6月は雨の日も多く湿りがちですが
ヨサコイ祭りや北海道神宮祭
そしてサッカーワールドカップロシア大会と
イベントも盛り沢山ですので、
皆さま元気出して活動していきましょう。
さて、今回の昼の部学習テーマは「豊かな表情」です。
これまでも聾唖者とのコミュニケーションには
顔の表情や口の動き、身振りがとても大事であると教えていただいておりました。
今日は更にコミュニケーション力アップを目的に
「豊かな表情」にチャレンジです。
っというわけで早速AさんとBさんの会話を、
前に出て表情豊かに表現してみるのですが、
ここで条件が一つ何と
「表現方法は手話を使わず表情だけ」なのです~(;’∀’)
(写真のA,Bの会話を参照にしてください)
我々はどうしても手話表現に気持ちが集中してしまい、
表情がおろそかになりがちです。
今日は、会話の中のAさんとBさんの気持ちになり切り、
手話は使わずに顔や体を使って豊かに表現してみようっという
(筆者想定外の)チャレンジです。
無茶振りか~とも思いますが、
これも表現力アップための愛、
あれも愛、たぶん愛、きっと愛♬
と思い直し、目を大きく見開いたり見上げたり
口をすぼめたり開けたり、首を傾げたり、肩を上下したり
眉間や鼻までも活用して皆孤軍奮闘です。
恥ずかしい気持ちがあると相手に何も伝わりません。
表情豊かにこれもあり、あれもあり、たぶんあり、きっとありで、
チャレンジしてみました。
A「久しぶりの休みなのに」・・
表情から楽しみにしていた嬉しい休みなのか、
疲れが溜まって末の休みなのか分かりますし
B「駅前の新しいカフェが出来たけど行った?」・・
表情からただの情報提供なのか一緒に行きたい気持ちがあるのかが分かります。
そして、だいぶ表情筋が緩んできたところで
皆で手話での会話を確認しました。
この時も、日本語そのままではなく状況を想像し
「表情豊かに簡潔に」を心掛けます。
参加して下さったろう者から文末に口形で「ぱ」や「ぽ」を付けた
簡潔な表現も教えてもらいました。
聾唖者とのコミュケーションに表情が大きなウエイトを持つことを
体感しましたが、なかなか表情を豊かにするのは難しいかったです。
まずは自分の顔ははっきり相手に見えるように、
そして感じ良く、口の動きもはっきりとを心がけていこうと思います。
クレア