『赤穂城断絶』(1978年/深作欣二監督)を見た。
物語は、「元禄14年3月14日 (新暦1701年4月21日)、江戸城では幕府が朝廷の使者を接待していたが、勅使饗応役の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ/西郷輝彦)が、江戸城松之大廊下で、高家筆頭・吉良上野介吉央(きらこうずけのすけよしひさ/金子信雄)に斬りかかった。城内で刃傷に及んだ浅野に対し、第五代将軍徳川綱吉(茂山千五郎)が激怒。老中・柳沢吉保(丹波哲郎)は、浅野内匠頭に即日切腹を言い渡し、播州赤穂浅野家は改易、赤穂城を明け渡すよう命じた。吉良に一切の咎めがなかったことに浅野家の家臣達は反発。筆頭家老である大石内蔵助(おおいしくらのすけ/萬屋錦之介)を中心に・・・」という内容。
深作欣二、金子信夫、松方弘樹(多門重共役)、渡瀬恒彦、千葉真一といった名前を見ると、"仁義なき戦いシリーズ"が思い浮かぶのだが、吉良邸討入りのエピソードでは、そのシリーズ作品と同様の迫力があった。
特に、不破数右衛門(千葉真一) と小林平八郎(渡瀬恒彦)の斬り合う場面は結構時間を割いていたように思う。
いうなれば、これも"実録シリーズ"か。
(^。^)
赤穂事件を題材にした忠臣蔵の物語を映像化した作品は、無声映画の時代から数えきれないほどあるらしいが、深作欣二監督は本作品の36年後には2回目の『忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994年)という作品を作っている。
日本人は忠臣蔵が好きだから興行的に大失敗がないのかもしれないし、語り尽くされた物語とはいえ、切り口によってはまだまだ飽きずに見られるのかもしれない。
この作品も橋本平左衛門(近藤正臣)、妻・はつ(原田美枝子)、間十次郎(森田健作)といった下級武士やその家族の苦悩について描かれてもいて、そこが良かったのかもしれない。
物語は、「元禄14年3月14日 (新暦1701年4月21日)、江戸城では幕府が朝廷の使者を接待していたが、勅使饗応役の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ/西郷輝彦)が、江戸城松之大廊下で、高家筆頭・吉良上野介吉央(きらこうずけのすけよしひさ/金子信雄)に斬りかかった。城内で刃傷に及んだ浅野に対し、第五代将軍徳川綱吉(茂山千五郎)が激怒。老中・柳沢吉保(丹波哲郎)は、浅野内匠頭に即日切腹を言い渡し、播州赤穂浅野家は改易、赤穂城を明け渡すよう命じた。吉良に一切の咎めがなかったことに浅野家の家臣達は反発。筆頭家老である大石内蔵助(おおいしくらのすけ/萬屋錦之介)を中心に・・・」という内容。
深作欣二、金子信夫、松方弘樹(多門重共役)、渡瀬恒彦、千葉真一といった名前を見ると、"仁義なき戦いシリーズ"が思い浮かぶのだが、吉良邸討入りのエピソードでは、そのシリーズ作品と同様の迫力があった。
特に、不破数右衛門(千葉真一) と小林平八郎(渡瀬恒彦)の斬り合う場面は結構時間を割いていたように思う。
いうなれば、これも"実録シリーズ"か。
(^。^)
赤穂事件を題材にした忠臣蔵の物語を映像化した作品は、無声映画の時代から数えきれないほどあるらしいが、深作欣二監督は本作品の36年後には2回目の『忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994年)という作品を作っている。
日本人は忠臣蔵が好きだから興行的に大失敗がないのかもしれないし、語り尽くされた物語とはいえ、切り口によってはまだまだ飽きずに見られるのかもしれない。
この作品も橋本平左衛門(近藤正臣)、妻・はつ(原田美枝子)、間十次郎(森田健作)といった下級武士やその家族の苦悩について描かれてもいて、そこが良かったのかもしれない。