仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

同窓会の入会式

2010年02月28日 | じもてぃーライフ
本日(2010.02.28)午前、【北海道増毛高等学校同窓会入会式】が同校体育館で行われた。
同窓会からの出席者は、平◇会長、高◇事業部長と仁左衛門(副会長)の3人で、明日の卒業を控え諸々の予行練習を済ませたばかりの卒業生に同窓会名簿を渡し、規約等の簡単な説明をした。
ここ何年か、規約の説明は仁左衛門の担当になっているのだが、これには少し悩む。
同窓会というものは日々何かしら活動をしているという団体ではないので、説明と言っても、「事務局は学校にあります」「この学校の歴史は女学校から始まっています」「皆さんはまだ"懐かしいっていいいよねぇ"と思う迄にはまだまだ数十年かかるでしょうが、毎年クラス会を開いて互いの様子を確かめ合うのも悪くは無いので、学年の幹事の皆さんは積極的に仲間に声をかけてください」「毎年8月に同窓会総会を開催しています。あなた達はまだ未成年ですが、おじさん達は懇親会でビール等を飲みつつ昔話に花を咲かせていますので、数年後にどうぞ参加して下さい」等、いかにもその場で思いついたようなことを話すしかないのである。
卒業生の人達にとってはいささか退屈な時間だったかもしれないが、これも儀式の一つなので仕方がない。
しかし、"儀式"というものの、仁左衛門の説明は少しばかりノリが軽かったか・・・。
(^^ゞ
さて、明日は全道の公立高校でほぼ一斉に【卒業証書授与式】が執り行われる筈だが、何だか北寄りの風が多少強くなりそうだ。
折角の門出の日なので、穏やかな一日になってほしいものである。

所管事項の事務調査(その1)

2010年02月27日 | 社会・政治・経済
先日(2010.02.25)、【総務文教常任委員会】が開催された。
今回は総務課、企画財政課、税務町民課、教育委員会各課所管事項の事務調査が案件である。
これらの案件は従来、新年早々に開催されていたのであるが、大まかであっても新年度事業の構想が整ってからの方が良いとのことで2月下旬の開催に調整されたようだ。
主な内容は、
1.総務課所管事項
(1)議会議員・特別職の期末手当改定(4.50月分→4.15月分)
(2)給与表の改定による職員給与の引下げ、期末手当改定(4.50月分→4.15月分)、持家に対する住居手当の廃止、月60時間を超える超過勤務等に対する加算(100分の25)支給。
(3)独自削減の見直し(給料5%削減→3%削減)
2.企画財政課所管事務
(1)留萌広域行政組合の解散及び留萌地域活性化協議会の設立。
(2)「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」(国の平成21年度第1次補正予算=自民党政権)は、総務省の計算ミスによって減額→3月議会で財源を調整予定。
(3)「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」(国の平成21年度第2次補正予算=民主党政権)は、インフラ整備に充当。
(4)旧南畠中5丁目団地跡地を"JA南るもい"(事務所・倉庫)に売却予定。
(5)町制施行110周年記念事業を実施。
ほか。
つづく

うなぎ

2010年02月25日 | ムービー
『うなぎ』(1997年/今村昌平監督)を見た。
物語は、「1988(昭和63)年、妻・恵美子(寺田千穂)の不倫を密告する手紙を受け取った山下拓郎(役所広司)は、趣味の海釣りを早めに切り上げた夜、その現場に出くわす。逆上し、妻を何度も包丁で斬り付け、殺害してしまうのだった。8年後に仮出所した山下は、保護司・中島(常田富士男)の協力もあって、獄中で身に付けた資格を使い床屋を開業する。ある時、飼っているうなぎの餌を捕りに出かけ、藪の中で倒れている女・服部桂子(清水美砂)を見つけるものの、トラブルに巻き込まれたくないと思い・・・」という内容。
人間不信に陥り、うなぎにしか話しかけない男が主人公だが、初めて訪れた町であれほどすんなり地域に受け入れられば、社会復帰を果たすのも早いだろう。
もちろん本人の努力もあるが、運も左右するというわけだ。
また、仮出所中にはどんな些細なトラブルでもマイナスに働くのだろうから、いろいろなことに憶病になってしまう主人公の気持ちも解らないではないが、やはり見て見ないふりというのはマズイだろう。
(^_^;)
「どうせ誰も見ていないだろう・・・」等と考えてしまうと、きっと、その後に大きな影響を及ぼすことになる小さなヒビが心に入ってしまうのだ。
今村昌平監督はこの作品で、カンヌ映画祭において『楢山節考』(1983年)に続く2度目のパルム・ドールを受賞しとのことだが、確かにこれは面白い。
"事件が起きる瞬間の、その前もその後でさえも、時間はただただ淡々と流れていく"というのが、何か人の世の儚さを感じさせるのだった。

