おが の 冗談本気

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第795話 「小さなひかり・・・第10章」

2009年11月06日 23時17分58秒 | Weblog
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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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4月になり高校に入学した。私は工業高校に入学した。
バンドメンバーとは違う高校に入った。
なぜ工業高校に入学したかというとレスリング部があったからだ。
昔からプロレスラーになりたいという夢があったので
レスリングはやっておきたかった。
しかし自分の中ではバンドの事が引っかかっていた。

レスリング部には入部したのだが最初は良かった。
だがしだいに先輩後輩のやりとりに嫌気がさしてきた。
私は上下関係のやりとりにむいていない・・それを悟ってしまった。
結局、部活は長く続かなかった。

久しぶりに村口氏と会ったとき村口氏の行ってる高校に
凄いギタリストがいると聞いた。
東氏というらしい。村口氏から今度紹介すると言われた。
しかし結局、東氏と会うことはなかった。
今、思うと会って色々と話せば良かったと後悔している。

そして私はクラスの友人の紹介でイトーヨーカドーで
アルバイトを始めた。地下の食品売り場で揚げ物を作るバイトだ。
初めてのアルバイトで凄い新鮮だった。
社員の人はムカつく奴だったけど。

しばらくして村口氏が念願のライブをやると聞いた。
八戸市公会堂で行われるグルコンに参加するらしい。
私は菅沼氏と観に行った。

村口氏が組んでたバンドはドラムが村口氏でギターは東氏だった。
他のメンバーは村口氏の高校の同級生らしい。
曲はドイツのメタルバンドのアクセプトの「メタルハート」をやった。
東氏はうわさどおりの上手いギタリストだった。
村口氏がステージでドラムを叩いてる姿は嬉しいもんがあったが
私の心境は少し複雑だった。

この後、私は何の用か忘れたが木村氏と会った。村口氏のライブの話になった。
アクセプトのボーカルは短髪で私も部活を辞めたばかりで短髪だったんで
冗談まじりに「いや~俺もボーカルやろうかな?」って言った。
すると木村氏は少し怒ったような顔で「・・お前はハンパだ!」と言われた。

私はその言葉にビックリしたのだが・・そうなのだ私はこの頃はハンパだった。
後々、村口氏から当時の木村氏の心境を聞くことになるのだが
私は木村氏のこのときの心境はまったく理解してなかった。
木村氏は悔しかったのだ。羨ましかったのだ。
彼は彼なりに色々悩んでいたんだ。当時の私はそれに気付かなかった。
そしてこの木村氏の言葉は私が東京に上京するまで心に残ることとなった。

・・・・・続く


●第794話「小さなひかり・・・第9章」
●第793話「小さなひかり・・・第8章」
●第792話「小さなひかり・・・第7章」
●第791話「小さなひかり・・・第6章」
●第790話「小さなひかり・・・第5章」
●第789話「小さなひかり・・・第4章」
●第788話「小さなひかり・・・第3章」
●第787話「小さなひかり・・・第2章」
●第786話「小さなひかり・・・第1章」
●第785話「小さなひかり・・・序章」

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