仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

少年少女 譚海 (躍進六月号)

2012年11月30日 | 明治 大正 昭和のコレクション
今年になって【大東亜戦争 陸軍作戦記録画集】等の戦前の物と一緒に我が家で発見した雑誌『少年少女 譚海(たんかい)』(躍進六月号)。
タケカズ少年(仁左衛門父)がおそらく高校2年生の時に買った雑誌だろうと推測する。
いかにも古そうな表紙イラストだが、これは戦後の物で、いわゆるサンフランシスコ講和条約(1951年)締結前の物だからか(たぶん戦闘機のパイロットの)男の子はアメリカ軍をイメージさせる星のマークのヘルメットをかぶり、女の子は金髪である(航空自衛隊は1954年設立)。
本はB6版という小さめのサイズで、全392ページだった。
その392ページ目を見ると発行所は株式会社文京出版、昭和25(1950)年5月25日印刷、6月1日発行となっており、なんとも勇ましい表紙の絵は(目次に)小松崎茂「大空をゆく」というタイトルが書かれていた。
また、裏表紙の"定価八十円"と書かれている左隣には幾らか小さめの文字で"地方売価八十三円"とも書かれており、流通の末端に位置した増毛町や留萌市など、北海道あるいは日本全国の田舎の町では割高な価格で購入するしかなかったのだろうと推測したが、ただ、実際にこの"地方売価"で取引されていた範囲がどういった地域だったのかは定かではない。
さて、この本が発売された昭和25(1950)年頃の日本の物価について、『戦後値段史年表/週間朝日編』(2006年/朝日文庫)で調べてみると、
●サイダー・・・昭和24(1949)年・・・53円
●コーヒー・・・昭和25(1950)年・・・30円
●岩波文庫・・・昭和25(1950)年・・・30円
●理髪料金・・・昭和25(1950)年・・・60円
●クレヨン・・・昭和26(1951)年・・・50円(国産12色)
●週間朝日・・・昭和26(1951)年・・・25円(5月号)
等と書かれていた。
定価80円のこの雑誌は、特別に安い物というわけではなかったようだ。

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耐震補強

2012年11月29日 | じもてぃーライフ
仁左衛門宅は元々が店舗兼住居なので旧店舗部分は極端に柱が少なく、ガラス戸も多い。
建物自体の老朽化と「大きな地震がきたらまずいんじゃない!?」という指摘もあり、現在、若干ではあるが現事務所部分の耐震補強工事を実施中である。

久々の月曜日

2012年11月28日 | じもてぃーライフ
11月26日(月)は生きがいデイサービスのボランティア担当の日だったが、仁左衛門が月曜の担当になることは余りなくて、11月だというのにたぶん今年初めてのことではなかったかと思う。
そんなわけで「おめでとう。良かったね」だなんてまだまだお祝いの言葉をかけてもらったりしたのであるが、そういった言葉をかけてもらうのはやはり嬉しいものである。
ただ、この日は午後3時から"公営企業運営委員会"の会議の予定が入っていたので最後までお付き合いできなかったのが残念だった。

コンパスの米粉ピザ

2012年11月23日 | 美味しんぼ
cafeコンパス(留萌市)の【米粉ピザ】(確か780円)。
焼き上がるまで30分ほどかかるので、仁左衛門妻があらかじめお店に電話を入れておき、おおよその来店時刻を告げてから出かけたのだった。
(^_^)
お昼時とあってテーブル席はすべて埋まっていたものの、カウンター席に座って5分、いや、3分も経たないうちに熱々のピザが目の前に出てきたから素晴らしい!!
電話でオーダーしておいただけのことはある。
(^。^)
これは生地がもちもちしていて、とても美味しいピザ。
おそらくはこのお店の人気メニューの一つではないのだろうか。

