ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

夏の読書

2018-07-26 21:42:55 | 本のレビュー
TSUTAYAから、少女マンガ「王家の紋章」を借りてきて、読んでいる。これって、40年以上も続いているらしい、長寿マンガ――。
御多分にもれず、マンガ大好き少女だった私も、このマンガは読んだことがあり、そのはじめは、小学校2年の頃、友達の家で読んだことがはじまりだったと記憶している。
その時は、まだ数巻くらいしか出ていなくて、最初の頃の「ファラオの墓を暴く者への」呪いを基調にした怪奇マンガの雰囲気を愛していた私にとって、金髪のアメリカ人少女キャロルと、古代エジプトの王メンフィスの三千年をかけた愛、という堂々たる歴史的恋愛マンガに発展していくのが、ついていけなかった記憶が……(確かに、面白かったけどね)


それから、幾年月が流れ、30歳の頃、別の同級生が何十冊と持っていた「王家の紋章」を彼女から借りてきて、読んだもの。その頃、40数巻あったような……すごくドラマチックで歴史の勉強にもなったけど、いささかマンネリの気味があったなあ。
と、私と「王家の紋章」のつきあいはここまでだったのだけど、最近必要に迫られて、このマンガを再読しようかということに。
だけど、ここで知ったのは、何と私が小さな子供だった頃、連載が開始されたこのマンガ、42年たった今も続いていて、64巻まで出ているそう。
う~ん、ちょっと読みきる自信はありませぬ。

そして、作者の細川知恵子さんのことが気になり、ネットで検索したところ、現在の御年、83歳! 80歳すぎて、少女マンガを描き続けるなんて――スゴイ
心は、永遠に少女なのかしらん?  でも、作品がちゃんと完成するのか、心配なところ。

でも、自分がストレートな性格じゃないせいか、主役のキャロルやメンフィスより、キャロルに恋し続けるヒッタイトの英明なる(このリフレインが、作中でしつこく繰り返されている)王子、イズミル王子の方が、ずっと好みです。
後、弟メンフィスへのかなわぬ恋に身もだえる、美女アイシスも面白いかも。


それと並行して、以前いただいた三島由紀夫の「暁の寺」のハードカバー版を再読中。ストーリーや文章が記憶にある通りで、はるかな学生時代に帰ったような気持ち。
夏は、読書がはかどる季節であります。
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ある日の日記――ノエル、逃走す!

2018-07-20 08:34:23 | ある日の日記
  
毎日、炎が燃えるごとくの暑さです。だから、ノエルも、クーラーのきいた部屋で一日過ごしております(上の画像は、ノエルとは関係のないワンちゃんで、イメージ画像を拝借したのだけど)

ところが、2~3日前、事件が勃発! 何と、夕涼みのため、ハーブガーデンに放していたら、閉めたはずの通用口が少し開いてしまっていたらしく、そこから逃走

大慌てで、近所を大捜索。この子は、子供の頃から、何度も我が家から、脱走したという前歴があるのですが、この数年はもうそんなこともなくなっていたから、油断していました。
仕方なく、まだ昼間の熱がムンとこもっている中を、ノエルを探して回ることに。 といっても、家の回りを一周しただけなのですが、ノエルの奴めは案外近い所に!

近所のお宅に上がり込んでいたのでありました……玄関が開いていたところに飛びこんで、お座敷じゅうを走り回り、眠っていたご主人のところを、「ワッ」と覗き込んだんだそう
誰だって、眠っているところに、近所の大きなワンコがのぞきこんでいたら、びっくりしますよね……。

迷惑かけたことをあやまり、、ガーデンへ連れ帰ったのですが、疲れた…
ノエルって、本当にすごい犬(注:誉め言葉ではない)。


真夏の日の小事件簿でした。
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ある日の日記

2018-07-14 18:57:32 | ある日の日記
西日本が、豪雨被害にみまわれて、一週間――当初の予想より、はるかに大変なことになってしまった。
新聞やTVを見ると、亡くなられてしまった方があまりにも多いことや、避難所で生活している方の映像が流れ、つらい気持ちにさせられる。

私の住んでいる地方は、比較的温暖な気候と言われ、今まで災害に遭うことが少なかった地域……それが、こんなことになるなんて。

体育館で、避難生活を送っている方など、この暑さの中、お風呂にも自由に入ることができないなど、つらいだろうなあ……と思う。
どうか、一日でも、早く日々の生活が、元に戻りますように。


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