ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:クロークルーム

2019年02月21日 | 浅き夢見し

「私」は劇場のクロークルームらしい場所にいます。
濃紺のスーツを着ており、制服のようです。


長いカウンターの上はアーチ形になっており、
間接照明が落ち着きと高級感を醸しています。
「私」以外に2人ほど女性スタッフがいました。


カウンターには次々に人が現れ、私たちは
コートだのダウンだの冬物衣料を手渡していきます。
本人の物というよりも、災害避難所の支給のように、
誰が来ても即座に手渡し、本人確認はしていません。


すべてが滞りなく滑らかで、大勢が来ては去っていくのに、
「どうぞ」
「どうも」
といった最小限の言葉が小声で交わされるばかりで、
人も服も時間も静かにたゆたうように流れていきます。


「夏が行く」
服を渡しながらそう思い、自然と笑顔になっていました。
移住以来最も暑くて、体調も崩してしまった夏が行く。
「私」の個人的な笑顔は受け取る人にも伝播していました。
お互い笑顔で見交わし、一瞬で離れていきました。



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13年ぶりではないかと思われる体調不良で、1週間ほど
寝たり起きたりを繰り返し、たくさん夢を見ました。


不思議なことにどの夢も、笑顔で目覚めるいい夢でした。
実際は高熱で大汗をかき、決して良い寝覚めではないのに、
精神はさらにその先の、快復後を行っているようでした。


この夢の後は、冬物衣類の感触が手先に残っているようで、
「ワルいものがどんどん出ていく」
とも感じて、せいせいと朗らかな思いでした。


衣類がワルいのではなく、夏中溜め込んでいたことが
「ワルい」
と感じられ、初秋の風の中にかぎ取った変化が
夢になったのか?

コメント
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