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ズレてる

明日はついに国葬の日。今では反対派の割合がずいぶんと伸びたらしい。
今日あたりから具体的になってきた首都高速、一般道、駅のコインロッカーやごみ箱の封鎖風景を見ると、本当~~っに
どれだけ多くの人に迷惑かければ気が済むんだろうって思う。

ここまでの経緯でも、首相の説明が足りないとか言うけど、頭にくるのはそこじゃないのよ(少なくとも私は)。
説明はするけど改める気は毛頭ない(結局聞く耳は持たない)のが、最初から透けて見えているところがカンに触るの。
そもそも「相談・打診」じゃなくて「説明」だというし。なんという上から目線。
その説明だって聞いてみれば、かかる費用なんてどーせ大嘘だろうし、って余計に腹立つ!

今の雰囲気からしたら、もう1つ何かあったら倒れるんじゃないかな、この政権。
とっととお引き取り願いたい。

今や政治家とセットになったような、某宗教団体の「説明」も変。
表面はソフト?だけど(今回はそうでもなかったけど)、肝心なことはぼやかしてちっとも答えないとか、簡単には突っ込まれにくい話し方とかは、政治家から学んだんでしょうかね。
しきりと彼らは霊感商法なんてしてないと言う。
そりゃそーでしょうよ。
彼らはあれが霊感商法だなんて思ってないんだもの。
彼らにしてみれば、有り難い宝を信じる方々にお分けしている・・・大いに施している、宗教活動なわけで。
こちらの常識で話しても、ほとんど通じないに違いない。ズレまくりで。
なんて不毛なんでしょう。
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英国

エリザベス女王の国葬中継を見ていて思った。
英国っていいな・・・
あれだけ大々的な儀式を粛々と執り行っても、たぶん変な広告会社に無駄なお金は使ってない(と思う)。
あんなに多くの国民に愛されている王室(主に女王の功績だろうけど)。国葬以外にあり得ないシチュエーション。
多くの面で清々しい。

女王の棺の上の、最後のお花はずいぶんとワイルドな印象だった。ブーケなのかリースなのか形状がはっきりしないほど(笑)
でもバッキンガム宮殿の庭などから集めた花材だったそう。まさしくイングリッシュガーデンを切り取ったような作品。
ローズマリー、ギンバイカ(マートル)、ヨーロッパナラは新聞記事に載っていた。
あとは見たところ、バラ、ナンテン、マツムシソウ(スカビオサ)、ローズヒップ、ゼラニウム・・・フジバカマみたいなの。
私も最後は自分の家の花がいいなあ・・・(ぼそっ)

あの国を「イギリス」と呼ぶのがなんとなくしっくりこない。
かといって正式名称でも呼びたくない、長すぎるから。
とりあえずは「英国」が一番しっくりくるけど、なぜ「英」なのかがはっきりしない。
清朝のころから英吉利とは呼ばれていたらしいけど、それにしてもなんで「英」の字?

4月に他界した母にはあまり何もしなかったな・・・と後悔していたけど、1つ思い出した。
母とむすこと3人でロンドンに行ったことがあった。(20年以上前だから忘れてたー!)
くまさん♪の出演したくるみ割り人形を観に。母は初めての海外旅行だったけど、二つ返事で行くことになったのだった。あの頃はまだ随分と元気だったな・・・。バレエの他にもロンドン塔、ハイドパーク、大英博物館、テートギャラリー、セントポール大聖堂も行ったし、バッキンガムの衛兵の交代式も見たし(思いっきりお上りさん)・・・。ちょっと寂しいのは、むすこはほとんど記憶に残っていないこと。今頃トラファルガー広場でネルソン提督を見たかったな~とか言ってる。(ちらっとだけど行ったってば。大聖堂の足元に埋まってたし・・・)

・・・鮮やかに記憶を呼び覚ましてくれてありがとう、女王様。
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発掘作業-猫バレエの

ブーケを手にして気が付いた。なぜにカーネーションの香りは特別なのか。
それはたぶん、小さい頃のバレエの発表会と結びついているから。
最初に習った教室では、発表会で踊り終わった後、舞台の上で花束が貰えたのだった。まあ、カーネーションを数本束ねてリボンがついているだけの、今でいえばものすごくシンプルなものだけど。
でもひとりひとり、きちんと手渡されて、その後もう一度客席にお辞儀して袖にはけてた。
今のバレエ教室で発表会は頻繁にあるけど、そんな光景は今のところ目にしたことない。
考えてみると凄く貴重な体験だったかな・・・と。そんな粋なはからいをしてくれた先生に、今頃になって感謝(何十年前のことだよ!)

