第800話 「小さなひかり・・・第15章」

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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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東京に出てきてビックリしたのは当時はバンドブームだったという事だ。
八戸に居るときはまったく気付かなかった。
八戸、特に私が通ってた高校ではロックとか聴いてると変わり者扱いされた。

しかし東京でのTVでは常に何かしらのバンドのライブが流れてたし
原宿に行くと駅前にテント村というのがあって
中ではロック関係のTシャツやらグッズやら売られてた。
歩行者天国では色んなアマチュアバンドが路上で演奏してた。

世間ではボウイが大ブレイクしていてブルーハーツやら
レベッカやらバービーボーイズやらプリンセス・プリンセスやら
がヒットしていてインディーズ・レーベルも凄い盛り上がっていた。
また洋楽ではガンズ・アンド・ローゼスが大ヒットしていて
バッド・ボーイズ・ロックというムーヴメントも起こってた。
私が初めてローリング・ストーンズを聴いたのはこの頃だった。

会社での研修期間は同期の連中を把握するいい機会だった。
20人いる同期のうちロック関係が好きな奴は3人いた。

一人は河内という奴で彼はTHE STAR CLUBなどのパンクが好きみたいだった。
そしてベースを弾いてるみたいだった。
もう一人は菊池という奴でストーンズが好きみたいだった。
SGを弾いていて何とラウドネスの曲も弾けるみたいだった。
もう一人は荒川という奴で楽器は弾けないがKENZI & THE TPIPS、
STALIN、THE POGOなどが好きみたいだった。

仕事の初任給でまずスクーターを購入した。
チャンプCXというやつで当時はメットインが出始めの頃だった。
そしてフェルナンデスの黒のベースを買った。
私はギターソロを弾けないのは実感してたので
東京ではベースでバンドをやろうとしてた。
この頃はハードロック・バンドをやろうとしていた。

・・・・・続く


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