U-571

2010年02月24日 | ムービー
『U-571』(2000年/ジョナサン・モストウ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「第2次世界大戦中の1942年。北大西洋で漂流しているドイツ海軍潜水艦Uボート571号が出した救難信号を連合国軍側が受信した。アメリカ海軍は潜水艦S-33をUボートに偽装し、ドイツ軍のエニグマ暗号機を奪取する作戦に出るのだが・・・」という内容。
潜水艦の艦内を舞台とした映画は、見ていて息が詰まる。
(^_^;)
昔、『Uボート(原題Das Boot)』(1981年/ウォルフガング・ペーターゼン監督/西ドイツ)を見た時には、何だか呼吸が苦しくなってくるほどに物語に入り込んでしまったが、これはそれほどでもなかった。
緊迫した場面が続くとはいえ、戦勝国側が作った映画なので、うすうすとハッピーエンドの予測がつくからなのだろうか。
ダルグレン艦長(ビル・パクストン)の評価が低かったことから昇進が見送られたタイラー大尉(マシュー・マコナヘイ)だったが、自分で指揮をしなければならなくなった場面では、いきなり艦長の不安が的中する。
作戦実行の成否とタイラーの指揮官としての成長が2つの大きな軸になっていて、なかなか面白い物語だった。

ボランティア懇親会について書いてみた

2010年02月23日 | インターネットとIT
本日の【増毛町ボランティアセンターblog】は、「ボランティア懇親会を開催しました」と題して書いてみた。
この懇親会が行われたのは2月5日(金)のことだったが、この2週間ばかり同ブログの更新をサボっていたものだから、すっかり遅くなってしまったのだった。
今回初めて忘れることなく"オーベルジュましけ"の料理の写真を撮ったのはいいのだが、時間が経ち過ぎて、何だったのか内容をすっかり忘れてしまったのは情けない。
(^_^;)

生きがいデイのお手伝い

2010年02月22日 | じもてぃーライフ
本日は"生きがいデイサービス"のボランティア。
20分前に会場の老人福祉センターに到着したものの、参加者の皆さんはすでに全員揃っていた。
市街地は送迎バスが出ないので、皆は早めに家を出るのだ。
"バンクーバーオリンピック"が開催中とあって、テレビのカーリングやスケート競技を見ながら話がはずんだが、午後のゲームで使ったトランプには笑った。
一万円札を模した柄のトランプで、大きさもほぼ一緒。
仁左衛門は"百万円の札束のメモ帳"を持っているが、これは知らなかった。
テンを切ってカードを配る時には、何だか自分の気前が良くなったような気がするのだった。
(^o^)

なかむらのヒレカツ定食

2010年02月20日 | 美味しんぼ
【味処酒房なかむら】(札幌市中央区)で、"ヒレカツ定食"(確か650円)を食べた。
肉の厚みがあって量も多く、そしてもちろん味も良いので、これはお得だ。
ランチメニューはすべて同じ金額のようだが、おそらくどれも大人気だろう。
(^_^)
食事中、店内のテレビでは【バンクーバーオリンピック/フィギュアスケート男子】の様子が映し出されていたのだが、ちょうど手のすいたらしい店主が厨房から出てきて、織田信成選手の靴ひもが切れてしまった場面では、「あー!!こんなこともあるのかねぇ!!こりゃぁ本能寺の変だなぁ!!」等ととても残念がって話をしてきた。
何とも気さくなおじさんである。
(^o^)
"味処酒房"ということなので、今度は夜に行ってみよう。

ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け

2010年02月18日 | 映画サークル
ましけ映画サークル2月例会は、長○見企画の『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』(1986年/山川直人監督)だった。
物語は、「酒場スローターハウスの壁に描かれた"モニュメントバレーの荒野"から出てきたビリー・ザ・キッド(三上博史)は、サンダース軍曹(加藤善博)、中島みゆき(室井滋)、104(ラサール石井)、マルクス・エンゲルス(戸浦六宏)等と共にギャングの襲撃から店を守る用心棒になる。なんとか、客になりすましているギャングを見つけ出そうとするビリーだったが・・・」という内容。
物語はすべて店内だけで展開するので、舞台を映画化したのかとも思ったのだが、そうではないようだ。
90分くらいであればそれなりに楽しめたのかもしれないが、約130分という長さは苦痛でしかなく、中盤は何とかこの物語の"意味"を見つけ出そうとしてみたものの無駄だったので、「郷田ほづみ(177役)懐かしいなぁ」「鮎川誠じゃん」「三宅裕司、若いなぁ」等、無茶苦茶に多い登場人物やその配役に興味を抱きながら時間を過ごすしかなかったのだった。
残念ながら、あまり面白い作品ではなかった。

