The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『警視ファン・デル・ファルク アムステルダムの事件簿』

2020-06-13 | 海外ドラマ
”Van der Valk”

ITV 4月26日 2020年初放送
3エピソード

英国で先月最終エピソードが放送されたばかりで、まだ湯気がホヤホヤのこのドラマが早速
日本初放送になる様です。
4月にITVで第一話放送時には、同時間帯で視聴率ナンバー1の大ヒットデビューを果たしたと
の事。

この作品は、推理作家ニコラス・フリーリングの傑作推理小説を元に、現代風にアレンジ、
ドラマ化されたもので、過去には1972年~1992年迄バリー・フォスター主演で放送された
作品のリメイク版です(オリジナル版は観た事はないのですが・・・)

3エピソード:
E1:”Love in Amsterdam”
E2:”Only in Amsterdam”
E3:”Death in Amsterdam”

『バーナビー警部』、『オックスフォードミステリー ルイス警部』等の脚本家であるクリス・
マーレイと『ミス・マープル』、『名探偵ポアロ』等を手掛けたプロデューサーであるミッチェル・
バックがタッグを組んだ オランダが舞台でありながら 正統派英国ミステリーとなっている
様です。
これらのスタッフを見るだけでも期待感が大きくなります。


出演は、
ファン・デル・ファルク:マーク・ウォーレン
ルシエンヌ:メイミー・マッコイ
クルーバス:エリオット・バーンズ






マーク・ウォーレンは、『華麗なるペテン師』、『マスケティアーズ』等の出演で知られている 
チョット癖のあるルックスで、個人的には”悪役”のイメージを持っていたのですが、今回は女性
に優しい、頼れるリーダー”警視”役です。
又、ファルクの右腕的存在であるルシエンヌを演じるメイミー・マッコイも『マスケティーアーズ』
でアトスを悩ます美しい妻の役で印象に残っています。

舞台はオランダ、アムステルダム。
麻薬政策、エコ・ファッション、LGBT、移民問題等が絡む犯罪事件を扱う内容になっている様です。
オランダの風景も楽しみつつ 英国ミステリとしても楽しめそうな”一粒で二度美味しい”ドラマに
なっている様ですよ。
又、
アムステルダム国立美術館が扱われる回では、画面に登場するフェルメール作品は”本物”だそうで、
この点も目の保養になりそう。



そう言えば、
この所”オランダ”が舞台の英国ドラマが続きます。
先日ご紹介した、『バティスト~アムステルダムに潜む闇~』も同様でした。
(このドラマはまだ視聴中ですので、後日機会があれば再度触れたいと思います)

AXNミステリーにての放送は、
7月18日(土)16:00~

↓ AXN公式ページはこちらです
https://www.mystery.co.jp/programs/van_der_valk

尚、早くもDVDも既に発売されています(PAL版ですが・・・)