その教室の大先生は豊辺つぎ子先生という。桜台に本部・・・先生のご主人が園長だった幼稚園があって、その建物の体操室?がお稽古場だった。
その建物というのが、およそ変わっていて、中も外もレンガ、外にはツタも這ってた。窓が小さいので中に入ると暗くて洞窟に入るみたいな感覚、
の入口を入ったところに大きな絵が掛かっていた。
暗い背景の中に白いクラシックチュチュをつけたバレリーナの。アラベスクポーズで間違いなく白鳥の湖。
白いチュチュが凄く浮き上がっていて、バレリーナの目はこちらを見ているようだし、圧倒されたものにゃった。
で、よく考えるとその背景の中に石づくりのアーチがあったような気がした。

この間の焼け跡の白鳥の湖の話から、日本初演の白鳥の湖のことをもっと知りたくなっていて、借りていた本に手がかりが。
初演舞台の装置を手掛けたのは藤田嗣治(言い出しっぺの島田廣氏が駆け込んだ先、蘆原英了氏の叔父だった)、というのもそれで知ったのだけど、実際どんな舞台だったのか・・・
本には舞台製作のための下絵のようなものが載っていた。
藤田氏はフランスでバレエ・リュスの舞台も観ていて、それに負けないくらいのものを作ろうとした模様。
実際のところは物資不足で(背景用の布や絵の具も足りなかった・・・orz)完全にはいかなかったみたいだけど。
本の中で、藤田氏は欧州では基本の石づくりの部分(舞台では書き割りだけど)には相当こだわっていた話も載っていた。

ので、バレエ教室にあった絵は日本初演の舞台をモチーフにしたものではなかったかな・・・と思った次第。
隅っこに描いた人のサインもあったような気がするけど、記憶が・・・orz

大先生がいつ桜台を引き払ったのかわからないけれど、その後京都で活躍されていたかもしれない。
日本バレエ協会の第4回舞踊文化功労賞を受賞されてる(他にも有名な先生が一杯・・・久富先生も同年受賞?)

初演の王子の衣裳が独特・・・特に片方だけ縦シマはないだろう~
もしかしてタイツが破けたから、別々のを縫い合わせたんじゃ?、なんて酷い想像もしていたのだけど違った。
バレエ・リュスのS.リファールも履いてた。
ごめん!衣装デザインの方。

画像は新宿書房 「フジタの白鳥 画家藤田嗣治の舞台美術」佐野勝也
より。
藤田嗣治(「白鳥の湖」の舞台装置のための草案)をもとに帝国劇場背景部が製作した「白鳥の湖」 第2・4幕 1946年

横に平べったい不気味な木はロットバルトの現れる場所・・・と関係があった模様。藤田氏のこだわり・・・

あ、初演の演出ではハッピーエンド版・・・王子がロットバルトを倒して、白鳥がみんな人間に戻って朝日を浴びる、だったそうな。
その方が当時は観ている方も嬉しかっただろうな。
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図書館通い

この間白鳥の湖、日本初演に関する本を借りに行ってから、なんとなく図書館通いが続いてる。
先週はまたちょっと違う場所に行き(近隣の市と提携しているので、借りることができる図書館もたくさんある)、バレエ本を物色。

一瞬、重くてどうしようかな・・・と思ったけど、とても綺麗な写真が沢山なので、つい借りてしまったのが冒頭の本。
「ballet THE DEFINITIVE ILLUSTRATED STORY 」バレエ図鑑
ヴィヴィアナ・デュランテ 総監修
森菜穂美 日本語版監修
河出書房新社

バレエの歴史や作品、ダンサーなど網羅的に載ってる(あ、ダンサーについてはちょっと情報が古いかもだけど)。
眺めているだけでも楽しい^^
監修がヴィヴィ様で感慨深い。
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騙されませんよう

新型コロナの診断用キットが一般的に販売されることになった・・・のはいいけど、商品は玉石混合。

どこまでの結果を求めるかという問題はあるけれど、安心確実を求めるなら厚労省のページを一読することをお勧め。
「研究用」というのは結果が保証されてない!

新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット(OTC)の承認情報
医療用抗原検査キットの取扱薬局リスト


でもってAmaz〇nを検索してみたら、まーすごいことになってた(写真)。
価格の安い順に表示、高い順に表示、で同じものが出てくるとは(9月8日現在)。

厚労省が認めた4種類は1個もヒットしなかった orz

・・・でも格安なのを買っといて、もし罹ったかなーというときに両方試してみて差が出るか確かめる、
なんてことができる余裕があればいいなあ・・・

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