ウェディング・クラッシャーズ

2010年02月13日 | ムービー
『ウェディング・クラッシャーズ(原題Wedding Crashers)』(2005年/デビッド・ドブキン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェレミー(ヴィンス・ヴォーン)の2人は、赤の他人の結婚式に潜り込んで酒や料理を楽しみ、好みの女性をナンパしては馬鹿騒ぎしていた。ある時、クリアリー財務長官(クリストファー・ウォーケン)の娘キャサリーン(ジェーン・シーモア)の挙式で、ジョンは長官の次女クレア(レイチェル・マクアダムス)を本気で好きになってしまった。一方、三女グロリア(アイラ・フィッシャー)にすっかり気に入られてしまったジェレミーは・・・」という内容。
百戦錬磨の押しかけ屋(ウェディング・クラッシャーズ)を自認する彼等だが、「俺達チャラチャラしてないか?」と言うジョンと「将来は笑い話になるさ。若かったってね」と言うジェレミーには少し温度差があったようだ。
それにしても、ジェレミーにこの遊び(?)を伝授し、もっと凄いことを実践していたチャズ(ウィル・フェレル)という男には驚いた。
この類いの"遊びの道(?)"を突き詰めると、そこに行きつくのか。
(^o^)
どうしようもない展開だが、そこそこ面白い物語だった。

Mr.&Mrs.スミス

2010年02月11日 | ムービー
『Mr.&Mrs.スミス(原題Mr.&Mrs.Smith)』(2005年/ダグ・リーマン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「旅行先で出会ったジョン・スミス(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)は帰国後すぐに結婚したが、倦怠期を迎え一緒にカウンセラーの元に通っていた。約6年間、尚も互いの素性を隠し続ける2人だったが、実はジョンは建築設計事務所を隠れ蓑に使う殺し屋。一方のジェーンもプログラマーではなく、部下10数人を抱える暗殺組織の幹部だった。そんな2人が・・・」という内容。
"ジョン"と"ジェーン"という名前は偽名で、"スミス"というのもおそらく嘘っぱち。
(^_^)
結婚相手も殺し屋だったなんてジョンにしてみれば"想定外"だったろうが、相手を追いかけてはみたものの、手にはしっかり拳銃を握っていたのだから、これはどうしようもない習性だったのだろう。
そんな人達だ。
(^o^)
夫婦喧嘩(?)とはいえ、拳銃どころかマシンガンやあらゆる種類の武器・火薬を駆使するので、とにかく傍迷惑な展開なのだが、感心なのは心配顔でスミス家を訪ねたご近所さんだな。
あれは勇気がある。
(^。^)
くだらない展開ではあるものの、これが充分過ぎるほど興行的に成り立つのだから、やはりアメリカのショウビズ界というのは凄いということなのか。

シックス・センス

2010年02月10日 | ムービー
『シックス・センス(原題The Sixth Sense)』(1999年/M・ナイト・シャマラン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ある夜、妻アンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)と共に自宅でくつろいでいた小児精神科医マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)は、窓から家に侵入してきたヴィンセント・グレイ(ドニー・ウォルバーグ)に拳銃で撃たれた。かつての患者の逆恨みだったが、ヴィンセントはその場で頭を撃ち抜いて自殺した。その1年後、コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)という心を閉ざす少年(8歳)の元にマルコムがやって来て・・・」という内容。
物語が始まる前、「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には決して話さないで下さい」というブルース・ウィリス署名のコメントが紹介される。
確かに"その秘密"を知ってしまってから見るとなると、この物語の面白さは半減してしまうだろう。
物語の舞台はフィラデルフィアだが、アメリカで一番歴史がある都市だけあって、かつての裁判所が小学校に転用されていたり、アンナがアンティーク・ショップで働いているエピソードが出てくる。
仁左衛門も古い物はそこそこ好きだが、"アンティークの宝石"というのは、"念"がこもっていそうで少し怖い気がするな。
(^_^;)
これは基本的にマルコムがコールの悩みを解決してあげようと努力する物語だが、いつの間にか立場が逆にもなったりして、そんな所は、男の子が電話相談のお姉さんに「泥棒猫ってどんな猫なんですか?」と聞く"ジャックスカードのラジオCM"を思い出させ、そこだけはストーリーと関係無く、少しだけ笑ってしまったのだった。
(^_^)
まぁそれは別として、これは面白い物語だった。

