ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

久しぶりの・・・

2018-08-26 21:19:08 | カリグラフィー+写本装飾
日、二か月ぶりに芦屋へ。先月は、夏バテ気味で休んでしまったのだ。

今年末に、神戸である展示会に出す作品――そろそろ取りかからねば、やばすぎる。

    
ヴェラム(仔牛の羊皮紙)に、トレーシングペーパーで写し取った下絵を、胡桃インクで線を引いたのだけど、インクの色が濃すぎる!でも、彩色する時、何とかなるはず。

         
 これが、元の写本――「The Prayer Book of Michelino Da Besozzo」。
この模写をする訳だが、金箔を貼る部分も細かいなあ……。どうぞ、作品になって仕上がりますように。

帰り、三宮の「そごう」に寄り、「ピロシキ屋」のピロシキを買って帰る。ここのピロシキは、繊細な味で、とても美味しく、いつもお客さんの長い列が並んでいる。
「チャイコフスキーの音楽を聞かせながら、(ピロシキの)生地を練っています」というのが、ここのうたい文句。音楽の効果のほどは立証不可能なれど、美味しいことは
誰もが認めるはず!
鎌倉の小町通りにある、「露西亜亭」のピロシキも有名ですが、私の好みでは、こっちの「ピロシキ屋」の方が美味しいような……。

ピロシキを食べると、ロシア~♫という気がして、なぜか昔読んだ、ロシア文学が読みたくなってしまうのであります(長いし、ムツカシイから、あくまで気分だけだけど)。
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夏の一日

2018-08-09 21:10:22 | ある日の日記
毎日、暑くて用事以外は、外に出たくもない日々――しかし、すこし気晴らしもしてみたくなって、今話題の「ハーバリウム作り」のワークショップに参加した。

この二年ほど、フラワーショップやインテリアショップで見かける、ハーバリウム。何てことないのだけど、涼し気で花のみずみずしい質感が楽しめるのが、いいなあと思っていたのだ。

 
できあがった作品――驚くほど簡単にできるのに、仕上がりは今一つだな……。 
実いうと、この写真はデジカメで撮影したもの。スマホで撮った写真をパソコンに入れて処理する方法がよくわからず、ワークショップの後で出された
フレンチトーストと飲み物を撮った写真は、――以ご覧のように上下逆になってしまう始末
    
 でも、このフォションカフェで出されるフレンチトーストは、とっても美味しい!

同じワークショップを受講していた二十代の若い女性が、「ハーバリウム初めて作ったんだけど、あなたもそうですか?」と隣りから聞いてきたので、「そうだ」
と答え、「あなたのように若い方は、知らないだろうけど、私の小さかった頃には、『水中花』っていう飾りが、夏シーズンにはあったんですよ。このハーバリウムほど洒落たものではなかったけど」と言った私。
やっぱり、彼女は「水中花」なんて知らないようだったけれど、当日は街も「ご当地祭り」で大賑わい。
伝説の鬼を模したメイクとファッションで、子供や若者が、街を練り歩いているのだが、それがどう見ても、(私も詳しくは知らない)雑誌やTVでお馴染みの80年頃の暴走族とか不良と言われた人たちそっくりのいでたちなのだ。

「太陽の下に新しきものなし」と思いつつ、帰宅した私。


 
小さい姪がくれた、私へのバースディプレゼントは、薄紫色の花のイヤリング。 イヤリングなんて、長い事つけることも忘れていた。
これを機に、ジュエリーボックスに入ったままになっている、昔旅先で買ったイヤリングなどもつけることにしませう。

年を取ると、思い出の品をいつくしみたくなるのは、自然の情なのかな?


 
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