神の左手悪魔の右手

2012年11月14日 | 映画サークル
昨日のましけ映画サークル11月例会は急遽仁左衛門企画となり、『神の左手悪魔の右手』(2006年/金子修介監督)を取り上げた。
物語は、「ソウ(小林翼)は人間の悪意を夢で予知する不思議な力を持っている少年。ある夜、一緒の部屋で寝ていた姉イズミ(渋谷飛鳥)が見ている前で謎の大出血をして入院する。しかし、自分はもうすぐ死ぬと打ち明けられていたイズミはソウを助けるために・・・」という内容。
これは楳図かずおが『ビッグコミック・スピリッツ』に連載していた同名のまんがが原作になっている。
仁左衛門はこの雑誌を毎号読んでいたはずなのだが、「壊れた機械が出てこないなぁ・・・」などと『わたしは真悟』と少し勘違いしていたくらいに全然覚えていなかった。
(^_^;)
残酷な場面が多く出てくるのではあるが、古い洋館を設定している割には部屋の中がとても新しくて綺麗だったり、血の色がいかにも赤ワインの色だったりと、少し作品としての完成度を下げてしまっているような気がして残念だった。
しかし、物語そのものは演出ほどにガッカリする内容ではなかったので、そこは良かった。
さて、来月の例会は忠○企画&忘年会。
もう忘年会の時期になるのか。

雄冬銘菓 飛竜の滝

2012年11月12日 | 美味しんぼ
家の中をいろいろ整理していたら沢山のクリスマスケーキの箱やようかんの箱などが出てきた。
仁左衛門祖父が兄弟3人でお菓子屋を始めたのは大正時代のことだったらしく、それが何年のことだったのかは分からず終いだったが、後を継いだ仁左衛門父が和洋菓子の製造をしていたのが1988(昭和63)年までだったことは覚えている。
1988年といえば、仰木監督率いる近鉄バファローズが最終の130試合目でパリーグ優勝を逃した【10.19】の年だったようで、「あぁ、あの頃か・・・」と"ロッテvs近鉄"の最終ダブルヘッダーを思い出してもみるのだった。
(^_^;)
さて、それら沢山の資材の中に1個だけ残っていたのが、画像の【雄冬銘菓 飛竜の滝】(ようかん)の箱。
1980年代、帰省した際にはこの"飛竜の滝"やら"大納言ようかん"やらを友達へのお土産に持って行った記憶がある。
仁左衛門にとっては懐かしい昭和の記憶だ。

ブランのアボカドとエビのサンドウィッチ

2012年11月11日 | 美味しんぼ
仁左衛門妻が新しい店ができたと職場で聞いてきたので、早速その"Blanc"(ブラン/留萌市)というパン屋さんに寄ってみた。
パンだけではなくお菓子も売っていたし、店の奥にはイートインコーナーもあり、コーヒーも楽しめるようだ。
画像は、【アボカドとエビのサンドウィッチ】(確か320円)。
見た目は挟んである具が少し水っぽいのかなぁと思ったけれども、垂れたりすることも無かったし、美味しかった。
やはりパン自体が美味しかった。
(^_^)

留萌組仏教壮年会連盟 平成24年度リーダー研修会

2012年11月09日 | おでかけ
10月24日(土)の午後、はぼろ温泉サンセットプラザ(羽幌町)で【留萌組仏教壮年会連盟 平成24年度リーダー研修会】が開催されたので参加した。
仁左衛門はもう何年も不参加でいたのだが、今年と来年の2年間はわが西暁寺仏教壮年会が持ち回り事務局の担当になっていて、今年はなんと会議資料の作成から携わることになってしまったのだ。
とはいっても、会場の手配等は事前に(4月の役員会で)行われていたので、書類や領収証、お金の用意など簡単な事務作業で済んだのは助かった。
当日の開始時刻は午後2時だったものの、この日美唄市から帰ってきた仁左衛門は自宅を出発する時間が遅れたので、午後3時過ぎに現地に到着(研修会に必要なものは事前に渡していた)。
さすがに一つめの講義はすでに終わっていて、『御同朋(おんどうぼう)の社会をめざすために』(講師:幌延町法昌寺住職・稲○綋順師)の二つめの講義からの参加になったのだが、始まってほぼすぐにグループ討議が行われた。
「被災者に対して我々は何ができるのか」といったテーマで話し合われたが、この被災者とは昨(2011)年の"東北地方太平洋沖地震"での被災者のことだった。
4~5人のグループ討議で約20分間。
仁左衛門が所属したグループはほぼ70歳代の方達だったが、「被災地に応援に行くにしても現地で何が必要とされているか分からないのでコーディネートする人が必要だ」「年配の人間が現地に行っても足手まといになるだろうから50歳前後の人達が適任だろう」「この辺りでも一時避難として被災者を受け入れているが、そういった人達の話し相手・相談相手にはなれる」「現地に行ったとしても話し相手になれるくらいだろう」といった意見が多かったようで、「自分は一体どのような貢献ができるのだろうか」と、皆さん真剣かつ現実的に考えておられたようだった。
参加者一人ひとりが考える研修会というのは、講師の話を聞くだけの時間を過ごすよりも記憶に残りやすいので、これは良いスタイルだ。
さて、皆さんお楽しみの夜の部は、"羽幌今宵湯ったりプラン/平成24年"というコース料理。
これは、小鉢、前菜、冷し鉢、お作り、替皿、焼き物、お食事、椀物、水菓子といったとても美味しい料理で、"鰈のカツレツ カニクリームファルシ"が特に気に入った。
(^_^)
ちなみに、画像の"ウコンの力"は持込みである。
(^。^)

