空の絵画 F10号キャンバスに鉛筆
誰も避けられない老い。
身体のあちこちに、不自然な痛みや病。
必ずやってくる死。
般若心経はそんなものは皆「空」だと言い、「不生不滅」だと教えてくれます。
しかしそうは言っても、実際の私達の感覚はそんな教えで納得できませんね。それで若返ることはありませんし、実際にこの身は確実に死に向かって進んでいるのですから。
般若心経と私達の意識の . . . 本文を読む
15日、所用で出かけた先で、この展覧会に行ってきたと、画集を見せてくれる方と出逢いました。さっそく行って観ました。久しぶりの美術館。とても素晴らしかったので、今回は連載を中断して紹介します。
(ポスター裏面)
無言館は、窪島誠一郎館長の元、戦争に巻き込まれて若い命を奪われた画学生たちが残した遺作を全国を巡りながら収集し、慰霊をこめた美術館として長野に設立した戦没画学生慰霊 . . . 本文を読む
人は何処から来て何処に行くのか 空 (キャンバスに鉛筆 F10)
前回「気付き」のことについて書きました。
「気付き」とは心が成長する形で、それは階段のように登っていくというイメージでお伝えしました。
身体の成長のように、気付かないうちに少しづつ大きくなっていくというような成長とは根本的な違いがあったのです。
下の図は、心と身体の成長ライン . . . 本文を読む
新境地による絵画 (キャンバスに鉛筆) 名前はまだない
精神的な人の成長と言うのは面白い。そう思うのはいつも、何かを学ぼうとしていたり、技術を収得しようと意識が動いている時でした。
心の成長線は、身体の成長のようになめらかなスロープを描くのではなく、階段状に成長していくということです。
どうしてそうなるのか、
今回、般若心経を通して自分の世界を眺めてきた結果、新しい気付き . . . 本文を読む