今年になって【大東亜戦争 陸軍作戦記録画集】等の戦前の物と一緒に我が家で発見した雑誌『少年少女 譚海(たんかい)』(躍進六月号)。
タケカズ少年(仁左衛門父)がおそらく高校2年生の時に買った雑誌だろうと推測する。
いかにも古そうな表紙イラストだが、これは戦後の物で、いわゆるサンフランシスコ講和条約(1951年)締結前の物だからか(たぶん戦闘機のパイロットの)男の子はアメリカ軍をイメージさせる星のマークのヘルメットをかぶり、女の子は金髪である(航空自衛隊は1954年設立)。
本はB6版という小さめのサイズで、全392ページだった。
その392ページ目を見ると発行所は株式会社文京出版、昭和25(1950)年5月25日印刷、6月1日発行となっており、なんとも勇ましい表紙の絵は(目次に)小松崎茂「大空をゆく」というタイトルが書かれていた。
また、裏表紙の"定価八十円"と書かれている左隣には幾らか小さめの文字で"地方売価八十三円"とも書かれており、流通の末端に位置した増毛町や留萌市など、北海道あるいは日本全国の田舎の町では割高な価格で購入するしかなかったのだろうと推測したが、ただ、実際にこの"地方売価"で取引されていた範囲がどういった地域だったのかは定かではない。
さて、この本が発売された昭和25(1950)年頃の日本の物価について、『戦後値段史年表/週間朝日編』(2006年/朝日文庫)で調べてみると、
●サイダー・・・昭和24(1949)年・・・53円
●コーヒー・・・昭和25(1950)年・・・30円
●岩波文庫・・・昭和25(1950)年・・・30円
●理髪料金・・・昭和25(1950)年・・・60円
●クレヨン・・・昭和26(1951)年・・・50円(国産12色)
●週間朝日・・・昭和26(1951)年・・・25円(5月号)
等と書かれていた。
定価80円のこの雑誌は、特別に安い物というわけではなかったようだ。
AGF マキシム レギュラーコーヒー ドリップパック ちょっと贅沢な珈琲店 豊かなコクのスペシャルブレンド 100P
AGF マキシムドリップパック ちょっと贅沢な珈琲店 モカブレンド 100杯
AGF マキシム レギュラーコーヒー ドリップパック ちょっと贅沢な珈琲店 爽やかな味わいのキリマンジャロブレンド 100P
タケカズ少年(仁左衛門父)がおそらく高校2年生の時に買った雑誌だろうと推測する。
いかにも古そうな表紙イラストだが、これは戦後の物で、いわゆるサンフランシスコ講和条約(1951年)締結前の物だからか(たぶん戦闘機のパイロットの)男の子はアメリカ軍をイメージさせる星のマークのヘルメットをかぶり、女の子は金髪である(航空自衛隊は1954年設立)。
本はB6版という小さめのサイズで、全392ページだった。
その392ページ目を見ると発行所は株式会社文京出版、昭和25(1950)年5月25日印刷、6月1日発行となっており、なんとも勇ましい表紙の絵は(目次に)小松崎茂「大空をゆく」というタイトルが書かれていた。
また、裏表紙の"定価八十円"と書かれている左隣には幾らか小さめの文字で"地方売価八十三円"とも書かれており、流通の末端に位置した増毛町や留萌市など、北海道あるいは日本全国の田舎の町では割高な価格で購入するしかなかったのだろうと推測したが、ただ、実際にこの"地方売価"で取引されていた範囲がどういった地域だったのかは定かではない。
さて、この本が発売された昭和25(1950)年頃の日本の物価について、『戦後値段史年表/週間朝日編』(2006年/朝日文庫)で調べてみると、
●サイダー・・・昭和24(1949)年・・・53円
●コーヒー・・・昭和25(1950)年・・・30円
●岩波文庫・・・昭和25(1950)年・・・30円
●理髪料金・・・昭和25(1950)年・・・60円
●クレヨン・・・昭和26(1951)年・・・50円(国産12色)
●週間朝日・・・昭和26(1951)年・・・25円(5月号)
等と書かれていた。
定価80円のこの雑誌は、特別に安い物というわけではなかったようだ。
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