ファントマ 危機脱出

2012年11月08日 | ムービー
『ファントマ 危機脱出』(1964年/アンドレ・ユヌベル監督/フランス)を見た。
物語は、「パリ警視庁のジューヴ警部(ルイ・ド・フュネス)は、世間を恐怖に陥れている謎の怪盗ファントマを必ず逮捕するので安心してほしいとテレビ番組を使って市民に訴えかけた。それを見た新聞記者ファンドール(ジャン・マレー)はファントマの存在を信用していなかったことから、同僚で恋人のエレーヌ(ミレーヌ・ドモンジョ)と組み、捏造した1面トップ記事を作る。捏造記事とは知る由もない世間は驚いた。しかし、記事は本当に存在していた怪盗ファントマの怒りに触れ・・・」という内容。
怪盗ファントマを題材としたフランス映画が数本あることは知っていたが、今回ようやく、この第1作『ファントマ 危機脱出』、第2作『ファントマ 電光石火』(1965年/アンドレ・ユヌベル監督)を初めて見て、そして第3作『ファントマ ミサイル作戦』(1967年/アンドレ・ユヌベル監督)をたぶん38年ぶりに見た。
一連の題名は"ファントマ"になってはいるが、主役は新聞記者のファンドールのようで、ファントマと関わってしまったことから彼の身の周りに火の粉が降りかかるというのがこれら3本に共通している設定のようだ。
しかし、捏造記事を作っても何とも思わないこの主役の新聞記者にはどうも共感できなかった。
(^_^;)
第3作の『ファントマ ミサイル作戦』についても、初めて見た11歳の時に感じた面白さを今回も同じ様に感じることができたかというと、実はそういうこともなく、代わりにジューヴ警部を演じたルイ・ド・フィネスの演技に少し感心してみたりしたのだった。
同じ映画を何年か後に見治すと、初めて見た当時とは随分受け止め方が変わってくるものなのだろう。

たけうちの弁当

2012年11月07日 | 美味しんぼ
仁左衛門が委員長をしている"増毛町ボランティアセンター"は、11月5日(月)午前9時30分から【一人暮らしのお年より宅の窓のビニール張り事業】を実施した。
これは1993(平成5)年から継続して行っているもので、なんと今年で20年目!!
仁左衛門が関わり始めたのは1994(平成6)年からなのだが、それでも19年目であり、その年数を数えてみると、どうにも驚くばかりなのである。
(^_^;)
同事業のサービス希望者は年々減少しているものの、まだまだ昔ながらの家で一人で頑張っているお年よりは多く、そんな家にお邪魔して窓にビニールを張っていく。
事業を開始した当初と違い、壁と窓に数センチもの隙間があるなどというお宅は無くなったのだが、二重窓のさらに外側に空気の層が一つ出来ると随分と暖かさが違ってくるとのことで、希望者は多い。
この日は1週間ほども断続的に降り続いた冷たい雨の晴れ間の日だったことから随分と助かったが、やはり寒いので作業はそれなりに大変だった。
基本はもちろんボランティアなのであるが、増毛町ボランティアセンターにはまったく予算が無いわけではないので作業に参加していただいた皆さんには昼食を提供していて、今回は"民宿たけうち"(増毛町野塚)の弁当だった。
これは美味しくいただいた。

