おが の 冗談本気

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第794話 「小さなひかり・・・第9章」

2009年11月05日 22時22分12秒 | Weblog
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えっと私の個人的な自伝です。
私は別に有名人でも何でもないので興味ない方は
すっ飛ばして下さいな(笑)
ちなみに「小さなひかり」というタイトルは某バンドの曲と
この自伝は一切関係ありません。では前回の続きです。
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中学校を無事卒業した。
プレハブ小屋の壁にダンボールを貼り付けた。
そしてそこにバンド名のロゴを書いた。
村口氏は志望校に合格し念願のドラムセットを手にした。
木村氏はアリアプロのフライングVとギターアンプを購入した。
田中氏もアリアプロのベースとベースアンプを購入した。
相内氏はキーボードを購入した。残ったのは私だ。

まだ高校生にもなってないしギターを買う金も無い。
ただただ親に頼み込むしかなかった。
母ちゃんは最初は反対していた。でも私は必死に頼み込んだ。
ひたすら頼み込んでいたら母ちゃんは渋々OKした。

そして私もやっと手にした。生まれて初めての自分のギター。
アリアプロのエクスプローダーとファイヤーバードの中間のような変形ギター。
そしてフェンダーの小型アンプも購入した。
当時はジャパメタが好きだったんで変形ギターが好きだった。
もちろんアームも付いてた。

みんなでアースシェイカーのバンドスコアを購入しひたすら練習した。
高校に入学するまではたっぷり時間があった。
みんなでプレハブ小屋に集まりずっと練習していた。
もちろん家に帰ってからも練習した。
曲はアースシェイカーの「記憶の中」という曲だ。
この曲はハードロックにしては比較的、簡単な曲だ。
しかしハードロックな為、バッキングは簡単でもギターソロは当然ある。
私はこのギターソロが中々弾けなかった。

一回、このプレハブ小屋でライブもどきをやった事がある。
近所に住んでる子供を集めてその前で演奏をした。
今思うと凄いことをやったなぁ~って笑っちゃうんだけど(笑)
実質、これが私の初ライブになるのかな(笑)
そう・・・この頃までは楽しかった。

アースシェイカーにはキーボードが無いので相内氏は参加しなくなってた。
いつものようにみんなで練習してたんだけど
一向に私のギターが上達しない。
しだいにみんなの雰囲気が悪くなっていった。
私も弾けない自分に多少イライラしていた。
どうしたら上手く弾けるのかがこの当時はさっぱり分からなかった。

そしてしだいに私自身がみんなとの練習から遠ざかるようになってた。
みんなと音を出すのがだんだんと苦痛になってきていた。
だんだん菅沼氏や前田氏と遊ぶほうが優先になってきていた。

ある日、バンドのメンバーが恐い顔で私に聞いてきた。
「やる気あんのか?」・・・私は上手く返答出来ず言葉を濁した。
そしてこの一件以来、少しづつメンバーとは距離が出来つつあった。

・・・・・続く


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●第792話「小さなひかり・・・第7章」
●第791話「小さなひかり・・・第6章」
●第790話「小さなひかり・・・第5章」
●第789話「小さなひかり・・・第4章」
●第788話「小さなひかり・・・第3章」
●第787話「小さなひかり・・・第2章」
●第786話「小さなひかり・・・第1章」
●第785話「小さなひかり・・・序章」


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