桁行12間、梁間9間の総欅造りで、八角の立柱56本が支え、岩の上に舞台のように建てられています。唐破風には細かな彫刻が施されています。

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