サンデー×ミスプロの「黄金配合」(3)~ソングオブウインドの母系にもヒッティングアウェーがあった

2011-03-03 01:30:59 | 配合論

サンデー×ミスプロの配合は体質が柔らかく出るのが長所でも短所でもあり、柔らかすぎて少し非力だったり俊敏な動きができないこともままあるので、他の部分には力馬と硬いとか言われるようなパワーの血、なかでも米血パワーの源ともいえる「War AdmiralとLa Troienne」の組み合わせを入れると成功しやすい

というのが、私がよく言う「サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troienne」の黄金配合です

サイレンススズやゼンノロブロイやローズキングダムやザッツザプレンティやエイジアンウインズはBuckpasser経由で、ラインクラフトやコイウタはヒッティングアウェー経由で、ヴァーミリアンはSeattle Slew経由で「War AdmiralとLa Troienne」のパワーを引いていました

ソングオブウインドも父系がミスプロで母父がサンデーで、父の母母父がSeattle Slewで母母父がヒッティングアウェーですから(ラインクラフトと同牝系)Striking=Busher8・8×5となり、「サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troienne」の黄金配合

ライステラスの母ファンタスティコはハーツクライと同じビューパーダンスの牝系で、そこにWoodman直仔のスピードワールドを配してクロスがBusanda≒Striking5・6×5
自身はMr.Prospector4×4に、Striking=Busher≒Busanda6・9・9×6・6・7
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104574/

これはサンデー×ミスプロ的柔さとBusanda的硬さのバランスでいうとBusanda的な硬さのほうが優勢で、しかもFlower Bowl≒Your Host≒Determine(AlibhaiとMahmoud)やRibotのクロスもあるので、全体としても父より力馬っぽさを増した配合と言っていいでしょう

体型的にはわりとスピードワールド似というかマイラーっぽいんですが、パワーと粘りで走るタイプですから、阪神JFや京王杯のように長い直線で上がりが速いとあれが限界かなと…

未勝利勝ちもサフラン賞勝ちもゴール前のラップが12秒台で、そういうレースで渋いマイラーだと思いますね~

ちなみにソングオブウインド×スピードワールドという配合はもう一頭コットンフィールドも新馬勝ちしており、今のところ勝ち馬率は2の2の100%です

ミスプロのクロスを持つソングオブウインド産駒はこれまで中央で6頭が出走し、勝ち上がったのは母父スピードワールドの前記2頭だけですから、やはりミスプロをクロスするのならば、「War AdmiralとLa Troienne」もクロスするのがベターなのでしょうね~

サンデー×ミスプロの「黄金配合」(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/9d70c91ed229776c7aae8f2a49add3de
サンデー×ミスプロの「黄金配合」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/471c0074887d9871ede61db64d8d6323


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ディープインパクト×バブル牝系 | トップ | サンデー×ミスプロの「黄金配... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-03-05 13:04:53
ライステラスもコットンフィールドも同じ牧場、同じ馬主さんですね~
ソングオブウィンドに何か期待してるんですかね~
Unknown (MJ)
2011-03-05 20:16:47
なるほど、どっちもスピードファームさんの生産所有なんですね~

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

配合論」カテゴリの最新記事