第814話 「小さなひかり・・・第27章」

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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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実は音楽雑誌にメンバー募集した際、2人の女性と知り合っている。
1人はボーカルをやりたいと言って来た女性。
その女性とは新宿アルタ前で待ち合わせをして会ってみた。
会った瞬間・・・一目惚れをした(笑)
その女性はKENZI & THE TRIPS、SHADY DOLLS、PEARLが好きだった。

その女性とは一緒にバンドをやる事は無かったが
用も無いのに電話したり会ったりした。
彼女は文化服装学院に通っててボーカルスクールにも通ってた。
私は一回「付き合ってくれ」と言った(笑)しかしふられた。
それでも電話とかしたりしてた。若いって凄いなぁ・・って今は思うけどね。

もう1人の女性はパンクが好きな女性で
「バンドはやらないけど友達になりませんか？」というハガキの内容だった。
その女性とは良くTHE STAR CLUBの話をした。

ある日、その女性が私に聞いてきた。
女性「ねぇ・・・バンドはどうなったの？」
私「ボーカルの奴がリハばっくれて勝手に抜けてさぁ・・・」
女性「ふーん・・・酷いね・・・んでバンドどうすんの？」
私「うーん・・・また一から探そうと思って」
女性「あたし紹介しようか？」
私「えっ？」
女性「ベースやってる人なんだけど今のバンドが解散するんだって」
私「なんてバンドなの？」
女性「ガレージアーツ」
私「へぇ・・・」

何でもガレージアーツというバンドはそこそこ有名らしい。
ボーカルの人が九州で有名とか。
女性「今度ホコ天で演奏するみたいだから一緒に行かない？」
私「うん・・・じゃあ行ってみようかな」
女性「ベースの人、紹介するよ」

早速ガレージアーツというバンドが演奏する日、原宿のホコ天に行った。
当時はバンドブームでありホコ天ブームであった。
あっちこっちで色んなバンドが路上で演奏している。
ある場所で物凄い人だかりをしていたとこがあった。
歩道橋に登り上から見てみると当時インディーズで人気のあった
JUN SKY WALKERSが演奏していた。

一緒に行った女性が「ほら、あのバンド！」と指をさした。
人だかりをかき分け指をさした方向に行った。
するとSEX PISTOLSの曲をやってたバンドがいた。
そこでベースを弾いていた男・・・。
パンクファッションに身をつつんだ男・・・川田との出会いだった。


・・・・・続く


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