第817話 「小さなひかり・・・第30章」

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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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この頃、バイト先の女性と付き合い始めてた。
彼女は当時、高校生だった。東京では初めて付き合った女性だった。
彼女は学校が終わると私の住むアパートに来たりしてた。
彼女はコンビニとケーキ屋の掛け持ちでバイトをやってて
ケーキ屋のバイトが終わり店のシャッターを一人で閉めてるとき
私はいつも彼女を迎えに行ってた。

ある日スクーターの後ろに彼女を乗っけて走ってた。
そしたら警察に捕まった。
私は「くっそ・・・カッコ悪りぃ・・」と思いながらも
この事がキッカケである決断をした。
中型バイクの免許を取りに行く事を決めた。
車の免許は高校のときに取得したがバイクは持ってなかった。

教習所に通い中型バイクの免許はスムーズに取れた。
そして初めての単車を購入した。クラブマン250だった。
「これで彼女を後ろに乗っけてデート出来るな」と思った。
しかし意外にも別れはあっさり来た。

ある日、彼女に近所の公園に呼ばれた。
私は単車を購入したばかりだったので単車を見せに行こうと
単車で公園に向かった。
しかし何となく嫌な予感はしていた。

公園で彼女に別れを告げられた。
私は必死に理由を聞いたが彼女は答えてくれなかった。
ただ泣きながら「ごめんね・・」を繰り返すだけだった。

帰り道、単車に乗りながら空しさを感じていた。
ベッドに大の字に寝てしばらく動けなかった。
たしかに別れる一週間位前、デート中の雰囲気は良くなかった。
私は落ち込んだ・・・
しかし後々の出来事を考えるとそんなに落ち込んでなかったかもしれない。
こうして1年の付き合いは幕を閉じた。


・・・・・続く


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