男山

2012年11月06日 | おでかけ
先日、男山酒造り資料館(旭川市)を見学してきた。
"男山"の名が付く日本酒は数多くあるらしいが、この男山株式会社が江戸時代から続く"木綿屋男山本家"であるらしい。
「北海道の酒蔵なのに赤穂浪士の討ち入りの絵に出てきたりするのはおかしいよなぁ」と思っていたら、この会社の前身は明治32(1899)年に旭川で創業した山崎酒造という酒蔵らしく、その看板は資料館3階に展示されていた。
"男山の本家"を名乗る権利をすべて譲り受けたということなのだろうか。
1階の試飲コーナーも充実していて、高そうなお酒は有料(数百円)で試飲できるようだったが、残念ながらこの日は運転手なのだった。

高砂酒造

2012年11月05日 | おでかけ
先日、高砂酒造株式会社(旭川市)の直営売店に立ち寄って日本酒を購入した。
この酒蔵は明治32(1899)年の創業とのことだが、平成16(2004)に民事再生法の適用を申請して事実上倒産したらしく、現在は"千歳鶴"で知られる"日本清酒"(札幌市)の子会社になっているようだ。
この日に購入したのは大吟醸"雪氷室・一夜雫"と特別本醸造の"国士無双"で、商品入れ替えとのことから特別本醸造の"国士無双"は随分と安い価格で購入できたのだった。
確か1,400円(1800ml)。
これはラッキー!!
(^_^)

増毛町議会 全員協議会(平成24年10月19日)

2012年11月04日 | 社会・政治・経済
平成24(2012)年10月19日(金)午前9時から、議員控室において【全員協議会】が開催された。
この日の案件は、
1.「増毛町農業基盤整備事業について」
これは、「増毛町における水田農業は高齢化・後継者不足が顕著だが、今後も地域の農業を維持する方策を検討するため、"増毛地区水田農業検討会"を設立し10年先を見通した方向性の検討を進めてきた。"農業の将来ビジョン"を策定し、"増毛町土地改良事業推進期成会"で検討を重ねた結果、42戸の取りまとめの上、道営土地改良事業の採択について申請が上がったので増毛町として支援する」というもの。
当町果樹農家に比べると稲作農家の落ち込みようは顕著で、土地改良事業の実施は遅過ぎたくらいであるが、良い方向に進んでほしい。
2.「有害鳥獣(シカ等)の処理対策について」
これは、「駆除された有害鳥獣(エゾシカ、ヒグマ、キツネ、アライグマ)の死骸を一般廃棄物最終処分場には埋立ず、名寄市の焼却施設を参考とした施設を建設する。設置場所は未定だが、設置・運営は留萌南部衛生組合が行う予定」というもの。
北海道では自衛隊に協力を依頼し大々的に駆除事業を実施する事例も出てきていることから有害鳥獣の焼却施設は必要であろう。
3.「暴力団排除条例の制定について」
国の対策強化を受けて道内51市町村が制定済み(平成24年10月16日現在)であり、条例制定は必要な措置である。
4.「道道増毛港線の整備要望について」
これは、「北海道遺産の指定を受けている"ふるさと歴史通り"周辺の観光客の流れを増毛港エリアまで拡大を図るため、臨海道路の歩道部分のグレードアップを港湾整備計画と併行して進めて行く予定。増毛駅からノールマリーナましけまでの区間をフットパスルートとして位置付け、整備を進める」というもの。
"ふるさと歴史通り"周辺の景観の統一は図っていかなくてはならないだろう。
と、以上の4件で、それぞれの担当課長等から資料の説明があった。
これらは12月の第4回定例議会までに詳細がさらに煮詰められ、議案として上程されてくることになる。

梅光軒の塩バターラーメン

2012年11月03日 | 美味しんぼ
梅光軒(旭川市)で【塩バターラーメン】(確か800円)を食べた。
真っ赤なカウンターやテーブルが昔ながらのラーメン屋さんぽくって良い。
麺は白い色が特徴的で、少し粉っぽく感じたかもしれない。
しかし、チャーシューはとても柔らかく、大きなシナチクは食べ応えがあって良かった。
(^_^)