第807話 「小さなひかり・・・第20章」

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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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私が寮でベースを弾いてる姿を見て
荒川氏が「ギター欲しいな」と言い出した。
私が「じゃあ一緒に買いに行くか」という事で買いに行った。

荒川氏はグレコの黒のレスポールを購入した。
私は今までは変形ギターしか持ってなかった。
レスポールを見たら私も欲しくなってグレコの白のレスポールを購入した。

高校時代は満足にギターが弾けなくて断念したギターだったが
また弾いてみた。村口氏がやってたバンドの後期はブルーハーツ
をやってたのを思い出し私は早速ブルーハーツのスコアを買ってきた。

ブルーハーツを弾いてみたら初めて1曲ちゃんと弾くことが出来た。
「あ～こーいうのなら弾けるかも・・・」
と思いブルーハーツの曲をひたすら弾きまくった。
昔と違って楽しくギターが弾けるようになってた。
高校時代はジャパメタだったのでリフばかり弾いてた。
ブルーハーツを弾き始めて色んなコードというものを覚えた。

荒川氏にギターを色々教えた。
荒川氏は比較的、飲み込みが早かった。
THE POGOの「Please Please Please」という曲を弾いていた。

そんなとき、荒川氏が興奮して私の部屋に来た。
「おい！コレ聴いてみ。メッチャいいから！」
「なに？どれどれ・・・」
荒川氏から手渡されたCDには「HELLO NEW PUNKS」と書かれてた。
THE STAR CLUBのメジャー1stアルバムだった。
どうやら会社の同期の河内氏に勧められたらしい。

「う～ん、ボーカルはリーゼントじゃん。革ジャン着てるし横浜銀蝿か？」
と思い聴いてみた。正直このときは良く分からなかった。
「これがパンクなのか？こんなバンドいるんだ・・・」と思った位だった。
しかし数日後、今度はTHE STAR CLUBの2ndアルバムを
荒川氏から借りた。「PUNK! PUNK! PUNK!」というタイトルだった。
このアルバムを聴いたことにより後の私の音楽性は大幅変化する事となった。


・・・・・続く


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