まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1309 アカマツの菌根菌未感染細根も大きく伸長、マツタケの感染はいつ起こるのか? ヤマツツジ咲く

2018年05月08日 |  マツタケの林地栽培 

 5月12日(土)は、635回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 2回続けて、食費の払い忘れがあります.意識的(意図的・恣意的・故意の)行為とは決して思っていませんが、活動13年目を迎えて、加齢による(?)物忘れが多いように見受けます.食材購入を引き受けてくださる方は困っておられると思いますが・・・・・.ほんの少しの心配りがより楽しい活動につながります.配慮願い上げます!

写真 1.香川山に咲くモチツツジ

 さて
 コバノミツバツツジ(Rhododendron reticuratum) の花が終わると、ヤマツツジ(R. kaempferi)やモチツツジ(R. macroseparum、写真1)の花が取って代わる.モチツツジには、各部に腺毛があり触るとべたつく.訪花昆虫の活動を邪魔をしない様に小さな虫を捉まえるために腺毛はあるという.東北では、ホツツジがアカマツ林に混成する.放置林を全山ツツジ山に仕立てることも新しい里山利用の道かも知れない.山形県小国町の観光ワラビ園は、その道の先輩で成功例である.

 林床には、子葉と初生葉を持つアカマツ実生がたくさん見られる(写真 2).地表下3-5cmくらいにアカマツの菌根菌未感染の白い細根が伸びている(写真 3).これらの根がマツタケに感染される機会はどのくらいあるだろうか? また、その時期は「秋か春か」どちらなのか?

写真 2.アカマツ実生.長い葉が子葉、内側の短いのが初生葉

写真 3.菌根菌未感染のアカマツ細根.その内、菌根菌が感染し細根は、タンニンを産生し茶色になる.

 マツタケの主たる胞子飛散期は、秋である.温度5℃までは、土壌水分に問題がないとすると、胞子は発芽する.発芽率は、蒸留水と発芽適温条件のみを与えた実験では1%前後である.その時期に山には菌根菌未感染のアカマツ細根(空き家)はほとんどない.発芽した菌糸は、その日のうちに、空き家にであわないと死滅すると言われる.

 しかし、秋に飛散したすべての胞子が死滅することにはならない.胞子は、5℃の冷蔵庫に3年くらいは発芽能力を維持して保管できることから、多くの胞子が野外に於いても非発芽胞子として生残するだろう.

 菌根菌未感染細根は、春に多い(写真3).生残した胞子が、気温上昇と共に発芽し空き家にであい菌根を形成するというシナリオもありと思える.野外の実験で、いずれであるか確かめてはいないのだが.
 
では、前回の活動風景をご覧下さい.
 新茶づくり(茶葉を摘んで運んで蒸して揉んで乾燥;写真4-5)と岩倉焼の素焼きを実施しました(煙突を閉めて終了、写真6).そのような活動を支えてくれるありがたい昼食づくりをする皆さん(写真7).第一ゲートの取り替えをしました(写真8-9).木製ゲートは手前に引くのではなく山側に押して開けます.ご注意ください.

写真 4.摘み取った葉を運んでいる

写真 5.蒸された茶葉を揉む皆さん

写真 6.作品の素焼きが終わり煙突を閉め、窯が冷えたら作品を取り出す.

写真 7.仲間の昼食づくり、盛り付けがなされている

写真 8.傷んだ第1ゲートを取り替える.

写真 9.完成間近の木製新ゲート.山側に開きます. 

【お知らせ】

1)京都御苑きのこ観察会 
 日時:5月13日(日) 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所集合
 主催者:京都御苑きのこ会  HP参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.
 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者  男厨シェフ    特別企画 

635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪    松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村    松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪            JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村    内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村    松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村    川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

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§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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