おが の 冗談本気

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第812話 「小さなひかり・・・第25章」

2009年11月22日 21時44分56秒 | Weblog
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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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メンバー募集で会った2人と私と荒川氏、4人で初めて顔合わせをした。
私は「これでバンドが出来るな」と意気揚々だった。
しかし早くも問題が起きた。

ボーカルの奴が言った「俺、あのドラムとやりたくねぇな」
私「何で?」ボーカル「ハードコアはヤベぇよ。違うドラム探そうぜ」
私「うーん・・・」

私はドラムの奴は嫌いじゃなかった。
しかしドラムとボーカルの相性が合わなかった。
この頃にジャパコア・・いわゆる日本のハードコア・パンクの世界を知った。
モヒカンのドラムの奴から教わった。

当時のハードコア・パンクはたしかにヤバかった。
恐ろしい逸話がいくつもあった。
だがハードコアのポリシーには共感する部分もあった。
私は悩んだ・・・悩んだ末、結局ボーカルの奴をとった。
また一からドラムを探すハメになった。

一度ドラム無しでリハをしたことがあった。
ボーカルの奴の自宅は新宿にあった。
その自宅には地下室みたいなトコがあってそこで音を出せた。
「こいつ何者なんだ?」と思ったが詳しいことは聞かなかった。

私がメンバー募集した音楽雑誌からの流れでハガキはまだ来ていた。
その中でドラムをやりたいという人がいた。
私や荒川氏よりだいぶ年上だった。見た目もパッとしない奴だった。
浅見という奴だった。

しかしドラムはとにかく欲しかったんで一緒にやる事にした。
ちなみにこのときのボーカルはまだ10代だった。
ボーカルとドラムの年齢差はかなりあった。
しかしボーカルの奴は10代とは思えないほど
ポリシーがしっかりした奴だった。


・・・・・続く


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