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くまさん♪ドン・ホセ

Kバレエのカルメンの話・・・

6日のラストはドン・ホセが銃でカルメンを撃つ、というのは変わっていませんでした。
ただ持ち手が変わり、左手から右手に、したがって客席に背を向けることになります。
そしてずいぶんと長い間、無音の中で(たぶん)そのまま立ちつくしていました。
音楽がぽつりぽつりと出たあたりで、倒れたカルメンに駆け寄り、膝をついて
まずはスカートの乱れを直し^^;
上半身くらい抱き起して短くぎゅっとしてましたかね(記憶があやふや)
カルメンの両腕をとって抱き上げるのは前と同じ、客席の方に向けるように仰向けにはせず、そのまま舞台奥へふらふらと・・・

二人をガン見していたので、下手にスニガたちが出てきたかどうか、きれいさっぱり記憶にないのでした^^;

正直もっと派手に変わるのかな、と思っていたので、「あれ?どこが変わったの??」になり、それでDVDなどを見返し、記憶を振り絞って、細かいところは変わっていたなあ・・・と分かった次第。
不届きモノな私は、ああ、利き手が統一されたのね、なんてことにも突っ込んでしまった(前バージョンだと、ドン・ホセは書き物は右手なのに、カルメンは左手で撃っていた・・・そりゃありえないけど、今回まで気が付かなかった^^;;; 両手使いだったのか、それとも慌てて左手で撃ったからかえって当たってしまい、当てる気はなかったから大ショックだったのか?なんて変な深読みまで・・・orz)実際は「客席」に顔を向けておきたかったから左手になっただけかも。

6日バージョンは、よりホセが愛情深くなったようなイメージ。最後までずっと大事そうにカルメンを抱いていたので。

楽日はその場でドン・ホセも自殺してしまったとか。
そりゃ大きな変化でしたねえ・・・(見たかった)。ロミオとジュリエットの逆バージョンみたいな感じでしょうか。

6日のようなバージョンでも、見えなくなったところで同じような結末になっていたという想像は難しくないので、なんというか・・・別の意味を感じた方もいらっしゃる模様。
(私は観てないので本当のところが分からない^^;)

「カルメン」と名前が付いている割に、実はドン・ホセの話になっているなあ・・・。
変わると聞いて勝手に妄想していた結末は、カルメンは撃たれても完全には絶命していなくて、最後にホセの頬でもちょっと撫でてくれるかな、なんてものだった^^;
いきなりかなりウェットになってしまうが・・・。

カルメンは単に怯えたまま終わってしまう。彼女の性格からいって、一緒に死んでくれてもあんまり嬉しくなさそう(あ、ばっさり切ってしまった!)
彼女なら、最後にまだ息があったら、ホセの頬でもひっぱたくか?何すんじゃ、コラー!って 笑

こうしてみると、いろいろな結末が想像できて面白いから、やっぱりカルメンには黙って倒れていてもらうのが吉?
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