この胸いっぱいの愛を

2010年02月08日 | ムービー
『この胸いっぱいの愛を』(2005年/塩田明彦監督)を見た。
物語は、「百貨店勤務の鈴谷比呂志(伊藤英明)は、小学生時代に1年ほど過ごしたことがある門司(福岡県北九州市)に出張したが、かつて祖母(吉行和子)が経営していた旅館の前を通った時、玄関から飛び出してくる子供の頃の自分(富岡涼)を見た。なんと、同じ飛行機・224便に乗っていた数人が20年前の1986年にタイムスリップしてしまったのだ。自分にバイオリンを教えてくれた和美姉ちゃん(ミムラ)とまさかの再会を果たした比呂志は・・・」という内容。
20年前の自分に"人生改造計画"の実行を迫る比呂志の気持ちは、ほぼすべての人が理解できることだろう。
きっと、「おまえ、もっとまじめにやれよ」と言いたくなる筈だ。
(^o^)
「俺達が持っているカネは小銭以外使えないぞ」という台詞が出てくるが、確かに1986年から2006年までの間に、日本の紙幣はデザインを変えている。
しかし、まずそのことに気付いた布川輝良(勝地涼)が、さほどガッカリした様子ではなかったのが幾分不思議だったのだが、なるほど・・・。
(^_^;)
時代が違ってもやることは同じのようだ。
終盤、和美が比呂志に「あんたさぁ、今まで何のために生きてきたの?」と言う場面がある。
時と場合によっては、これほどキツイ台詞はないというわけだ。
まぁ、この映画のような場合というのは有り得ないのだが・・・。
あっと驚かされる設定もあって、なかなか面白い物語だった。

パルプ・フィクション

2010年02月04日 | ムービー
『パルプ・フィクション(原題Pulp Fiction)』(1994年/クエンティン・タランティーノ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ロサンゼルスのレストランで拳銃を手にした1組のカップル、パンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニー(アマンダ・プラマー)が店の金や客達の金品を奪おうとしている。ビンセント・ベガ(ジョン・トラボルタ)とジュールス・ウィンフィールド(サミュエル・L・ジャクソン)は、組織を裏切った若者達の元を訪ねて鞄を取り返す。ブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)は、マーセルス・ウォレス(ヴィング・レイムス)からボクシングの八百長試合を持ちかけられる」そのような幾つかのエピソードが、時系列を無視して展開していくという内容。
時系列を整理すると、どうしようもなくつまらない内容であることが判ってしまうのだが、そこをシャッフルしたことが評価されたのか、1994年のカンヌ国際映画祭では、"パルム・ドール"を受賞したらしい。
回想シーンでもないのに死んだはずの人間が再登場したりと、その手法は確かに面白い。
でも、まぁそれだけかな。
タイトル通りの話なのである。
(^_^;)

只より高い物は無い

2010年02月03日 | 社会・政治・経済
『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』(2010.02.01)に、「中国がウイルス入りデジカメ贈り機密情報収集」との見出しの記事があった。
記事は、「【ロンドン支局】中国の情報当局者が、パソコンから情報を盗み出す"スパイウエア"が入った電子情報機器を英国企業のビジネスマンに贈って機密情報を得ているなどとして、英国内の諜報機関、国家保安部(MI5)が警戒を促す文書を作成したと、1月31日付の英紙サンデー・タイムズ(電子版)が報じた」との内容。
"MI5"とは、Military Intelligence section5(軍情報部第5課)のことで、イギリス国内の治安維持に責任を有する情報機関であるが、同記事によると「文書は昨(2009)年、ロンドンの企業幹部ら数百人に配布された」とのことである。
また、「"中国スパイの脅威"と題した文書は14ページ。英国の防衛やエネルギー、製造業関連の企業を狙って、中国の人民解放軍や公安省の当局者が貿易フェアなどで接近し、ウイルス入りのデジタルカメラなどを贈っているとしている」と書かれていたが、イギリスには、【只より高い物は無い】という類いの諺が無いのかね。
しかし、2~3日後には東京発の似たような記事を見ることになるかもしれないか。
大口は叩けんな。
(^_^;)